2017年1月12日木曜日

支那「今年度のGDP成長率は6.7%アル!」

まじで!?よかったじゃないか!

中国の2016年GDP成長率、6.7%前後の見通し

(10日17:05)
 中国の2016年のGDP(国内総生産)の成長率が、6.7%前後となる見通しであることがわかりました。
だれだ?シナけいざいがほうかいすんぜんなんていったやつわ!(棒


さて、このブログでは「支那経済はピンチ!」と、その様に言及してきた。
幾つかの客観的なデータに基づいた話なので、支那政府がこんな楽観的な観測を出すとは予想外であった。

まずは、支那経済の指標として報告されるGDP成長率の推移を見てみよう!


2015年
こちらの表は2015年までのデータだ。

素晴らしい低下ぶりだ!

 

だが、この数字の何処を信用して良いかは、正直僕にも判断が付かない。こういった傾向がある、というその程度のグラフでしかないという話もある。そもそも支那のGDP成長率の発表はその規模に比べて実に迅速で、そしてまず訂正が無い。まるで事前に用意されていたかの如くに迅速にミス無く発表されるのだ。


まあ、それはさておき。2015年頃までは、支那のGDP成長率7%を切ると雇用の安定性を欠く状況になると言われていた。

 

ここで、主要国のGDPの推移を見てみよう。

gn-20170101-18

先進国のGPDはアメリカを除いて実に平坦だが、支那は驚異的な伸び率を示している。

そして、基軸通貨を保有しているが故にイカサマレベルのアメリカを追い抜くような成長率を示すのが支那経済だというのだから、その凄さは分かるだろう。

 

ただ、ここで注意しなければならないのは、他の先進国がGDP算出にあたって支出法を採用している一方で、支那は生産法を主に採用している。早い話が、算出方法が異なるのだ。

加えて、支那国内では貧富の差が非常に激しく、地方で貨幣価値に大きな差がある。

中国都市部、貧富格差242倍 北京大調査

2013/8/3付

 【北京=共同】中国都市部の最富裕層(上位5%)と最貧困層(下位5%)の世帯年収を比較したところ242倍もの格差が存在し、格差の幅も急速に拡大していることが3日、北京大学の調査で判明した。

ちょっと前の記事だが、ここまで貧富の差が激しく地方格差があると、地方と中央で同じスケールを用いた算出方法が果たしてあてになるのか甚だ疑問だ。


まあ、そういう部分、支那のGDPの値を国際社会が信用していないという事実を差し引いても、2015年に支那のGDP成長率が6.9%であったという発表は驚きをもって迎えられた。注目されたのは、7%の成長目標に対して発表された結果が6.9%だったという点だ。

支那は「目標を達成できなかったというメッセージ」を発したのだと受け取られたのだ。

流石に支那の主導部も「今のままでは無理がある」と判断したのだろう。で、2016年度には、経済の構造改革を断行して、ゾンビ企業を潰すと宣言され、GDP成長率の目標も低めに設定された。「痛みを伴う改革」が叫ばれたのである。

 中国で経済政策などを担当する国家発展改革委員会の徐紹史主任は、10日、記者会見でこのように述べ、中国の2016年のGDP成長率が6.7%前後になるとの見通しを示しました。2015年のGDP成長率6.9%からは0.2ポイント減りますが、政府の目標である「6.5%から7.0%」は達成されたとみられます。

目標値としては6.5%~7.0%。

 

その結果、中間報告ではあるが目標の下限である6.5%を0.2ポイントも上回った数字が報告されたわけだ。

国家発展改革委員会の徐主任は、「おととしの年末から去年初めにかけて中国経済が急激に落ち込むと予想した専門家がいたが、1年を経て誤りだったことが証明された」と話し、中国経済は「安定を維持している」と強調しました。
支那経済は安定している!と、声を大にして言っているわけだ。



しかし、こんなニュースもあった。

中国経済成長率、実際は公式統計の半分以下か 英調査会社が試算

Markets | 2015年 08月 7日 14:36 JST
[ロンドン 6日 ロイター] - 中国の経済成長率は実際どの程度なのか──。こんな疑問を抱くアナリストらが試算したところ、中国国内総生産(GDP)伸び率は公式統計の半分、もしくはさらに低い水準であるかもしれないことが分かった。
イギリスと支那との関係は前からかなり近かったが、しかし2015年頃には色々と冷え込むような事情もあった。
そうした中で出されたイギリスの民間会社のでポートであるだけに、ある程度は差し引いて考える必要はあるだろう。
ロンドンに拠点を構える独立系調査会社ファゾム・コンサルティングのエリック・ブリトン氏は「中国の公式統計はファンタジーだと考えており、真実に近いということもない」と話す。
同社は昨年、公式GDPの予想を公表するのをやめ、実際の成長率とみなす数値を公表することを決めた。それによると、今年の中国成長率は2.8%、2016年はわずか1.0%にとどまると予想している。

しかし、それでもGDP成長率が1%に留まるだろうという発表は、悪意はないにせよ現状にかなり近い可能性はある。



さて、では、支那経済は本当のところはどうなのか?

正直に言うとハッキリしたことは分からないのだが、2016年度に入って持ち直した感があるのは事実である。

これは、電力消費の傾向からある程度判断できる。

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これだけ見てもそれ程参考にはならないが、内需はそれなりに縮んでいるのに電力消費量は増えていると言うことは、それなりのニーズがあるからだと理解できる。

そして、支那GDPの下支えをしているのは住宅価格であろう。

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バブルそのものだ!と思わなくも無いが、価格が上がって販売数が増えれば、そりゃGDPにも影響は出るというもの。


こうした中央部での経済政策によって、GDP成長率は演出されている可能性はあるが……、それも含めて経済が堅調と言えば、そうなのかも知れないね。

 

ただ、輸出も輸入も減ってきている事を考えると、やはり支那経済そのものが萎縮してきていることは疑い様が無いだろう。

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「世界の工場」揺らぐ…中国輸出、4カ月連続マイナス 人民元安で資金流出懸念拡大

2016.8.8 20:58

 中国税関総署が8日発表した7月の貿易統計によると、ドルベースの輸出総額は1847億3300万ドル(約18兆8500億円)と前年同月比で4・4%減少し、4カ月連続で前年水準を下回った。

Xデイはいつになるんだろうね。



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3 件のコメント :

  1. 建設的な投稿としてご了承ください。
    鉄人4号さんがアジアニュースから拾ってますが、現地駐在員の肌感覚では、
    中国の景気は、そんなに悪くないようなんですね。外から冷やかしで見ていると
    いつ、崩壊するかの視点になってしまうんですが。
    http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/35534921.html

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます。

      支那の経済状況は外からは分からない、というのはキャノンのレポートにもあったように思います。よってご指摘は正しく、現地で理解するのは景気は持ち直しつつあると言う感覚であっても不思議は無いと思います。

      外から見てどうこう言う、というのもおかしな話ではありますが、支那は経済の源泉を民主主義では到底理解し得ないところから引っ張り出しているのかも知れませんね。

      そもそも経済構造が違うのですから、違うスケールで測ろうというのが無理というもの。

      ご紹介頂いたサイトにもあるように、同じスケールで測れる隣国が転覆寸前というのならば、そうした部分をすり潰しながら経済を回している、という可能性もありましょう。

      どうなることやら。

      削除
    2. 中国古来の「面子」と一党独裁の「無謬性」と計画経済の「悪循環」の3つが合わさり、収拾付かないですね。

      削除

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