2017年1月30日月曜日

トランプ旋風と日本

週末にかけてトランプニュースが吹き荒れた印象だな。

米の空港にデモ隊2000人 「トランプにノーを」「(米国は)移民の国だ」 入国拒否に抗議 

2017.1.29 22:26
 トランプ米大統領の大統領令署名により、入国を拒否されるイスラム圏からの移民や難民が相次ぎ、米国内の国際空港は大きな混乱に陥った。
 「トランプにノーを」「(米国は)移民の国だ」

アメリカ各地でデモが行われているみたいなニュースがあったが、僕はこれが理解できない。いや、政策に反対するのは良いと思うんだけど、自分たちが選んだ大統領だろう?入国拒否をされた人々が文句を言う方はともかく、アメリカ国内で有権者がデモをやっている様子はどうにも僕の腑に落ちない。

トランプ氏の政策の中での目玉は2つあると思う。

1つは、「移民政策」であり、もう1つは「アメリカンファースト」だ。
 
デモの多くは移民政策に反対しているもののようだが……、しかし、アメリカが幾ら移民の国だとは言っても、無制限に難民などを受け入れるなんて事はできない。
大規模デモはシカゴやサンフランシスコ、ダラスなどの空港でも行われた。また、海外では難民らが米国行きの航空機への搭乗を拒否される事態も発生。米国の大学で学ぶ一時帰国中の留学生らも足止めを食らっており、米グーグル社は、国外にいる社員に速やかな帰国を呼びかけた。
移民や難民の一部は、まともに職に就かないでスラムに吹き溜まる。これがテロの温床になる。この現象は全世界共通だ。

トランプ氏「強力な国境管理必要」「欧州で起きていることを見るがいい。ひどいありさまだ!」 入国禁止を正当化 

2017.1.29 23:30
トランプ米大統領は29日朝、ツイッターで「われわれの国家は強力な国境管理と厳格な入国審査を必要としている。今がそのときだ」と書き込み、難民受け入れ凍結やイスラム圏7カ国からの入国禁止を決めた大統領令は正しい措置だと強調した。
 トランプ氏は「欧州で、そして世界中で起きていることを見るがいい。ひどいありさまだ!」と主張。大統領令に国際的な批判が高まっていることを念頭に、欧州などはテロを阻止できていないと反論した。

そして、トランプ氏の言い分は正しい。
移民問題は「人権」の一言で片付けられるような話でも無い。

日本としては、「アメリカンファースト」の方が問題だ。

安倍首相「トランプ時代の幕開け、強烈に…」 電話会談

2017年1月29日01時22分
安倍晋三首相とトランプ米大統領は28日深夜(米東部時間28日朝)、トランプ氏の就任後、初めての電話会談を行った。
幸いにも安倍氏はトランプ氏との関係構築に順調のようだ。
……まあ、少なくともそのように報道されているし、就任前にトランプタワーに招待されたのは安倍氏だけである事を考えても、悪い関係であるとは言い難いだろう。
ただ、それと、アメリカンファーストの方針が合致するかというとそうでも無いわけで。
 電話会談は午後11時過ぎから約40分間行われ、菅義偉官房長官が同席した。首相は会談後、首相官邸で記者団に「経済や安全保障の課題などにおいて、日米同盟の重要性について確認した。2月10日の首脳会談では経済、安全保障全般において率直な、有意義な意見交換をしたい」と語った。
安全保障全般に関する方針についても、今までの流れで問題無さそうではある。
 両首脳は両国の経済関係の重要性を確認。首相は、トランプ氏が日本の自動車貿易を批判していることなどを踏まえ、日本企業の米国経済への貢献などについて理解を求めた。一方、環太平洋経済連携協定(TPP)や日米の自由貿易協定(FTA)について具体的には踏み込まず、来月の首脳会談で本格的な議論を交わすことにしたという。
しかし、TPPに関しては既に絶望的だ。
少なくともトランプ氏はTPPに関しては破棄する方向性で動くと考えられる。ただし、TPPの規定には発行前に離脱する手続きなどは存在せず、発行後に離脱という形を採るか、自然消滅の流れとなるのでは無いかと考えられる。



そして、TPPではなくFTAでの仕切り直しを迫られる可能性が高いだろう。

トランプの日本車叩きどうする? 安倍総理とトヨタ社長が緊急協議

2017/1/28
マスコミ各社は情報を全く掴んでいないが、安倍晋三首相は2月3日夜、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急内の日本料理店「水簾」でトヨタ自動車の豊田章男社長と会食する――。
異例なことだが、菅義偉官房長官も同席する。安倍首相は2月10日、この間、度重なる「日本車叩き」を展開しているドナルド・トランプ米大統領と会談するため、その前に「標的」にされているトヨタ自動車の豊田社長と協議しておく必要があるとの判断からセットされたものだ。

日本最大手の自動車メーカー、トヨタ自動車も、アメリカの方針次第では色々と経営的に打撃を受ける可能性が高い。
トランプ氏はアメリカの雇用創出という形であれば、受け入れてはくれるようだが、しかし、アメリカの自動車メーカーの不利になる様な選択肢を採らないと思われる。



トランプ氏は、選挙期間中に口にした殆どのことを実現に向けて動き出すと宣言しており、事実、TPP離脱に関する大統領令に署名している。

これがどんな手法で行われるか?と言うことも含めて、世界が振り回されることになりそうだ。日本も慎重な対応を迫られるだろう。

色々な意味で、注目度の高い大統領がアメリカ大統領として就任したものである。



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2 件のコメント :

  1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652017年1月30日 9:53

    >自分たちが選んだ大統領だろう?
    不法移民に選挙権があるんですかね?...

    日米欧の三極で同じ構図が起きてます。「似非リベラル」などの連中が「ポリコレ棒」を振り回すという流れですね

    返信削除
  2. ああ、そうですね。
    記事の構成的に移民がトランプ氏を選んだのだろう?という意味に採れてしまいますね。
    修正しておきます。

    返信削除

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