2017年1月19日木曜日

新発見!と喜ぶ韓国紙、日本軍の慰安所関与について

うん、その話は別に「新たにわかった事」じゃないよ。

「日本軍が慰安婦を直接操作」... 証拠文書また発見

送稿時間| 2017/01/18 14:48
(釜山=連合ニュース)チャグンホ記者=慰安婦を日本軍ではなく、民間で運営したという日本政府の主張に反論することができる日本軍の秘密文書が発見された。
折角だから読んでみよう。



えーと、何々?
陣中日誌
陣中日誌、……って、これタダの日報じゃねーか!!!
確かに、容態部分に印鑑が押されており、陣中日誌については陣中用務令(1924年)で作成が命じられているため、これが公式の書類と言われれば、まあ、扱いとしては公式なのだろうけれど、軍令そのものでも無いしなぁ……。

当然、現地の軍事作戦の内容が記載されるため、軍事機密という扱いになるものではあるのだろうが、うーん。それは秘密文書というレベルの話かというと、ちょっと。少なくとも今は秘密文書の扱いでは無いよね。
キム所長は、日本防衛省の文書室に保管されていたが日誌を最近日本の学者を介して取得した入手経路を明らかにした。
日本人の学者には公開されたんだよね、つまりそれは秘密文書でも何でも無いような……。

まあいいや、中身を読もう。
中身
うはぁ、読みにくい。チェックが入っている部分は「兵站に於いて指定せる慰安所の外、私娼家屋に立ち入りを厳禁す」と読めるね。
「慰安所に出入りする兵士は通行証を持った者だけを出入りさせ、通行証がない者は巡察して通報すること」というも文句が書かれている。
この部分に関しては確認できないが。

確かに、「娼館に行くな、指定の慰安所に行け」とある。あるが……、慰安所を作った目的からすれば、当たり前であろう。
だって、前線の士気を保ち、軍規の乱れを防止すると共に、性病などの蔓延などを防ぐ目的から、慰安所を作って軍医を派遣したりしてその品質を保ったなんて話は、既に開示されている通りである。パトロールをしろというのも、尤もな話。

大体日本側としても、慰安所の運営に軍が関わっていたことそのものは否定していない。ただ、慰安所の経営は現地人(民間)に任せていたのも事実として認定されていたと思うが……。



ニュースでは韓国の文化研究所の所長が何か持論を展開しているようだが……、少々無理があるねぇ。
キム所長はこの日誌の内容が慰安婦を民間で運営したという、これまでの日本政府の主張に真っ向から反論していると説明した。
だって、民間で運営していることを日本側も否定していないし、この文章からは軍が直営していたということを読み取ることは不可能だ。
或いは、探せば直営の所もあったかも知れないが、インドネシアか何処かで直営の店は摘発され処分されていた記録があって、何処かで読んだぞ。白馬事件も、そうだね。
キム所長は「民間で運営する「売春街」と慰安所を明確に区分しており、慰安所の出入りを軍が通行証を使用して管理しており、慰安所を民間が運営したということは、嘘であることが明らかになった」と主張した。
民間で運営する「売春街」と慰安所が分かれているのは、ある意味当然で、旧日本軍は市街地で兵士に問題を起こされるくらいならば、慰安所に行ってくれと、そういう風な理由で命令を出しているに過ぎない。
慰安所の出入りを軍が管理しているくらいで、軍の直轄だとか民間業者の運営が否定される話では無いと思うんだが……、違うのか?



そもそもこの部分。
日本は昨年1月、国連に提出した報告で「第2次世界大戦当時、日本軍慰安婦の自己調査を行ったが、どの書類も日本軍と官憲によって慰安婦が強制連行されたという証拠は見つからなかった」と主張している。
これは軍の強制連行の話。
しかし、紹介されている記事の何処を見ても、軍の強制性の話は欠片も出てきていない。一体何の話をしているんだ?この所長は。

さっぱり訳が分からない。



何というか、韓国側の研究者が「決定的証拠だ」といって探し出してくるものが尽く空振りする気がする。

以前もこの手のネタをこのブログで紹介した。
こうした歴史ものの資料が出てくると、韓国側の研究者の分析力が著しく落ちる気がする。尤も、前回の記事は、教授が別の事実を示す資料だとして発表したものを、韓国のメディアが都合良く解釈しちゃった話だったと思う。

まあ、良いんだけどさ。



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