2017年1月19日木曜日

【支那】スモッグ警報の中止が通達される

そら、毎日のように出さなければならないものなので、出す意味は無いよな。

中国政府、地方の気象当局にスモッグ警報の中止を通達

2017年01月18日 16:20 発信地:北京/中国
【1月18日 AFP】中国メディアの報道によると、同国政府は地方の気象当局に対し、スモッグ警報を出すことを中止するよう通達したという。
基準の引き上げとかそういうレベルじゃ無くて、通達の中止というのが凄いな。いや、禁止なんだろうか?



なお、日本の場合も、「光化学スモッグ注意報・予報・警報」が設定されているようで。
発令は地方自治体によって行われ、大気中含有率の1時間平均値(単位はppm)を使用する。東京都の場合0.100ppmで「予報」0.120ppmで「注意報」0.240ppmで「警報」が出される。0.400ppm以上で「重大警報或いは重大緊急警報」が発令されるのだとか。
この他にも、光化学スモッグに限らず、「硫黄酸化物」「一酸化炭素」「二酸化炭素」「浮遊粒子状物質」が大気汚染の注意報として出されるようだ。「光化学スモッグ」以外は、予報として聞いたことが無いんだけど、場合によっては交通規制を伴う措置が可能な様だから、それなりに警戒されているのだろうね。

では、支那はどうかというと、どうやら色で区分されている模様。
「青色」「黄色」「橙色」「赤色」の4色で4段階が区分されていて、日本大使館によれば、基準は以下のように定められている模様。
1) 赤色警報(1級):AQI(大気質指数)200以上(重度汚染)が4日持続し、かつ①300以上(厳重汚染)が2日持続,または②500以上(いわゆる「爆表」)が1日持続する場合。
(2) 橙色警報(2級):AQI200以上が3日持続し,かつ,300以上が1日以上持続する場合。
(3) 黄色警報(3級):AQI200以上が2日持続する場合。
(4) 青色警報(4級):AQI200以上が出現する場合。
(注)上記のAQIの数値は,日平均値です。AQI200以上の場合は,同一のPM2.5濃度に対し,米国基準,中国基準とも同じAQI値となります。
AQIは空気指数と呼ばれるもので、多くの国で採用されているようだ。AQI100を超えると敏感なグループに影響が生じるといった分け方らしい。AQI100だと日本の注意報から警報の間くらいの水準になるみたいなんだけど、詳しい事はよく分からなかった。



なお、支那でもアメリカの基準を採用していてAQIは6段階で示すらしいのだが、上の「赤色警報」などは警報の出る水準なので、少々話が異なる。AQI200で「赤:健康に良くない」というカテゴリーになるが、このAQI200が何日続くかが「赤色警報」などの色つき警報の基準になっているらしい。
例えば、大気の状況が「赤:健康の良くない」となった場合には「青色警報」が出され、これが2日持続すれば「黄色警報」3日持続し、かつAQI300が1日持続する場合に「橙色警報」というわけだ。「赤色警報」はAQI200が4日持続し、かつAQI300が2日以上持続、またはAQI500(アメリカだと基準を振り切った状態)が1日持続する場合なんだそうで。
pm25
この図は、リアルタイムでPM2.5の情報を示すサイトの今の状況だが、ずっとこの状況が続きますよと言う話なのだ。
それにしたって「赤色警報」の基準が厳しすぎると思わないか?
そして、そんな厳しい「赤色警報」が出っぱなしと言うのだから、AQIで分類するまでも無い状況なのだろう。

で、支那共産党は、「もうそれは出すな」と指導したらしい。
中国では深刻な大気汚染に国民の不満が高まっており、スモッグ警報の中止は政府による情報の隠蔽(いんぺい)だとの疑念を呼んでいる。
情報隠蔽だという批判が出るのは無理からぬ事だが……、ずっと出っぱなしなのだから、情報を出す意味が無いような気もするよ。
 中国版ツイッター(Twitter)の「新浪微博(Sina Weibo)」に投稿された通達の画像によると、中国気象局は17日、地方の支局に対し「スモッグ警報を出すことを即刻中止」するよう通知している。ただ、視界範囲が10キロ以下になる「濃霧」についての警報は出すことができるという。
「スモッグ警報」などは「濃霧」とは異なり、大気汚染を含んだ霧が出ていることを示す。だが、常に大気汚染の脅威に晒されている支那にとっては、濃霧が出ていれば命の危険に晒されているのと同義であろう。

なお、こうした措置に対して、当局はこんなコメントを。
 中国気象局の担当者がニュースサイト「澎湃(The Paper)」に語ったところによると、今回の通達は「スモッグに関する情報について(地方の)気象当局と環境保護当局でしばしば意見が異なるため」に出されたという。またスモッグに関する情報をどこが、どのように発表するか協議するための「共同による警報手順」について、案が練られているという。
 澎湃によると、今後は一当局によってスモッグ警報が発表されるという。
当局によれば、「地方が出す予報は信用できないから、当局で出すよ」と、そういう事らしい。



そういえば、北京だけ頑なに「橙色警報」を守り続けているらしいので、確かに基準が違うのだろう。

それを北京基準に合わせるというのだから、多分、劇的に環境が改善されると思うよ!数値の上だけでだが。

この話、確かに地方気象台の情報精度が甘いという問題があるのは事実で、日本だってそうした傾向にある。が、一方で中央の情報精度が高いということが保証される話でも無いだろう。
何しろ、支那は広い。大気汚染情報だけだとは言え、何百キロも離れた土地の大気の状況を調べるには、やはり地方気象台のデータを使う必要がある。その解釈の仕方次第というのだが、統一基準が出ているのだから、何も中央当局だけに任せる必要は無い訳で。
だとすると、情報の握りつぶしが疑われるのも無理からぬ事である。



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