【口蹄疫】韓国、封じ込め失敗して拡散中

あーあ。

[単独]1週間で輸入できるとした口蹄疫ワクチン、1月かかる

入力2017.02.14 03:02
政府が当初1週間以内に緊急輸入する説明したイギリスのメリアル社の「O + A型」口蹄疫ワクチンは、早くとも1ヶ月後に輸入されるものと見られる。
いつもの平常運転である。



さて、韓国の口蹄疫に関する情報は、農水省のサイトで比較的詳しく解説している。我が国としても死活問題だからだ。
0206
そして、これが2月6日時点での韓国での口蹄疫発生状況である。

忠清北道報恩日、新しい口蹄疫陽性確認3件。全国9件(2報)

入力2017.02.14 09:41 修正2017.02.14 09:47 コメント141件
(ソウル=聯合ニュース)4件の口蹄疫感染の判定が出てきた忠清北道報恩で、一日の間に口蹄疫の養成農場が3件追加で発見された。
更に、本日新しい情報が追加されて、3件追加で確認され、全体で9件になったとのこと。
発生箇所は忠清北道報恩とのことで、既に4件発生している場所である。順調に拡大しているようだ。



そして、残念なことに冒頭のニュースが報じるように、ワクチンは輸入が上手く行っていない。
政府が契約しているメリアル社韓国法人の関係者が13日、英国本社で既に他の国との契約がされている物量を韓国に回すことは困難な状況であると伝えた。事実上、一ヶ月近くA型口蹄疫の無防備状態につながる。
13日メリアル社韓国法人によると、この日の会社関係者2人が、フランスとイギリスに出国した。法人の関係者は、「他の国との契約されているワクチン物量を韓国が優先輸入することができるかどうかを再打診するためにフランス本社と英国の工場を直接交渉するだろう」と語った。
どうやら「1週間で緊急輸入出来る」というのは、韓国政府が脳内補完したホルホルソースによるものだったらしい。
何というか、相手の都合とか一切考えずに自分で予定を決める癖があるな。

……そういえばF-35Aも、「買う」と大々的に報道したものの、アメリカ議会から承認を得たという話はついぞ聞かない。
日本のF-35Aは完成して、アメリカで自衛隊員が訓練を始めたというニュースが出ていたが、どうなっているのやら。
多分、同じ事なのだろう。
都合の良い情報をつなぎ合わせて報道してしまって、実際に相手から確約がとれた話では無いのだ。



ニュースでもその点を非難しているが……、いつもの話だよね。
ワクチン空白状態が長期化しているが、政府はこれといった対策を打ち出せずにいる。防疫当局は6日に漣川郡地域でA型ウイルスの発生を確認すると、O + A型ワクチン量160万匹分を早期輸入する計画を立てた。しかし、本紙の取材結果(2月13日付1面)防疫当局がその間にしたことはメリアル社韓国支社を促したことが全てだった。
これによって、ワクチンの投入は難しくなった。
が、既に口蹄疫が発生した地区での封じ込めも、かなり微妙な感じである。
2月6日に発生している井邑市での1件(O型)と、漣川郡での1件(A型)はその後の続報が無いようだ。ここでの封じ込めは何とか機能している様だ。
だが、報恩郡ではこんな感じ。
  • 2月5日 1件(O型)
  • 2月9日 1件(O型)
  • 2月11日 1件(O型)
  • 2月12日 1件(O型)
  • 2月13日 3件(O型)
ああ、拡散している……。

鳥インフルに続き口蹄疫が発生 韓国全土8日0時まで牛など移動停止に

2017年2月6日(月)23時30分
韓国中央部の忠清北道の農場で5日、結成型O型の口蹄疫感染が確認され、さらに100キロ以上離れた全羅北道でも口蹄疫感染の疑いが申請された。韓国の聯合ニュースによると、韓国農林畜産食品部は即座に忠清北道の感染が発生した農場の乳牛195頭を殺処分し、半径3キロ以内で口蹄疫に感染する恐れのある家畜を飼育する酪農家99軒1万頭に以降制限を出した。また口蹄疫感染の疑いが出ている全羅北道も含めて、牛・豚など生きているすべての偶蹄類の家畜の搬出が7日間禁止された。
移動禁止処分が2月6日に出ていたが、30時間だけ足止めをしただけである。9日には新たな口蹄疫が見つかっているので、この移動禁止が延長されても不思議は無かったのだが……、実のところそんな話は聞かない。
いたずらに混乱させただけの足止めで、口蹄疫は蔓延しているというのが実情のようだ。



何しろ、口蹄疫は空気感染で拡散するのだから質が悪い。
しかし、ワクチン接種も口蹄疫を防ぐには不十分だった。ワクチンを義務化したが、2014年12月から2015年4月まで147日間185件、昨年は21件の口蹄疫が発生した。今年も忠清北道報恩(ボウン)、全羅北道井邑(チョンウプ)、京畿道漣川(ヨンチョン)で相次いで口蹄疫が発生し、拡散の兆しを見せている。今まで牛825頭が殺処分された。今回は2つのタイプのウイルスが初めて同時発生し、防疫にも困難を極めている。口蹄疫は、鳥インフルエンザとは異なり、空気感染で広がる。100キロメートル以上離れた忠清北道報恩と全羅北道井邑の口蹄疫ウイルスが同じ類型であることが明らかになったことを受け、農林部は「全国各地にウイルスが広まっているようだ」と説明した。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/26491.html
韓国政府は17年間で3000億円ほど無駄にしたと記事は言及しているが、その内訳は殺処分補償費や所得安定などを目的に投入されたお金とある。日本では2010年に発生した赤松口蹄疫事件で畜産関連の損失が1400億円、関連損失を950億円と見積もっている。被害額と対策費は異なるので単純に比較はできないのだが、韓国の場合は被害頭数に比べて明らかに額が少ない。
  • 日本2010年赤松口蹄疫 被害頭数29万7808頭 損失合計約2350億円
  • 韓国17年の口蹄疫被害 被害頭数390万5千頭 損失合計約3320億円
実際の被害金額というわけではなく、あくまで報道された内容を単純に足した額なので、実情を比較しているわけではない。が、それを考慮してもあまりに規模が違いすぎる。
被害規模は10倍でも額は同じって、日本と韓国の物価はさほど違わないことを考えると、どうにも辻褄が合わない。

対策費をケチっているからこういうことになるのでは無いか?という懸念は払拭できないな。

韓国で疫病の拡大が深刻化、口蹄疫警報を最高レベルに引上げ―中国メディア

配信日時:2017年2月11日(土) 14時30分
韓国農林畜産部は9日、口蹄疫拡大の警報レベルを最高の「深刻」レベルに引き上げたと発表、全国の偶蹄類家畜市場を一時閉鎖することを明らかにした。新華社が伝えた。
9日には警報レベルを最高まで引き上げたらしいが、あまり効果は上がっていない模様。
その理由は鳥インフルエンザの話から伺い知ることが出来る。

韓国各地で鳥インフル猛威 首都では移動制限できず“野放し” 口蹄疫も…

2017.2.6 15:29
 鳥インフルエンザが一向に収まらない韓国で、埋却処分すべきだった鶏が食品として流通していた事実が明らかになり問題となっている。
埋め立て処分したはずの鶏肉が、10万匹分出荷されていたというのである。
更に、3年前の鶏ミイラも出てくる騒ぎに。
 韓国ではウイルスに感染した家禽を埋却処分する場合、かつては穴を掘って埋めていた。ところが京畿道利川市の埋設地から、汚染された水が農地へ漏れ出すなどのトラブルが発生。同地は首都ソウルの水源のひとつであることから問題となった。
 そこで2014年から、汚染水が漏れないタンク方式に変更。安楽死させた鶏を、砂利や微生物とともにFRPタンクに入れるのだが、一緒に消毒用の石灰も入れていた。
タンクに入れた鶏の死骸が腐らずに出てきたと言うのだからビックリである。いや、驚くには値しないか。何しろ、タンクの中で微生物が分解できずにそのままの状態が維持されたと、それだけの事だから。



今回、この問題のポリタンクを開封した理由は、多分新たな鶏の死骸を中に詰め込もうとしたからだと思われる。
たいして検証もせずに新たな方式を導入して失敗するのは韓国のお家芸とも言えるが、これに巻き込まれる可能性のある日本はたまったものではない。

さて、今回の件について何が言いたいかというと2つだ。
1つは、封じ込め失敗で韓国国内で絶賛口蹄疫拡大中だと言うこと。
これは、A型とO型という2種類の口蹄疫が発生したことも、そのリスクの高さを物語っているが、そもそもワクチンで対策しようとしたら、ワクチンが足りないという事態を招いていることそのものが問題だと思っている。
つまり、ワクチンで対策するから、他の対策は考えない、という韓国特有の思考回路が働き、現実的には導入できなくて拡散に拍車をかける可能性がある訳だ。
残念ながら冬季は空気が乾燥していて、口蹄疫は拡散し易い。封じ込めはかなり困難と言わざるを得ない。

もう1つは、多数の家畜の死骸を処理する方法が、未だに未熟だという点だ。つまり、これの意味するところは二次災害を引き起こしかねないという事である。前回の大騒ぎの際には、水道から血が出るという事態まで引き起こしたという。水源地に処分した家畜の血が紛れ込んだからだ。
政府が適切な場所を買い取って、埋設を適切に行う、なんてことは、投入される金額を考えてもまず行われないと思って良いだろう。つまり、今回も騒ぎになるレベルで問題が起きうると言うことなのだ。



多分、農林水産省は各農家に通達を出すのだろうが、僕としては外務省などと連携をとって、或いは財務省なども巻き込んで、韓国からの輸入品や旅行者などを徹底的にチェックする体制を整えるべきだろう。

ビザもこの際、一時的に復活したらどうだろう?
ノービザ制度は、何も良い結果を産まなかったでは無いか。


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コメント

  1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652017年2月15日 6:08

    韓国の口蹄疫には、こんな記事もありました。

    ソース)WoWKorea「口蹄疫の流行16年で8回 ワクチン頼みで消毒手薄に=韓国」
    >ワクチン接種は、口蹄疫の流行を防ぐため防疫当局が2010年12月
    >に打ち出した対策だったが、むしろそれ以前よりも口蹄疫の発生頻度が
    >高くなっている。
    (中略)
    >国際獣疫事務局(OIE)の基準通りとはいうものの、全体の飼育頭数
    >に関係なく1農家当たり牛1頭だけを標本検査し、抗体の形成率を算出
    >するというおざなりなやり方が惨事を広げたとの指摘だ。
    (中略)
    >畜産農家に接種を全面的に委ね、接種記録などの管理をきちんとしてい
    >なかったことも明らかになっている。畜産農家は、当局が接種方法も
    >きちんと教えてくれなかったと主張している。

    標本検査もランダムに抜き出してるのか疑問ですね。
    一頭だけワクチン接種している可能性も...

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    返信
    1. 韓国政府の「対策」がずさんという流れの記事ですな。
      その手の話は、あちらの国でも色々報道されているようで。

      韓国の畜産農家にとって、行政の指導に真面目に対応するよりも、如何に自分が得をするかを追求することの方が大切でしょうから、むしろワクチン接種したかどうかすら怪しいですね。
      また、そのワクチンについて定着率が9割と、最初報じていたのに、実際には違ったという話も。

      まあ、当てにならないと言う事だけはハッキリしています。

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  2. 日本政府が韓国の人相手に何かするわけがない、絶対に何もしない。

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    1. そうですねぇ。
      ただ、安倍政権は韓国にそれ程甘いわけではありません。
      今後の対応に注目したいところですが、ご指摘の様に断固とした対応に望みが薄いのは事実でしょう。

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  3. > ……そういえばF-35Aも、「買う」と大々的に報道したものの、
    > アメリカ議会から承認を得たという話はついぞ聞かない。

    あの、ブログ2016年9月14日の記事に対し、2月7日に情報を入れた
    のですが……

    Yanto

    返信削除
    返信
    1. おお、気がつきませんでした。
      ブログのコメントお知らせ機能が有効になっていないのか、古い記事にコメントを頂くと気がつきにくいという(汗

      頂いた記事のリンクを読むと、LM社がアメリカからF-35(LRIP 10)を受注して、「外国の軍事販売の顧客では35機」とあり、ファクトシートに韓国向け6機と。

      アメリカ議会も承認したと言うことなのでしょうが、なかなか酔狂なことです。

      削除
  4. うーむ……久しぶりに再読して、やっぱり管理人さんは「理系頭」の持主と感心しました。分析が冷静なんだよな!

    家畜の病気に書くのはアレかも知れませんが………。
    私はパンデミックに遭遇した事があるのです。
    1990年代に仕事(広域ヤクザさんの出資するフロント企業。あ、私らは商売人で、麻薬とか銃の密輸とかしてませんのでヨロシク)で、インドに派遣されました。再検証会議で社長(誰もが知る広域暴力壇の若頭)がインドの映画産業(ボリウッドって言うのか?)の利権を手にして、スタジオ建設の利権に食い込んだ。
    で、出張させられ候補地に赴くと、いきなり軍隊に封鎖される。ペストが現地で蔓延してました(笑)
    当然、日本に本社とは断絶してる。
    私は自衛隊でリアリズムを叩き込まれてますもんで、上から目線の上司(ヤーさん)をとっとと見限り、マザー・テレサ系のカトリックの医療団体に参加しました。
    何故?
    確かにボランティアする病院は「感染源の塊」ですけれども、私は準看護師資格を持ってます。
    受けいれられれば、「医療スタッフ優先」で、ワクチン投与をして貰えるに違いない!
    上司(ペストが蔓延するマチで売春婦と寝ている奴)は「危ない!」と止めましたが、お前と一緒の方が危ない!
    なんせノミから血液感染する線ペストではなく、咳からエアロゾル感染する「肺ペスト」でしたから!
    感染源に近くとも、生き延びる可能性も病院の方が高いと算盤を叩きました。
    ワクチン投与を受けて、亡くなられた患者様を、不可触賎民のスタッフに同行して、航空用ガソリンて穴で燃やすのを監督する日々。
    人は空しい生き物で、燃やす死者の大半は下層の人々。封鎖されると途端に食糧に困り、体力を失って「ペスト感染か否かの前に死ぬ人」です。
    朝の病院開門前に、夜明け前からズラ~と並んでいるのですが、開門前に亡くなる。栄養失調で体力が無いから、検査する前に息を途絶える。
    どう観てもペストでなく、栄養失調でしたが。

    そういう現場にいると、「状況が解らない」ものなのですね(笑)
    戦争でも災害でも「現場」は解らないものなのです。海外メデイァのNewsを観て現場が判断する。
    それくらい「最前線」は混乱してます。
    フィリピンでアキノ嫁がラモス参謀長のクーデターに乗った時にJAIKAでマニラにいた先輩も言ってましたが、「現場では解らない」そうです。
    海外からのNewsでリアルタイムの情報をつかんでいたという(笑)
    争乱が起きた時には、そういうものです!
    だから災害やミサイルに遭遇した時には、通信手段とラジオは忘れずに!!
    混乱の現場では俯瞰した情報は手に入りません!
    噂よりも外部から俯瞰した情報の方が役立ちます!
    もちろん現場ならではの情報はあります!
    でも、そういうのは錯綜していて、かなり分析力のあるスタッフ幹部が存在しないと、糞の役にも立たないのです。現地で受け止めた意見を掬っていると、誤報も山盛です。
    事件は現場で起こっていますが、実は会議室で分析されるのです!
    目前の対応は現場の第一情報ですが、そこには俯瞰した目線がありません!
    双方を手にするのがサバイバルの基本であると思いました。基本は政府の指示する対応に従い、細部は限界をでの第一情報と付き合わせて判断する。
    悔しいけど欧米人それもアングロサクソン系は、こういうのに強いと思いましたね。

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    1. 再検証会議→債権者会議
      細部は限界での→現場での第一情報と

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    2. 再検証会議→債権者会議
      細部は限界での→現場での第一情報と

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    3. 管理人さんはかなり現場指揮官に向いている気がする。複数の情報を集めて、高速で判断して記事にする。
      外れもある。人ですから。
      しかし現場は巧遅より拙速です。分析はブレーンになる奴がいれば何とかなる。でも速さに分析が伴わないと万歳突撃になる!

      削除

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