支那、北朝鮮との国境付近に大規模兵力を集結?

うーん、きな臭い。

「中国、鴨緑江地域に15万の兵力集結」

2017-04-10 08:00:47
中国が中朝国境地域に大規模な兵力を集結させた台湾の重視電子報9日報じた。
重視電子板によると、中国東北地方の防衛を担当した北部の電球が隷下部隊に全面態勢命令を下し、2つの集団軍総15万人を中朝国境地域に移動配置した。 
っと、でも、内容は産経新聞でも報じているらしいな。信用に足る情報かどうかは分からないが。



産経新聞の記事はこちら。

シリア攻撃の衝撃…中国は米と密約か、国内反発恐れだんまり 北は「斬首作戦」に激しく反応

2017.4.9 18:30
~~略~~
 米国によるシリア空爆は、今後の北朝鮮への武力行使を暗示する動向として中国世論にも大きな衝撃を与えた。中国のインターネット上では7日午後から「中国人民解放軍瀋陽戦区の医療・後方支援部隊が国境の鴨緑江付近に向かった」との情報が拡散している。瀋陽市内とみられる町中を軍の車列が移動する映像も出回ったが、当局は関連の情報を削除している。「北朝鮮からの難民流出に備えるための演習だ」と指摘する声がある。
ネット上の噂を紹介しているだけ、か。

ただ、支那当局が関連情報を削除して回っているという辺りから考えても、情報の確度はそれなりなのだろう。
いや、間違った情報かも知れないが、少なくとも支那当局にとっては都合の悪い情報というわけだ。
中朝国境の丹東市の鴨緑江にかかる「中朝友誼橋」。地元の関係者が産経新聞に証言したところによれば、以前は1日400台以上のトラックが北朝鮮に渡ったが、いまは半分ほどに激減。7日、橋周辺には警察の特殊部隊の装甲車が警戒し緊張感が漂う。
時期的に見てもアメリカと支那との会談の後である。アメリカ側の本気を見せつけられたので、嫌でも北朝鮮への攻撃を意識せざるを得ないというのは、支那の本音だろう。

そして、北朝鮮から大量の難民が国境を越えてあふれ出てきたら、支那とてたまらないわけで。



そして、韓国のメディアはさらにこんな事も報じている。
地元メディアによると、中国軍はロケット軍の弾道ミサイル基地を稼動し、北朝鮮と在韓米軍、在日米軍を同時に攻撃できるように照準していることが分かった。 
中国時報人民解放軍北部電球が最新の公衆警報である「クンジン(空警)-500」も、中朝国境に配置するなど、戦闘準備態勢を強化したと報道した。
北朝鮮も攻撃対象としているという分析にも驚きだが、在韓米軍、在日米軍の基地をそれぞれ攻撃できるように照準しているというのは、穏やかでは無いね。
 
また、人民解放軍の空軍も戦争に備えているようだ。偵察機を用意する、という段階みたいだけど。

しかし、実のところ、僕はこの情報の内容は、信用に足る内容も含まれているものの、表向きの話と真実は少々違うのでは無いか?と考えている。



これらの記事と、支那の戦区の話を考え合わせると、若干辻褄が合わない気がするのだ。

北朝鮮との国境付近は、北部戦区と呼ばれる地域で、以前は瀋陽軍区と呼ばれる地域で、北朝鮮との関係が密接であった場所である。

この地域は、現在、支那のトップである習近平氏もおいそれと手を出せない、軍部の掌握が出来ていない場所だったので、習近平氏は一気にその流れを変えようと軍区を再編して7軍区を5戦区に仕切り直した。
戦区
多分、それぞれの戦区に自分の息のかかったトップを置いて、軍部を掌握するつもりであったと思われる。

だが、それは成功したとは言い難い状況のようだ。

中国戦区トップに海軍中将か=南シナ海にらみ異例の人事-香港紙

(2017/01/13-17:40)
 【香港時事】香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストは13日、消息筋の話として、中国軍内で南シナ海を管轄する「南部戦区」司令官に海軍の袁誉柏中将が有力視されていると伝えた。
海洋進出を重視するために、海軍出身者をトップに置くという異例の配置をしている。さらに、人民解放軍の人員を30万人削減し、陸軍のスリム化と近代化を進めているという。



北部戦区の司令員(司令官、コマンダーにあたる)は宋普選という山東省出身の人物だ。また、支那の戦区には司令員の他に政治委員という役職が置かれるが、褚益民という人物が北部戦区の政治委員を務めており、瀋陽軍区時代から政治委員を務めている人物らしい。この政治委員は作戦指令に口出しでき、内部告発の窓口的役割も担っている要職だ。
簡単に言えば、司令員がアクセルなら政治委員はブレーキになるという、そんな立ち位置らしい。

ただ、対北朝鮮へのスタンスは瀋陽軍区時代から北部戦区へと引き継がれたようで、つまり、この地域は習近平氏の支配力が及びにくい土壌にある可能性が高い。

(25)中国軍の隠れた最大勢力「山東閥」

会員限定有料記事 2016年12月21日
 「上海閥」、「太子党」、「共青団派」など中国政治ではさまざまな派閥の存在が指摘されてきたが、中国軍では「山東閥」の存在が知られる。山東省出身者は歴代の中央軍事委員会メンバーら軍の高官を輩出しており、現在39人の現役上将(大将)の出身地別ランキングでもトップだ。
 現在の「山東閥」出身の軍高官のうち、最上位は空軍出身の許其亮・中央軍事委副主席(66)だ。来年の第17回党大会後には筆頭副主席になるとみられている。制服組のトップが山東省出身者になれば、改めて「山東閥」の存在がクローズアップされそうだ。

更に、支那の人民解放軍内では、山東閥と呼ばれる強力な派閥があるが、この記事にある通り軍部で大きな力を握っている。
その傍流にある人間が北部戦区のトップだという事実を考えると、これ、習近平氏が北部戦区の手綱を握れたかは不安である。寧ろ、瀋陽軍区の体質を引き継いで大きくなったのが北部戦区と考えれば習近平氏の思い通りに行くとはとても。
まあ、それでも、首を挿げ替えているので、以前よりは中央よりの人材なのかも知れないが。

何が言いたいかというと、北朝鮮で事案が発生すれば、北部戦区からの戦力が動くのは自然である。当然、予防のために動くということもありうる。
だから、今回の動きそのものは不自然ではない。ただ、北部戦区が北朝鮮寄りの組織だと考えると、素直に中央の言うことを聞く「だけ」とは考えない方が良いように思う。



つまり、どうにも今回の北部戦区での動きが、北朝鮮を押さえ込むための動員であるとは考えにくい。
そりゃ、中央の意向をまったく無視して動いたとは言わないけれど、下手したら反転して中央に牙を剥くような可能性だってある動きではないかと。

これまで、北部戦区は北朝鮮に物資を流し、核実験やらミサイル実験をやらせてきたといわれている。現状で何処まで北の将軍様と繋がっているかはよく分からないが、北朝鮮軍部と北部戦区との繋がりは深いだろう。

そんな立ち位置にいる部隊が、習近平氏がアメリカに言われてヘイコラ部隊を動かす様を、了承しているとは思いがたい。
もちろん、だからといって支那の中央に今の段階で牙を剥いたところで、メリットは無いことは承知しているだろうから、直ぐにどうこうという事は無いと思う。が、動員したと言われる兵の多さもさることながら、ロケット軍(ロケット軍は中央戦区管轄)も動かしているという話は、どう考えて良いのやら。

支那の動きも十分注意しなければならないようだ。



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コメント

  1. キナ臭いです。
    東三省は軍閥割拠の時代、アウトロー出身の張作霖が地盤にした地域です。山東省は安徽派と直隸派から独立して奉天派(張作霖)に寝返ってます。
    水滸伝が山東省の話で、南満洲鉄道の始発駅である大連付近には、近世には日本の和寇と結託するシナ&朝鮮の海賊のアジトがあった。
    かように書けば二つの地域は馴染みが深くて、そもそも地政学的にシナの兵乱の震源地な事が
    御理解いただけると思います。
    張作霖も山海関を超えて北京と中原を侵略しましたし。
    木霊さんが仰るように、戦区への転換も、体制内部軍閥である瀋陽軍区の牙を抜けて無いのならば、偶発因子によって、国境に派遣された北部軍が北京を狙わないとも言えません。
    バカな…笑う方もいようが、シナの歴史では再三に繰り返されてきたパターンです。
    冷静な木霊さんすら読みきれない「偶発」が、とんでもない方向に流れを変えるのが怖い。
    シナ分裂ヤター!
    と喜ぶ前に日本も巻き込まれる。

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    返信
    1. 張作霖の名前が出てきましたねぇ。
      この人、軍人と言うよりはどうにもゲリラ活動を繰り返したテロリスト、或いは山賊の親玉と言った印象が強いです。読んだ書物のせいですかね。

      まあともあれ、北部戦区は支那が抱える爆弾の一つという感じらしいので、ここの動きはもう少し積極的に気にしておきたいです。

      ……朝鮮戦争が再開すれば、日本は無関係ではいられませんからねぇ。地理的にも立場的にも。平和の危うさを感じざるを得ません。

      削除
  2. あるけむ(R.K.M)@fwbc19652017年4月11日 15:40

    この記事の内容が、別記事「シリアへの攻撃は、北朝鮮への警告を含む 」のコメントに書いた「習近平政権vs(瀋陽軍区+北朝鮮)」説の本質です。
    この動員は、北部戦区(瀋陽軍区)が北朝鮮を支援する動きなのではないかということです。

    朝鮮半島がキナ臭くなるたびに、国境に兵力が動員されてました。
    難民対策とされてましたが、正規軍を展開する必要があるのか疑問でした。
    北朝鮮支援という話なら、説明はつきますね。

    >下手したら反転して中央に牙を剥くような可能性だってある動きでは
    >ないかと。
    さすがに、中朝国境に兵力を展開した状況ではないと考えます。
    少し、状況が緩んだ状況であれば可能性はあると考えますが。

    >ロケット軍(ロケット軍は中央戦区管轄)も動かしているという話は、
    >どう考えて良いのやら。
    これは、よく分かりません。ロケット軍(元「第二砲兵」)は中央が把握していると思われるので。
    弾道弾で北部戦区(瀋陽軍区)を脅しているのでしょうか?
    それに対抗するのが、北朝鮮の弾道弾+核という説もあります。

    ※以上の内容は、別ブログの記事の内容をベースに学んだ内容です。学んでから一年は経ってないですね。

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    返信
    1. あるけむ様、
      お見それしました。瀋陽軍区の反北京て説には、それはないだろう流石に…とおもっていた。でも一晩で貴兄の説に現実が接近しています。ただ的中はしないで欲しい。
      シナ分裂動乱を望む方は、我ら保守の中に多いですが、実現したら日本も激流に巻き込まれ、ただでは済まないですから。

      削除
    2. あるけむ(R.K.M)@fwbc19652017年4月11日 16:33

      自分が言い出したことではないですから。
      ベースは、産経の記事を他のブログで見かけたからです。

      ソース)産経新聞「【野口裕之の軍事情勢】反習近平派の拠点、中国人民解放軍「瀋陽軍区」が北と通じてクーデターを計画している!」2016.10.10
      >北朝鮮の核ミサイルはワシントンや東京を狙っているとは
      >限らない。北京も含めるべきではないか。
      (中略)
      >そもそも人民解放軍は、軍中央の支配が届きにくい半ば独立
      >した軍閥。従って、習主席に逆らってでも北朝鮮を支援したい
      >軍閥と、習主席に忠誠を誓う軍閥に大別される。背景には利権
      >と政争が薄汚く絡み合う。北朝鮮の核・ミサイル開発を阻止
      >するには、北を支援する中国人民解放軍を習近平派の人民解放
      >軍が掃討しなければ、決着がつかぬやもしれない。中国
      >国内で、内戦が始まるのだろうか。

      ※長文なので一部のみ引用しました。

      削除
    3. 北部戦区の動きが気になるのもありますが、記事中で触れたロケット軍の動きというのをより気にしています。

      支那は迎撃手段としてのミサイルを持っているという話なのでは無く、先制攻撃手段としてのミサイルを保有していて、その狙い先には日本も含まれると言うことは前々から言われています。
      だから、狙われていること自体に不思議は無いのですが、このタイミングで何故こうした情報が出るか?と言う点に関しては、非常に疑問です。

      北朝鮮に核弾頭をぶち込んだら北部戦区も無事では済みません。そうした話をちらつかせる意味で中央戦区が動いているのだとしたら、本当に対立の構図の一端だという話になります。

      日本も「巻き込まれる」だけでは済まないわけで。

      削除
  3. 本当にヤバくなってきた気がします。
    シナはアメリカが手を出す前に北を傀儡という名の併合をする気なのかもしれない。かつての我が国の満州国みたく。しかし北部戦区はリストラと非軍事部門の企業利権を奪われて、北京政府を恨んでる。
    最悪は北京に牙を剥く可能性がある。非常に不安定な状況ですね。
    刈り上げが何もしないならば良しとして、ミサイル発射したら現在の米軍の布陣では間違いなく撃墜されると思います。すると面子丸潰れ!
    より過激な大陸間弾道弾実験や核実験に踏み込むかも知れません。そうなればトランプも通常兵器での
    爆撃を避ける訳にはゆかないかなと。
    やはり早急に憲法改正の手はずを整えないと。

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    1. ますます状況は悪化していますね。

      僕が考えるに、支那、習近平氏が北朝鮮を併合というシナリオを採るのはかなり難しいのではないかなと。
      その理由は、北部戦区が掌握しきれておらず、北朝鮮の生命線は北部戦区が握っているからです。
      北部戦区傘下に北朝鮮を併合してしまえば、北部戦区は核とミサイルを手に入れる事になり(今でも手にしているも同然なのでしょうが)、支那は2つに割れます。北部戦区を排除して北朝鮮を中央線国併合するのはほぼ不可能でしょう。

      つまり、支那はアメリカの要求をどうやっても実現することはできない可能性が高い。

      では、以前支那が考えていたであろう韓国を中央戦区が取り込んで、韓国に北朝鮮を併合させる案は?というと、韓国の大統領が思いの外使い物にならず、それどころか囚人として拘束されてしまいました。もはやその手も使うのは難しいでしょう。

      時間的制約もありますので、支那が手を打って事態の打開へ進むことは可能性として極めて低い。
      ではロシアが出てくるかといえば、現状でその可能性は支那が北朝鮮を兵後してしまうシナリオより無いと思います。

      ロシアや支那は現状を指を加えてみているのが関の山で、アメリカと北朝鮮の直接的な対立は避けられないと思います。

      では、直近で一番の危機である4月15日、つまり明日、事態が動く可能性は、7割位あるんじゃないかと。一番可能性が高いのは、アメリカが先制攻撃でシリアの様にするパターン。そうなるとなし崩し的に開戦になるか、斬首作戦が成功して騒乱状態になるかの2択ですね。

      削除

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