アメリカ、韓国に対しご無体な要求

まさに、同意する。

米国が声明「誰が大統領でも生産的な関係を」 朴槿恵氏罷免で国務省

2017.3.10 12:37
 【ワシントン=加納宏幸】韓国憲法裁判所が国会で弾劾訴追された朴槿恵大統領を罷免する決定を言い渡したのを受け、米国務省のトナー報道官代行は9日夜、「韓国の国民が次期大統領に誰を選ぼうとも、生産的な関係を築くことを期待している」とする声明を発表した。
アメリカは「誰が大統領でも生産的な関係を」と望んでいる。日本もそこには同意したいところだろう。


ただ、生産性のある関係を築ける韓国というのが、想像出来ないのは僕の心が曇っているからだろうか?
 トナー氏は声明で、朴氏の罷免について「韓国の国内問題であり、米国として立場を取らない」と表明。今後も韓国とは「確固とした同盟国、友人、パートナーであり続ける」とした。
アメリカの報道官代行のトナー氏は、こんな事を言っているが、本音は一番最後の部分だろう。
トナー氏は憲法裁の決定に先立つ記者会見で、決定が米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛システム(THAAD)」配備に影響を及ぼす影響について「全くない」と否定した。
早い話、THAADの撤去はあり得ないから、と釘を刺したのである。
早い段階での明言であったが、何故なのかと言えば支那の発言に関係しているようだ。

中国の王毅外相、韓国にTHAAD配備を瀬戸際で踏みとどまること求める―中国メディア

配信日時:2017年3月9日(木) 16時0分
~~略~~
また、「われわれは韓国国内の一部勢力に対して、これ以上独断専行しないよう忠告する。さもなくば他国を損ない自らも害する結果になるだけだ。中国側は韓国側に対して、瀬戸際で踏みとどまり、配備を中止し、誤った道を突き進まないよう求める」と述べた。

アメリカの期待を裏切れ、と、公式に圧力をかけてきたのである。

さて、何故このような攻防が激しくなっているかというと、韓国次期大統領の殆どが反日路線で、THAAD反対を表明しているからである。

朴槿恵氏罷免で韓国激震、次期大統領選と主要候補6人の「対日観」

2017/3/12
3月10日、韓国憲法裁判所は朴槿恵大統領の弾劾を妥当とする判決を下した。史上初めての大統領罷免が決定し、韓国社会に激震が走った。弾劾反対派の激しいデモで死者が出る混乱の中、60日以内の大統領選挙が行われる。
このブログのこの記事のテーマと、引用記事のテーマは異なるのだが、参考になるので紹介しておく。
この記事でも分析されているが、現在次期大統領候補のトップを走っているのが、韓国の寅さんこと文在寅氏である。
盧武鉉元大統領とは80年代に共同法律事務所を設立、人権弁護士として活動していた盟友であり、盧政権では民政首席秘書官として政権を支えた経歴を持つ。今なお根強い盧武鉉人気がそのまま彼への支持と繋がり、文在寅は自他ともに認める最有力候補である。
韓国きってのお笑い芸人として名高かった故盧武鉉大統領の腹心であり、野党のトップ「共に民主」の代表である文在寅氏。
THAADの配備には反対のご様子。

文在寅、米国にNОと言えなければならない

登録 : 2017.03.13 04:27修正 : 2017.03.13 06:58
野党の有力な大統領選挙候補である共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は、12日「北朝鮮の核問題解決に向けて、北朝鮮を圧迫するにしても、制裁するにしても、金正恩(キム・ジョンウン)を実体として認めざるを得ない」と述べた。また、THAAD(高高度防衛ミサイル)配備に対する中国の報復措置についても「中国が懸念し、反対意見を出すことは十分理解できるが、THAAD配備は韓国の安保に関する問題であり、韓国の主権事項」だとしたうえで、「中国が反対意見を表明することを超えて、反対意見を貫くために過度な圧迫を加えるのは正しくない」と強調した。
~~略~~
文前代表はこれに先立ち、10日に公開された「ニューヨークタイムズ」とのインタビューでも「韓米関係は今後さらに堅固に発展させていかなければならないが、その関係が過度に一方的であってはならない」とし、「米国にノー(No)と言えなければならない」いう趣旨の発言をしている。


ハッキリと明言している訳では無いが、兼ねてからTHAADの配備には「再検討すべき」という立場である模様。ここで、「NOと言える立場」という表明は、「Noと言える日本」という言葉を彷彿とさせる。



ちなみに、支持率を徐々に伸ばしていると言われている、第2位の位置に付けている李在明氏は明確なTHAAD反対派である。もちろん、バリバリの反日派でもある。

【社説】中国の放送で「THAAD撤回」を約束した李在明城南市長

2017年03月10日16時30分
  有力な大統領選候補者である李在明(イ・ジェミョン)城南(ソンナム)市長の安保思想が度を越した。2回にわたって「共に民主党」選挙候補討論会でTHAAD(高高度ミサイル防衛)体系に対して偏った認識を露わにしたあげく、今回は論争を巻き起こしそうな発言を行った。
この李在明氏は、かなりの左派であるようだ。
ベーシックインカムの導入を訴えているのもこの人だが、しかし、無理だろソレ。
国家間の約束事を一方的に破棄する方針を明確にして選挙戦を戦える辺りがなかなかスゴイが、そういえば、2009年の民主党はまさにソレだったな。日本もあまり人ごとだとは思えない。



さて、第3位は黄教安氏、現在の大統領代行権限を有している首相である。

大統領になりたい感が見え見え?韓国首相が新作した記念時計に批判の嵐=韓国ネット「さすがにもう火病になりそう」「笑わせようとしただけだよね?」

2017年2月24日 21時0分
2017年2月24日、韓国・ソウル経済などによると、職務停止となった朴槿恵(パク・クネ)大統領の権限を代行している韓国の黄教安(ファン・ギョアン)首相(国務総理)が、「大統領権限代行」との肩書をあえて記した記念時計を新作していたことが判明し、批判を浴びている。
唯一の保守派といっても良い候補だが、こんな感じの失態が最近明らかになってしまった。
無論、首相としての記念時計は以前から存在し、黄氏は「Prime Minister Republic of Korea国務総理 黄教安」と刻まれた時計をこれまで記念品として訪問先などで配っていた。
この人、腕時計を作るのが趣味の模様。
韓国の保守派としては優秀な人材のようだが、しかし、代行の立場になってから目立った政策を行えていない点を考えても、独自路線での韓国再生を目指す気は無さそうである。



その他の候補では、大統領には届かないと考えられているが、直前までどうなるかが分からないというのは、これまでの韓国の大統領選挙でも幾度となく繰り広げられていた展開である。

特に、キーパーソンと言われている安哲秀氏が誰の支持を表明するかで、この流れは大きく変わると言われている。
何れにしても日韓合意は破棄される可能性が高いために、日本としてはかなり気の抜けない状況でもある。
が、アメリカにとってもTHAADの配備を引っ繰り返されては、とても韓国を擁護出来ないという状況になりつつある。「誰が大統領になっても、THAAD配備は覆せない」と言っているのにも、そう言った背景があるのだと思われる。

韓国の立場としては日米の制止を振り切って支那になびくのも一つの手ではあるが、ソレは多分、属国化フラグが完成することを意味する。
……その方が、蝙蝠にとっては幸せなのかも知れないが。


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コメント

  1. 確かに・・・属国化は朝鮮民族の「十八番」ですからね、また自主的な国家運営を投げ捨てる方向に大きく傾くでしょうね。
    その方が悪いのはすべて宗主国の責任に出来ますし自らの将来も他人任せでOKですから・・・北との統一を経て属国になるか・・・一足飛びに「保護国=中国の属国」になるのかは判りませんが。
    火病連発→経済破綻→国内情勢の混乱(労働争議か準内乱)→実質的国家破綻→属国化と言う道筋でしょうか?
     怒涛の自称難民(密入国者)が押し寄せてきますが政府には確たる対応をしてくれるよう願います、自称難民は中国に送るか北朝鮮に送るなど・・・

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    1. 「属国化」が悪いことだとは、僕は言うつもりはありません。
      少なからず、小国はアピールポイントが無ければ何らかの手段で大国に取り入るしかないのですし。

      ただ、その国の国民にしてみれば、民主主義の国の属国ならまだしも、共産圏に属国化すると洒落にならない事態に……。

      難民だけは本気で対策をしないと、間に合わないでしょうね。

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  2. この記事とは少々別件ですが気になるニュースがありました。

    >ボーイングは13日、大韓民国空軍とF-15K戦闘機の長期的な運営維持に関する5年契約を締結したと明らかにした。今回の契約を通じてボーイングは持続的にF-15Kの作戦準備態勢を支援する。
    Tim Buerk極東地域・アメリカF-15維持プログラムディレクターは「ボーイングの成果基盤軍需支援は航空機メンテナンスのために今後必要な部品と技術的な支援を合理的な費用で提供する」とし、「ボーイングが韓国産業界との協力を通じてF-15K部品のメンテナンスおよび製作周期を減らせる良い機会でもある」と述べた。
    ボーイングは2012年から大韓民国空軍F-15Kを維持してきている。

    との事です・・・ボーイングが協力しているにも関わらず共食い整備や不良部品の取り付け・・・メンテナンスの手抜きなど多々発生していますがどのような契約なんでしょうかね。
    また・・・反日親北政権になってもボーイングはF15Kの面倒を見るのでしょうかね。

    まーまた「お笑い韓国軍」史に出てくるのを楽しみにしています。
    おおっと・・F35の件もありますね。

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    1. この件は、記事に仕様かどうか迷っています。
      もう少し材料が出てこないと、話の展開が(苦笑

      ただ、からくりとしては、「自国製造部品を増やす」と言いつつ、外国企業に作らせているという話の一端が見えているのであり、韓国の基幹産業の強化には繋がりにくい話なのだなと理解しています。

      ボーイングも、こんなのに関わるから(苦笑

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  3. 山田の案山子2017年3月13日 15:10

    この期に及んで期待する側にムリがある。南は「自立(自律)」できない民辱なんです、従わせるには時より鞭が有効。この意味で支那の手法は適切と言えよう。

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    1. 支那はしつけのやり方もよく知っていますからね。

      日本は関わり合いになりたくない、なって欲しくないと、そう真剣に考えていますよ。

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  4. この件で木霊さんにもお聞きしたいのですが、アメリカは在〇〇米軍の装備をいちいち駐留先国家にお知らせして承認とってるんですかね?
    オイラは何を配備するかは米軍が決めるのだから、いちいち了承取らないし、反対されようが何しようが撤去はありえないと思うんですが。まぁ、韓国軍への指揮権返還と在韓米軍の縮小。場合によっては在韓米軍撤退後という方向に行くなら別です。
    時期大統領の話しとも絡みますが、だれが大統領になっても反日反米親北、親中は避けられなそうな状況ですよね。韓国にはレッドチーム入りを決めてもらった方が、いつ後ろから撃たれるかわからない状況よりは良いとオイラは思いますね。

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    1. この辺りはどうなんでしょう。
      あるけむさんが丁寧に調べて説明してくれていますが、韓国の国内法などに絡む話になるので、ある程度は相談が必要なのだというのが、実情なのでは無いでしょうか。

      ミサイルを迎撃するにしても、多分、飛行物体に関する法律があるでしょうし、韓国上空を通過する際には色々と制約もあるでしょう。
      現実的にはその国の法律に縛られるというのは仕方が無いのだと思いますよ。Xバンドレーダー使うにしても、電波に関する法律との兼ね合いがあるでしょうしね。

      一度調べてみたいとは思っています。

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    2. 日米安保関連を見て置くべきでした。アルケム様もありがとうございました。オイラが考えてたよりもサード配備にとって韓国大統領の立ち位置は重要なようですね。今後も注視しています。

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  5. あるけむ(R.K.M)@fwbc19652017年3月14日 3:02

    Jack Rion 様

    あるけむと申します。日米地位協定を見てみました。

    日米地位協定第二条の規定により、個々に協定を結ぶ必要があると考えます。

    ソース)外務省「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障
    条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に
    関する協定(日米地位協定)」
    >第二条
    >1(a) 合衆国は、相互協力及び安全保障条約第六条の規定に基づき、
    >日本国内の施設及び区域の使用を許される。個個の施設及び区域に関する
    >協定は、第二十五条に定める合同委員会を通じて両政府が締結しなければ
    >ならない。「施設及び区域」には、当該施設及び区域の運営に必要な現存
    >の設備、備品及び定着物を含む
    (以下略)

    「設備、備品及び定着物を含む」とあるので、装備も対象になると考えます。

    たとえば、京都府に配備された「AN/TPY-2」(Xバンドレーダー)ですが、強力なため、周辺を飛行禁止区域にする必要があります。
    でも、理由の説明無しに飛行禁止区域を設定するのは、難しいと考えます。

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    1. わざわざ調べて頂きありがとうございました。

      勉強になります。

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    2. わざわざありがとうございます。不見識で申し訳ないです。オイラが想像しているよりもガッチリ定められてるんですね。となると、新大統領が拒否した場合はサード撤去もありうるかどうかはともかく、サード運用には幾らか影響しそうですね。まぁ、韓国は今後両陣営から踏み絵をより一層迫られそうですが。

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