蓮舫「政治生命をかけて政権交代を!」国民「こりごりです」

いや、何言ってるの。

民進 蓮舫代表「政治人生かけ政権交代を」

3月12日 14時57分
民進党の蓮舫代表は、東京都内で開かれた定期党大会で、「政治人生のすべてをかけて、政権交代を実現したい」と述べ、次の衆議院選挙に臨む決意を示しました。一方、焦点となっていた原発稼働をゼロにする目標時期については、2030年代としていた従来の目標の前倒しに意欲を示しました。
ふーん、原発稼働をゼロにね。2030年代に、か。



このブログでは散々「原発再稼働を!」と訴えているので、その辺りの話は今回はやらない。
だが、この民進党の方針は「どうなのか」についてはちょっと言及しておきたい。
日本に残っている原子炉は合計51基。
現状で、新しい原発を建設というのは、既に現実的では無い。少なくとも、用地取得は不可能だろう。可能であろうと思われるのは、既に建設が決定して用地の買収が済んだところに建設するか、今ある原子力発電所の敷地内に建てるか、何れかである。
が、こうした「可能性」も新規の原子炉を建てるにはハードルが高いのは事実。つまり、現在建てられている原子炉が寿命を迎えたら、自動的に日本の原子炉はゼロになる可能性が高い。

こうした事実を前提に、最新の原子炉は何処か?ということを調べてみよう。
実は、日本で一番新しいのは柏崎刈羽原子力発電所にある7号機で、1997年に建設されたものだ。
日本で一番新しいのは浜岡原子力発電所にある5号機で、2005年に建設されたものだ。
つまり、最新のものでも既に20年を経過しているのである。原子炉の寿命は40年。だとすると、20年後には日本の原子炉は動いていない事になる。よって、2037年までに全ての原発が寿命を迎える事になるな。

慌てなくても、2030年代には自動的に原発ゼロになるのである。

よって、原子炉の寿命を40年とすると、その前に建てられた柏崎刈羽原発7号機(1997年)であれば2037年までに稼働をやめる。唯一残った浜岡5号機も2045年に運転停止だ。

まあ、コメント頂いた通り、理論的には寿命の延長が60年まで延長可能なのだが、経済性などが考慮されることもあって、その時の事情によって変わる可能性はある。経済性に見合わなければ寿命の延長はされないだろう。



実のところ、民進党は新潟で「原発ゼロ」を訴えて勝ったという味を覚えた経緯がある。

激戦の新潟県知事選、全国の原発再稼働問題の天王山に

2016年10月15日(土)14時26分
世界最大の原子力発電所、東京電力柏崎刈羽原発の地元・新潟県で16日、知事選挙の投開票が行われる。終盤の選挙戦では、自民党などが推薦する前長岡市長の森民夫氏(67)と再稼働反対を鮮明にしている医師・弁護士の米山隆一氏(49)が一騎打ちの激戦になっているといわれ、電力業界関係者やエネルギー問題の有識者らは「原発再稼働問題の今後を左右する最も重要な自治体選挙」と、その行方を見守っている。
この選挙で民進党は後出しジャンケン的に相乗りした。

「原発再稼働」はもう諦めよ! 新潟県知事選でハッキリしたこと

2016.11.02
新潟県知事選を制した米山隆一氏が言う。
「今回の選挙では、柏崎刈羽原発の再稼働に反対する県民のみなさんの気持ちがハッキリと現れたのだと思います。しかもみなさんの思いは、決して『原発恐怖症』のような、極端なものでない。
我々が不安に感じているのは、安倍政権が福島第一原発の事故原因をキチンと調査しないまま、『惰性』で再稼働に向かっているように見えること。だからこそ新潟では、県民の6割超が柏崎刈羽原発の再稼働に反対しているのです」


結果、再稼働反対派の米山氏が当選しちゃったわけだが、こんな怪気炎を上げていた。新潟は寧ろ支那の大使館絡みの用地買収や、フェリー詐欺騒動など、県民が一致団結して解決にあたらねばならない課題が山積している。

確かに、原発の存在が新潟県民の電力事情を改善してくれる訳では無いし、経済状況の悪化に歯止めをかけてくれるわけでも無いのだが……、地域住民の経済を潤しているのもまた事実。

再稼働すら反対するのはどうかと思うわけだ。まあ、新潟県民の選択なのだから、とやかく言うべきでは無いのかも知れないが。



ともあれ、これに味を締めてしまった村田蓮舫氏は、原発ゼロを合い言葉に選挙をするつもりらしい。
また、蓮舫氏は、焦点となっていた党の新しいエネルギー政策について「原発依存からの脱却が前倒しで実現可能になるよう、きたる衆議院選挙に向けて、『原発ゼロ基本法案』を作成していく。再稼働まっしぐら、原発依存に逆戻りの現政権とは違う未来を描いていこうではないか」と述べ、「2030年代に原発稼働ゼロを目指す」としていた従来の目標の前倒しに意欲を示しました。
原発ゼロ基本法案って、きちんとした代案が示されているんでしょうねぇ。
連合の神津会長は、記者団に対し「エネルギーの問題は、福島での事故を発端に、当時の民主党政権で、議論に議論を重ねて1つの考え方をまとめており、そのことが起点だ。これしかないと予断をもって議論するのではなく、しっかりと現実に立脚した政策議論を期待したい」と述べました。
連合の会長からもしっかりと釘を刺されている模様。
連合が民進党の支持母体である事を考えれば、これは異例なことである。だが、連合は実は原子力発電所の新設を支持する団体でもある。「批判だけの政党」と言われ続ける民進党が「反原発」だけを旗印に戦うのではとても支持出来ないと言うことだろう。

尤も、この話は新潟知事選の裏舞台の話が後を引いている可能性もある。連合の会長神津氏は民進党が共産党と手を組んだことを根に持っているし、選挙戦の際に蓮舫氏は連合の推す森氏を支援せず、再稼働反対派の米山氏を推した。つまり、村田蓮舫氏は連合の要請を蹴ったのである。



「30年代から前倒し」と言いつつも、時期について明言をしなかった村田蓮舫氏、自身の二重国籍疑惑には相変わらずだんまりを決め込んでいる。

党大会では、ことしを政治決戦の年と位置づけ、野党連携の強化を加速して、安倍政権の強大化に歯止めをかけるとともに、衆議院選挙の候補者の擁立や共産党などとの連携については、当選者の数を最大化する視点で総合的に判断する、などとした、今後1年の活動方針を採択しました。
その上で、共産党との共闘も示唆しているのだから、連合としては面白くないだろう。
一方、来賓として出席した、最大の支持団体、連合の神津会長は、「支持率が急上昇する奇策はない。目先の状況だけにとらわれずに政権構想を練り上げ、地道に国民に訴えることで、働く人や生活者の不安を解消することが次の衆議院選挙の勝利につながると確信している。私たちにとっては民進党しかない」と述べました。
こんな事を述べているが、内心はどう思っているのやら。



ともあれ、これで選挙に惨敗するようなことがあればそれこそ村田氏の政治生命は終わりである。

民進党への政権交代など懲り懲りだし、意味不明の政策を掲げられても与党をしっかり追求することすらできない。
野党としての自覚が足りないのである。
もはや、民進党は解党して出直した方が良いだろう。


ランキングへの応援クリックよろしく!
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ



コメント

  1. あるけむ(R.K.M)@fwbc19652017年3月14日 13:46

    一応、突っ込みを。

    >原子炉の寿命は40年。だとすると、20年後には日本の原子炉は動いて
    >いない事になる。よって、2037年までに全ての原発が寿命を迎える事に
    >なるな。

    原発の稼働年数制限ですが、例外規定により最大60年なので、可能性としては(新規稼働がなければ)2057年まで可能性があります。

    参考)日経新聞「原発20年延長可能に 政府方針、40年廃炉に例外」2012/1/17
    参考)赤旗「高浜原発 60年運転容認 規制委 1・2号機 20年延長」2016/6/21

    返信削除
    返信
    1. ああー、そうですね。仰るとおり。
      原則は40年ですが、延長あり、というシステムですから、可能性だけで言えば2057年までは動いている可能性はあるでしょう。

      僕自身はそうあるべきでは無い、と、そう思っています。寿命は40年に設定して、さっさと廃炉に。
      経済的にも、その方が良いでしょう。

      まあ、放射性廃棄物が処理出来なければ話にならないんですけどね。

      削除
  2. 浜岡の五号機の方が新しいですよー!
    トラブルだらけですが・・・

    返信削除
    返信
    1. おお、ご指摘ありがとうございます。
      確認漏れですね。
      5号機は2005年ですかー。

      削除
  3. この話とっても面白いんですよね。連合は原発反対して欲しく無いそうです。でもそれ以上に共産党と組んで欲しく無いそうですね。こないだ堪り兼ねて一部労組が分裂して自民党支持を掲げましたよね。このまま共産党と共闘を続ければ連合は離れますよ。正に四面楚歌。1+1は決して2にはならないって事ですね。

    返信削除

コメントを投稿

お気軽にコメントを!ハンドルネームは面倒でもお願いします。