2017年3月21日火曜日

G20でも相手にされない韓国

まあ、副首相がでていって相手にされると思ったら大間違いだろう。

韓経:G20から手ぶらで帰国した韓国副首相

2017年03月20日09時01分
  主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を契機に推進された韓中会談は実現しなかった。THAAD(高高度防衛ミサイル)問題解決のきっかけを探る計画だったが成果はなかった。
そもそも、韓国には今、外交カードが一枚も無いのである。その状態で騒いでも何にもならない。


G20財務相・中央銀行総裁会議がドイツのバーデンバーデンで開催されているが、韓国は何の外交成果も得られなかったようだ。
  企画財政部によると、韓国政府は17-18日にドイツのバーデンバーデンで開催されたG20会議で柳一鎬(ユ・イルホ)副首相兼企画財政部長官と中国の肖捷財政相の会談を提案したが、中国側がこれを拒否した。柳副首相は会談で韓中経済協力を強調する計画だった。企画財政部の関係者は「中国側は日程が合わず会えないと話した」と説明した。中国は限韓令(韓流商品制限)、韓国観光禁止、THAAD敷地を提供したロッテに対する制裁など経済分野を中心に全方向で韓国に圧力を加えている。
韓国には、今のところいくつかの政治的トピックスがあるが、殆どが国内向けのアピールであり、海外へ訴求できるカードが存在しない。

そもそも、既にクネクネが罷免されてしまい、韓国には今、大統領が存在しない。大統領の代行である、唯一の保守だと言われていた黄教安氏は、大統領選挙へ出ないことを表明しちゃった。

韓国大統領選5月9日投開票 大統領代行が不出馬表明

2017/3/16 0:53
【ソウル=峯岸博】韓国政府は15日の臨時閣議で、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の罷免に伴う次期大統領選の投開票日を5月9日に決めた。当日は臨時公休日とする。保守政党の朴氏に近い議員らから待望論が出ていた黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行兼首相は閣議の冒頭、大統領選への不出馬を表明した。
僕はこのニュースを見たとき、珈琲を吹き出すほど驚いた。
何故か、韓国の大統領候補が左派しかいなくなる、等という話は割とどうでも良くって、寧ろ、現在の代行が、韓国や外国への政治的影響力が皆無ですよ、と宣言するような話になるからだ。
だってそうだろう?もともと代行、と言うことで権能が制限されている上に、大統領選挙は5月以降。つまり、代行の任期も短く、そして、大統領選挙にすら出馬しないのだから、現政権に今後の政治的連続性は全く期待ができない
そりゃ、どの国からも相手にされるわけが無いのである。



そもそも、支那にとって韓国という存在は、割と取るに足らない立ち位置にいる上に、言うことを聞かずにTHAAD配備を許してしまい、その上で、アメリカとの共同軍事演習に参加して北朝鮮に圧力をかけているのである。
制御不能な国で、自国への経済的な影響力も大きくないとくれば、後は地政学的な優位性くらいしか無いのだが、これもまたアメリカ軍が駐留している以上は、これを物理的に排除しない限りは期待ができない。

となると、放置するくらいしか手が無い。
そして、クネクネ退場後には、左派政権誕生は確約されている。つまり、現政権に何かお土産をあげる理由は何処にも無い。
柳副首相は17日、ムニューチン米財務長官と初めて会談した。企画財政部は今回の会談で韓国の経常黒字は為替レートのためでなく原油安、高齢化などの影響が大きいという点を説明した。また為替レートの変動性が急激に拡大する場合に限り市場安定措置を例外的に取っていると強調した。
そうそう、ついでにアメリカにも頭を下げた様だが、原油安はともかくとして、高齢化の影響が輸出入にどう影響出るのよ。
どう考えても、サムスンを始めとするダンピング勢が、アメリカ経済に打撃を与えたことは、言い訳のしようが無い。
ついでに為替レートの変動制がどうか、と釈明しているが、これ、「為替操作国」の汚名を挽回できるワードじゃないからね?寧ろ、自分でやっていますと自白しているようなものだ。
アメリカとのスワップは絶望的だな。



そうそう、G20とはあまり関係が無いが、韓国を訪れているアメリカの国務長官であるティラーソン氏も、この扱いである。

そもそも韓国は夕食会に招かなかった… 米韓外相会談

2017.3.19 19:54
 【ソウル=加納宏幸】ティラーソン米国務長官が体調不良を理由に訪韓時の17日夜に予定された韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との夕食会を断ったとの報道が韓国などであり、ティラーソン氏は「韓国側は私たちを夕食会に招いていない」と述べ、そもそも予定されていなかったことを明かした。
日本 > 韓国 という順番で外遊されたティラーソン氏は、トランプ氏の立場や政策などを説明して回ったと思われるが、日本では夕食会が企画された。
 ティラーソン氏は訪韓に先立ち訪日した際、岸田文雄外相との夕食会に臨んだ。ティラーソン氏は「(韓国側は)最後の瞬間になって夕食会がないのは一般向けに見かけが良くないと考え、私が疲れたことにした」との見方を示した。
 米主要メディアの同行取材を認めなかったことについては、大型機を使わないことによる費用節約が狙いだったと説明。仕事の時間を割いて機内で同行記者と話すのは「私のやり方ではない」と述べた。
社会人なら分かると思うが、夕食会などで腹を割って話すというのは、かなり交渉の上では効果的である。
少なからず、相手側の考えていることが分かるし、こちらの意図を説明出来る場でもある。岸田氏はその辺りはしっかり理解されていたようで何よりである。何しろ、アメリカの出方が一番読みにくい訳で、何としてでもパイプを作っておくことは望ましいからだ。
 
韓国でこれが行われなかったと言うこと自体がよく分からないのだが……、まあ、韓国国内の内情をぶちまけるつもりは無かったと言う事かも知れない。或いは、秘密裏に話を進めて、更に突っ込んだ要求をされたくなかった可能性はある。



それを、韓国側はアメリカ側の問題だとして処理してしまった。

ティラーソン米国務長官、韓国でだけ夕食会しない理由…

2017年03月20日08時49分
  ティラーソン米国務長官が議論になった韓国歴訪中の夕食会をしなかったことと関連し、韓国政府と異なる説明を出した。彼は日本と中国訪問時には外相と夕食会をともにした。ティラーソン長官は「彼ら(韓国政府)は私を夕食会に招かなかった。(韓国訪問)終盤になって(夕食会をしなければ)大衆に良くなく見えそうだという考えから『私が疲れて夕食会をしなかった』としたようだ」と話した。
そして、相手側に配慮した結果だと説明しているのだが……。
  これに先立ち外交部は17日には「日程を調整する時に無理に食事をするのは良い儀典ではない。ティラーソン長官が初めての訪韓で在韓米軍とともに時間を過ごし対話するのは政治的に見ると重要な問題」と説明し、ティラーソン長官のスケジュールを考慮して夕食会を準備しなかったことを示唆したりもした。
バカだろ。
だがこれと関連し彼は日本を「われわれの最も重要な同盟(our most important ally in the region)」で、韓国は「重要なパートナー(an important partner)」と表現した。
意図的に表現まで変えられた上で、更に接触を十分持とうとしないという。案外、アメリカ側を怒らせてしまっているのかも知れないが。

そうそう、韓国の報道でこんなのが合ったな。

[単独]ティラーソン 「日本が最高の同盟国...韓国は一つの重要なパートナーで差別化」

入力:2017-03-19 11:35:27修正:2017-03-20 10:07:29
~~略~~
ティラーソン長官は「私たちが韓国に集中している理由は、私たちの政府が序盤に北朝鮮の行動に支配的な影響を受けたためであり、非常に慎重な時間と注意を必要とした」と説明した。
ティラーソン長官はまた、「日本は(韓・米・日)3角関係でも重要な要素だ」と強調した。ティラーソン長官は「日本には首相が所定の位置を守っているので、ハイレベルの訪問があった」とし「韓国政府は、現在の所定の位置にいないハイレベル会談の機会がなかっただろう」と指摘した。
ティラーソン長官は「マイクフェンス副大統領が来月に二つの国(韓国と日本)を訪問する」とし「このため、両者の関係で不均衡があるわけではない」と主張した。ティラーソン長官は「これは韓国政府の現在の状況をよりよく反映したものであり、韓国の大統領の弾劾に韓国が現在暫定政府の状態」と指摘した。
ティラーソン氏が何処まで発言をしたのか、は、韓国メディアの報道では正確に把握すべくもないが、これが本音である事は疑う理由もあるまい。
「暫定政府と話すことは無い」と。



現在、北朝鮮の動向で、アジア情勢がギクシャクしているが、北朝鮮側はちょっとヘタレて来たようだ。

新型エンジン「性能に進展」=北朝鮮燃焼実験-韓国国防省

(2017/03/20-21:12)
 【ソウル時事】韓国国防省副報道官は20日の記者会見で、北朝鮮が地上燃焼実験を行い、新開発したと主張する高出力ロケットエンジンについて、「性能に意味のある進展があった」と分析した。エンジンがメイン1基と補助エンジン4基で構成していると指摘する一方、推進力など詳細は追加の分析が必要と説明した。
今までは、頼まれてもいないのにどんどんミサイルを撃ってアピールしていたが、ここに来て今まで殆ど航海もしなかった新型エンジンの燃焼テストを公開してお茶を濁している。

イラン外相、「アメリカの対イラン制裁は逆の結果に」

2017年03月16日18時38分
イランのザリーフ外務大臣が、「政治や経済面でのイランに対するアメリカの制裁行使は、彼らにとって間逆の結果をもたらすことになるだろう」と述べました。

米特別代表 イスラエルとパレスチナの両首脳と会談

3月15日 6時14分
アメリカのトランプ政権の外交交渉の特別代表がイスラエルとパレスチナ暫定自治区を訪問し、双方の首脳と会談して、2年以上決裂したままの和平交渉の再開に向けて協議しました。
実は、トランプ氏はオバマ氏とは違って中東問題に関しても、アメリカの立場を優先し、気に入らないヤツは排除という方向に動いている。
イランとは喧嘩しているし、イスラエルやパレスチナにも好きにはやらせないぞという立場を見せているようだ。



北朝鮮にとっては、商売相手が締め上げられているので、一人で突っ張る方向性を見失ってしまっている。
その上で、軍事演習などを近海でやられているために、下手な動きをすれば直ぐに対応されるという危機感があるのだろう。

米韓、2カ月間の大規模合同軍事演習を開始 北朝鮮の脅威を警戒

2017年3月1日(水)13時03分
米韓両軍は1日、北朝鮮の脅威に備えた定例の合同野外機動訓練「フォールイーグル」を開始した。
2月12日の北朝鮮による弾道ミサイル発射実験を受けて緊張が高まる中、訓練は行われるが、北朝鮮は、訓練を同国に対する戦争準備とみなし、過去には報復として軍事行動を取ったこともある。

この軍事演習が、かなり大規模で複数の国も参加という状況にあるので、アメリカに本気を出されたら、洒落にならないと言うのが北朝鮮の本音だ。
 
で、そうなってくると、韓国は北朝鮮の動向が怪しいから、一致団結して!という発言も出来ない。



クネクネが政権の座についていたときも、韓国は外交的に干されていた状況ではあったが、今は更にその存在感が希薄になりつつある。

G20でも相手にされていないようだが、訪韓した米国務長官からも相手にされていない状況はどうなのよ。

これ、シナリオ的にはアメリカと支那、北朝鮮の3カ国で手打ちをして和平交渉をやってしまうと言う恐ろしい事態に発展しかねないぞ。そうなってくると、韓国の存在意義は無くなってしまう。

彼の国は反日ブーストに血道を上げているようだが……。



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4 件のコメント :

  1. 山田の案山子2017年3月21日 17:04

    双方の官僚レベルでの打ち合わせの結果「会食必要なし」となっていたのでしょう。 協議と言うより米国内で決定した事(脅し)をを伝えに行っただけでしょう。

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    1. まあ、相手にされていなかった事は、ほぼ間違いがありません。
      アメリカにとっては、韓国はパートナーではありますが、重要度がどの程度かというと、お察しレベルというわけで。
      そして、それ抜きで話が進む可能性がある事を考えると、面倒なのを一枚噛ませる必要性は無いのですよね。

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  2. THAAD配備撤回したら見放しちゃうぞ、という次の政権への警告にも見えますね

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    1. そりゃまあ、THAADの配備は既に決定された話。
      今さら引っ繰り返されては、たまったものではありませんよね。

      警告を受けても不思議はありませんね。

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