2017年2月24日金曜日

マレーシア、北朝鮮の大使を追放を検討

マレーシアも大きく出てきたな。

大使追放、断交も検討か=北朝鮮に反発-マレーシア

 【クアラルンプール時事】ロイター通信は23日、マレーシア政府高官の話として、金正男氏殺害事件を受け、マレーシア政府が北朝鮮大使の追放や断交を検討していると報じた。(2017/02/23-21:59)

早々に断交もありそうだ。

そして、この流れは加速しそうな予感がする。


僕も知らなかったのでビックリしたが、マレーシアは北朝鮮と国交を持つ国だ。

2016年時点で北朝鮮と国交のある国は164カ国あるのだが、北朝鮮のみを国家承認しているのはキューバ、シリア、マケドニアの3カ国のみ。

国連加盟国192カ国のうち、26カ国は国交を断絶している。

日本を基準として考えていると、多くの国が北朝鮮を国家として認めていない様に思っていたのだが、寧ろ日本は少数派だというわけだ。KL-Skyline_Night_HDR

 

しかし、マレーシアの首都クアラルンプールで暗殺事件が起こされ、マレーシア警察が捜査を開始、これに対して北朝鮮が大きく反発していることで、両国の関係が悪化している。

 それによると、マレーシア政府は事件捜査をめぐる北朝鮮からの批判に反発。北朝鮮の康哲駐マレーシア大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」として国外追放することのほか、平壌にあるマレーシア大使館の閉鎖、ビザなし渡航の取りやめが選択肢として検討されている。
 北朝鮮からの批判がやまない場合には、すべての外交・通商の断絶もあり得るという。

既に、マレーシアの駐北朝鮮大使を帰国させており、大使館の閉鎖を検討している模様。


この問題は、金正男氏暗殺事件に端を発している。

捜査の流れからして、韓国の実行部隊が暗殺をしたという観測はデマの域を出なかったが、暗躍していた可能性は未だに否定できない状況である。

しかし、いずれにせよ主導権を握っていたのは北朝鮮であることはほぼ間違いが無い。

理由は簡単で、北朝鮮の外交官が暗殺に荷担していたことが明らかになっているからである。流石に韓国の支持で北朝鮮の外交官が動く事は無いだろうから、北朝鮮主導で暗殺が実行されたことは間違いなかろう。

 

そして、使われた毒物が特定できた様だ。

VX検出とマレーシア警察 毒殺確定 顔などに付着か

2017.2.24 10:27

 マレーシア警察のカリド・アブバカル長官は24日、北朝鮮の金正男氏殺害事件について、遺体から猛毒の神経剤VXが検出されたと発表した。顔に付着していたとみられ、毒殺だったことがほぼ確定した。警察はVXの出所などについて、逮捕した北朝鮮国籍の男や実行犯の女らをさらに追及する。

とんでもない毒物を使ったものである。日本ではオウム真理教が使ったとして(1994年に合成に成功、弁護士殺害などに使用している)有名になったシロモノだ。

これが事実ならば、確実な暗殺を狙ったかなり殺意の高い事件だったと言えよう。

 

現在は、化学兵器禁止条約(1997年発効)により製造・保有も禁じられている毒物である。

そして、これに未署名なのはエジプト、南スーダン、北朝鮮の3カ国。批准していないのがイスラエルと、実に少数である。


そして、VXガスをクリーム状にして金正男氏の顔に塗りつけたのが犯行の状況だと言われているが、この液体、呼吸器からだけでは無く皮膚からも吸収されて毒性を発揮する上、水で洗浄しただけでは取り除けず、化学洗浄が必要になり、物質として安定的なので長期間毒性を維持するなど、厄介極まりない。

 

実行犯として「悪戯目的でした~」はあまりにあり得ない。

いや、あり得るとすれば、既に実行犯にも影響が出ているはずである。だとすると、本当にVXガス(クリーム)を実行犯が使ったとは考えにくいんだが……。

 

金正男殺害:北朝鮮「事件は韓国の台本に基づく陰謀」

記事入力 : 2017/02/23 23:00

 北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件について、北朝鮮は事件発生から10日が過ぎた23日に初めて公式の反応を示し「今回の事件は南朝鮮(韓国)当局の台本に基づく陰謀の策動」と主張した。

と、思ったら北朝鮮はこんな主張を……。


もうこの話は一体何処へ行くのやら……。



ランキングへの応援クリックよろしく!
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ

6 件のコメント :

  1. 管理人さんに御礼がしたし。しかし教養が足らない。そこでノウハウ話で御返礼を!

    記事からして盗難アジアも怪しくなってきました。インドネシアあるから、支那の新疆にイスラム国が伝染して、ざまあまろ!とは言ってられない。インドネシアは世界最大のイスラム国であり、日本とは関係が深いので。
    祖父の弟が独立戦争に参加して英雄墓地に葬られているし、病院でインドネシア人看護士と働いた事があるので、日本に伝染する可能性は否定できません!
    そこで豆知識。

    ① ホテルの部屋の取り方!

    必ず二階か三階に部屋をとる。ダメならロビーから離れた一階の部屋にする。
    これは消防の梯段車は4階までしか届かないことがある。そしてテロリストが突入する時は、大抵は一階のロビー制圧を最初にするから。
    また、治安組織も派手に撃って突入してくるのは一階のロビー方面!
    (二階以上から来るのはコマンド部隊で乱射はしない)
    そして、非常口と階段室の吹き抜け部分の中間に部屋を取る。これは複数の逃走経路を確保する為と、テロリストは階段室から上へ侵入するので、簡単に拉致されてしまう確率が高いからです。

    ②爆弾テロに会ってしまったなら?

    体が動かせる状態ならば、他人を助けようなどと考えずに、とっとと逃げる事!
    体が負傷して動くのが難しいならば、遮蔽物(選び方は③に記する)に隠れる事!
    理由は、欧米や中東の本格的テロリストは、「第2打に主力を投入するから!」です。
    爆弾が破裂すると、レスキューやら報道が集まりますね?テロリストはそれを狙う!
    つまり二激目が本命です。最大の火力を投入して来るので、逃げるか。叶わぬならば遮蔽物に隠れるべき。

    ③遮蔽物は密度が高い、硬くて、重い物を選ぶ。
    これは防弾性が高いから。
    コンクリ、硬くて厚い木材、スチール、花崗岩などの材質を選ぶ。
    これらは密度が高く重量があるので、防弾性能に優れてます。
    姿を隠せても石膏ボードにモルタルを塗った壁などは、簡単に拳銃弾を貫通します。
    比重の重い素材ならば、拳銃弾を使用するサブマシンガンくらいならば防げるし、厚みが20
    ㎝のコンクリならば、アサルトライフルも防げる。細いスチールやコンクリの柱と、広いモルタル壁ならば、前者を選んで下さい!
    体幹さえ護れば、手足に被弾しても助かる率は高い!

    おまけ)簡易式の防弾チョッキの作りかた!

    本を縦に二冊以上を重ねて板を作る。その上下をセラミックタイルか、板で挟む。
    ガムテープて巻いて一体化する。それをテープで背負い帯を作り、体に着ける。それでテープで胴体を巻き付ける。

    その②

    催涙ガスは治安組織が必ず放つので、シャネルの5番などの香水をハンカチやスカーフやバンダナに染み込ませて顔を覆い、上からタオルで(無ければT シャツをテロリストみたく被る)
    縛る。

    以上。
    これは私は若さ=バカさ・で若い頃に内戦の国を歩いた事があるのですが、その時にストリンガー(組織に属さない一匹狼の戦場カメラマン)から直伝された知識です。

    返信削除
    返信
    1. 書き忘れ!
      車を遮蔽物にする時(そこら中に路駐してる)は、先ずはFRかミッドシップか、リアニエンジン搭載してるか見極める。
      エンジンは鉄の塊なので、遮蔽物として最適で、そちら側のダイヤ陰に隠れる。
      間違ってトランク側に隠れると、銃弾や炸裂物が貫通するので御用心を。

      削除
    2. うぉぉ、テロが起きる前提で色々ご教授ありがとうございます。

      しかし、これ、本当にそんな事態に巻き込まれた際に冷静になれるかが生死の分かれ目のような気がします。多分、とっさには思い出せません。

      そして、これが役立つ目に遭わない様に願いたい所ですが……、ホテルの部屋の取り方など、注意して損がないようなところは気をつけたいですね。
      あと、ガムテープくらいは荷物の中に放り込んでおいても良いかも知れません。
      バイクに乗っていた頃は、応急修理用に必ず1つ用意していましたが……。

      削除
    3. これ返信は要りませんので)

      おおっ! 有事に冷静になれるか?
      それが死命を決する!
      お見事です。その通りと思います。害獣駆除で
      ヒグマに面した時(あいつらブッシュに隠れて奇襲して来るんです)私はただただ凍っていただけですが(失禁も脱糞もしない。ああいうのはホッとした時に福交感神経が作動してから起きる)、歴戦のハンターが仕留めました。
      その時の彼が「呼吸」を重視していた。
      最近、私の職(鍼灸マッサージ師、看護師、機能回復訓練指導員)と関わるので、ロシアの格闘技の講習会に行ったのです。
      システマって武道。
      これ「呼吸」から教えるのですね。
      実はシステマって、ソ連の特殊部隊が産んだ武道で、戦場の武芸。
      銃弾や砲弾が飛びかう戦地では、「冷静になる事」こそ大事で、だからヒートアップした脳を冷却する為に、呼吸を大事にするとロシア人の教官が言ってました。
      知識は状況判断に大事ですが、冷静になる!
      それに勝るサバイバル技術はありませんね、
      これは一本を管理人さんに取られた!
      偉そうに他人(戦場カメラマン)から教わったら知識を蘊蓄たれた私は恥ずかしいです。
      ごめんなさい。

      削除
  2. 追記③

    経験上、衛生的にヤバそうな途上国に行かれる際にも、あまり沢山の抗生物質を持ち歩かない方が良いですよ。
    インドとか中東とか、地域紛争や民族運動が盛んな地域では、抗生物質をたくさん持つと官権に疑われます。
    例を挙げると、私は若い頃にトルコ共和国とソ連の国境に、キリスト教団体の援助で「ノアの方舟」を探しに行ったのですが、官権に逮捕されました。
    医療品を僻地の住民に渡すのは、日本の常識では美談なのですが…
    その地域はクルド族の人が住む地域でした。
    官権と争って怪我人が出た時には、抗生物質が必要になります。だから内部に武装闘争する組織がある国では、善意や自分の為に持って行っても、それが沢山だと、現地のローカル治安組織に疑われるす!
    現実にインドでは、抗生物質の売買は治安組織に監視されていて、薬局で正当に買っても、通報されて連行されたりする原因になるのです。
    これは驚きましたが、それだけ私ら日本人は、平和ボケしてるのですね。

    返信削除
    返信
    1. 抗生物質を持ち歩くという発想がそもそも無いのですが、色々と起こりうるのですね、外国では。

      なるほど勉強になりました。

      削除

お気軽にコメントを!ハンドルネームは面倒でもお願いします。