【PKO活動】自衛隊、南スーダンから撤収へ

よく決めた。

南スーダン派遣の陸自施設部隊 撤収へ

3月10日 17時54分
政府は、南スーダンでの国連のPKO活動に派遣している陸上自衛隊の施設部隊について、今の部隊の派遣期間が終了するのにあわせて活動を終え、5月末をめどに撤収させる方針を固めました。これによって、安全保障関連法に基づいて、初めて「駆け付け警護」の任務が付与された自衛隊員およそ350人は撤収することになります。
いつまでもズルズルと居続ける必要はない状況だっただけに、この決定には歓迎したい。





このブログでも南スーダン関係の記事はいくつか扱っていた。
特に、2013年年末から2014年にかけては危機的な状況を迎えていただけに、早期の撤退を望んでいたのだが、それがようやく実現した格好である。

突然の発表に驚き=「最後まで気抜けない」―南スーダンPKO撤収方針で・陸自

時事通信 3/10(金) 21:13配信
 南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣している陸上自衛隊施設部隊の撤収方針が10日、突然発表されたことに陸自隊員から「何も聞いていない」と驚きの声が上がった。
ただ、この撤収の方針が伝えられたのは、ごく一部の上層部だけで、隊員はニュースになるまで知らなかったようだ。
 派遣先の南スーダンの首都ジュバでは昨年7月、政府軍と反政府勢力が衝突し、宿営地近くでも銃撃戦が発生。当時の部隊の日報に「戦闘で死傷者が発生」などと記載されていたことが判明し、治安情勢の悪化でPKOの参加要件を満たしていないとの指摘が出ていた。
ニュースでは、日報の扱いなど、野党の手柄にしたいようだが……。



なお、防衛省幹部は「政治的な理由では」と、推測しているようだ。
 昨年11月の駆け付け警護付与の閣議決定から約4カ月での撤収表明。防衛省のある幹部は「南スーダンPKOは続くと思っていた隊員が圧倒的に多いと思う。不測の事態が起きた場合の政治的リスクを回避するためではないか」と話した。
また、現地の人間は、派遣の意義は薄いと感じていたようではある。

「PKO続ける意義薄い」 派遣消極論、陸自内に根強く

朝日新聞デジタル 3/10(金) 23:55配信
 「どんな状況で撤収するのか、出口戦略がないまま派遣が続いてきた。昨年7月のジュバでの衝突時に撤収する判断もあった」。自衛隊幹部はこう指摘する。
~~略~~
 昨年11~12月に帰国した10次隊の30代の隊員は昨年7月、ジュバで政府軍と反政府勢力による大規模な戦闘があった際、宿営地の中にいた。「幹部はピリピリしていたが、宿営地の周りにはかなりの高さの土が盛られていて安全だった。ただ、外に数日間出られなかったので、変だとは思っていた」と振り返る。
 「現地の情勢が危なかったと感じたのは、むしろ帰国後。政府は、これからさらに政情が不安定になって危険が高まると予測したのではないか」とみる。


どれが正解かはよくわからないが……、僕はむしろ半島有事に備える意味合いが強いのではないか?という気がしている。



むろん、自衛隊が朝鮮半島に出かけていくなんてことになる話を予想しているわけではないのだが、仮に半島有事が勃発すると、南スーダンのPKO活動どころではなくなってしまう。

その時になって、撤収の判断は難しく、現地に部隊が取り残されるなんてこともあり得るわけだ。

もちろん、これは僕の勝手な憶測で、総合的な判断に基づくものだったとは思うが……。
いずれにしても、早い段階での南スーダンからの撤収が望ましいと思う。
追記 (2017/3/14)
twitterで流されていた情報だが、自衛隊の撤退にはこちらが関連しているという予測もあるようだ。

ケニア、南スーダンPKO撤退=国連総長の司令官解任に反発

【ロンドン時事】AFP通信によると、ケニア外務省は2日、国連平和維持活動(PKO)の国連南スーダン派遣団(UNMISS)に参加しているケニア軍部隊を即時引き揚げると発表した。国連の潘基文事務総長が、UNMISSのケニア人司令官を解任したことに反発した。(2016/11/03-06:56)
流石、歴代で最も無能だと言われた潘氏、司令官を解任して責任を押し付けるようなことをしちゃったらしい。
 ケニア外務省の声明は、国連がUNMISSの弱点に対応せず「不当にも一個人にその責任を押しつけた」と、解任を激しく非難。「ケニア軍の南スーダン展開はもはや維持できない」と断じた。
ケニア人司令官を簡単にクビにした理由もさることながら、ケニア軍の撤退によって、現地での戦力バランスにも大きく影響した可能性はあるのだろう。
部隊規模で1000人と、1万3000人規模のPKO全体から見ても大きな位置を占めていた。加えて、4000人の増員にもケニアは賛成していたが、ケニアが抜けたことでこれも維持出来なくなった。
日本政府で無くとも、現地の治安悪化は容易に予想できるな。
え?政府は治安悪化が原因じゃ無いといっている?そりゃそうだろうけれど、現実はねぇ。



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コメント

  1. あるけむ(R.K.M)@fwbc19652017年3月13日 4:27

    やっと、新しいパソコンの最低限の設定作業が終わりました。

    それはさておき、こんな情報が...

    ソース)日テレ24「去年から検討 南スーダンPKO陸自撤収へ」
    >稲田防衛相は「治安の悪化を理由に活動を終了するということではない」
    >とした上で、撤収は去年9月頃から検討に入っていたと説明している。
    (中略)
    >野党側は今後、自衛隊部隊の派遣を決めた安倍首相の判断が適切だった
    >のか国会で追及していく構え。

    Twitterでも同様のつぶやきを見かけましたが、裏取りできる情報が出てきました。

    それにつけても、民主党政権の反省から逃げ回る野党共闘の連中が汚いですね。

    返信削除
    返信
    1. おお、PCは更新されたのですね。

      「自衛隊部隊の派遣を決めた安倍首相の判断」って、最初に決めたのは2011年11月に司令部要員の派遣をし、2012年1月に派遣を開始した野田氏なんですけどね。
      確かに、安倍内閣もPKOの存続を決定した立場にあるので、その辺りの可否と問う必要はあるのでしょうが、今さら「適切だったか」なんて。
      この手の質問をするのであれば、野田内閣が派遣を決定したことを認め、それに対する反省を述べた上で、して頂きたいものです。

      削除
  2. 確か・・・南スーダンのPKO派遣は民主党政権で決定したのでは無いでしょうか。自分たちのしでかした事は全く無かったことにしてしまう、相変わらずの「ろくでなし野党」ですね。
    しかし、国益的に見て安保法制も施行され、初の駆けつけ警護も付与した実績を築いた今・・・早期撤収は正しい事だと賛成します。
    最後まで気を抜かず自衛隊員の負傷者、殉職者を出さず撤収を完了できるように祈っています。
    ご苦労様です自衛官のみなさん。

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    1. そうです、民主党政権が国連(韓国人がトップの時代)の要請を受けて決めております。

      「実績を積み重ねた」という点では評価出来るのでしょうが、何れにしても延長は不要ですよね。

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