半島有事が再燃したその時、自衛隊は邦人輸送出来ず?

半島有事再燃において、自衛隊が韓国国内での活動が出来ないだろうという懸念は前からチラホラと聞かれる。

在韓邦人退避、自衛隊使えず?…韓国が消極姿勢

2017年04月21日 08時50分
 日本政府は、米朝間の緊張の高まりを受け、朝鮮半島有事を想定した在韓邦人輸送の具体的な計画の検討を進めている。
実際、これがどうなるかはハッキリとは分からないが、大方の予想では、韓国側がこれを認めず、自衛隊は韓国の領海に入ることすら難しいのでは無いか?という気がする。


読売新聞が邦人輸送のイメージ図を作っていたが……。

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基本的には、自衛隊が韓国で活動するためには韓国側の受け入れ同意が必須となる。
 民間機や民間の船舶などとともに、自衛隊の航空機や艦船の派遣も検討したい考えだが、韓国政府は日本政府との協議に応じる姿勢を示していない。輸送力には限りがある中、民間機などが通常運航している間に自主的な帰国を促すなどの取り組みをどこまで進められるかが焦点となりそうだ。
何となく、暢気な印象を受ける記事ではあるが、在韓邦人は現在、旅行者を含んで5万7千人ほどいると言われている。在韓アメリカ人が20万人らしいので、アメリカはもっと事態を深刻に受け止めているのだろうけれど、アメリカは韓国から避難する手順を策定してあり、その訓練も行っている点で日本とは大きく違う。いや、正直な話、アメリカは既に一部避難を始めている。



こんな記事が報じられていたが、韓国側にとっては、反日感情を醸成した結果、自衛隊が韓国内に入って活動するなどとても受け入れられないという。

自衛隊、「米海兵式上陸部隊」育成へ

2017年04月10日08時46分
  日本の自衛隊が上陸作戦能力の強化に本格的に動き出した。先月27日に陸上自衛隊が長崎県佐世保市相浦駐屯地に水陸機動教育隊を発足させたと、時事通信は最近伝えた。
~~略~~
これに対し、韓国軍の内外では現在日本が集団的自衛権を容認しているだけに韓半島(朝鮮半島)有事の際の介入の可能性を懸念している。韓国軍の関係者は「在日米軍と自衛隊がパッケージで動く可能性を排除しにくい」とし「上陸能力の強化は独島(ドクト、日本名・竹島)問題に関連しても大きな脅威要因」と述べた。
  一方、パク・ヨンジュン国防大教授は「いくら安倍政権といっても韓国軍の同意なく自衛隊が韓半島(朝鮮半島)に入ってくるのは容易でないだろう」と述べた。
韓国紙の論調として、自衛隊が韓国の領土に足を踏み入れるなんてとんでもないというような世論を醸成する目的で、書かれているようだ。
わざわざ日本の離島防衛に関する部隊に言及した上で、竹島の問題まで引っ張り出す始末。
しかし、竹島に不法滞在しているのは韓国の警察であって、日本が何か不法にやっているなどと言うことは無い。
 
そもそも半島有事に際して、陸上自衛隊の水陸機動教育隊はまず関係無いだろう。むしろ、混乱に乗じて支那が尖閣諸島に乗り出してくることを防ぐ必要がある為に、警戒に忙しくなる可能性が高い。
とてもでは無いが韓国の相手をしているほど暇では無いのだ。
 
わざわざそんな部隊の話を持ち出して、話を絡めるあたり、意図的にミスリードを狙っているものと考えても良いだろう。



ともあれ、韓国側が日本の自衛隊を受け入れる可能性は極めて低い。
邦人輸送に限定したとしても、まず受け入れては貰えないだろう。

そうなったときに、日本側がどうすべきかを、日本政府は検討すべきだが……、稲田氏の判断で日本人の命を守るための強行策が採れるとはとても思えない。
だとすれば、現在採れる最善の手は、日本人を韓国に渡航させない。在韓邦人は順次帰国させる、だ。
決断は早い方が良い。


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コメント

  1. こんな時にもかかわらず「オレ今度のGWに韓国行くんだ」とワクテカしている同僚が居ますがなにか?
    まあ行き先は釜山辺りなので、直接的に北の攻撃でどうこうなる事は無いでしょうが何とも物好きな・・・
    一応止めましたが意志は固い様で。

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    1. 是非止めてあげてください!

      ……とはいえ、断固として行くと言うのであればどうしようもありませんね。
      せめて、たびレジ登録を薦めてください。何かの役に立つこともあるでしょう。

      削除
  2. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年4月21日 17:40

    予想された事態ですね...
    なので、細かい話ですが...

    >そもそも半島有事に際して、陸上自衛隊の水陸機動教育隊はまず関係無い
    >だろう。
    水陸機動教育隊は(編成途中の)「水陸機動団」内の教育部隊のようですね。

    >むしろ、混乱に乗じて支那が尖閣諸島に乗り出してくることを防ぐ必要が
    >ある為に、警戒に忙しくなる可能性が高い。
    この任務は(水陸機動団の第1連隊に改編されると言われている)西部方面普通科連隊が担当でしょう。

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    1. 補足ありがとうございます。
      この辺りの編成は、僕の理解がまだ及んでいない部分もあって、もうちょっと正確な情報を出せるように気をつけますね。

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  3. 日本人、平和ボケし過ぎてない?
    実家に帰った時に、刑事さんが壁際に拳銃を構えて
    市民を誘導する映像を観ました。
    アホらしい。ベニヤのような軟らかな素材でも壁際に進むと跳弾に撃たれる率が高い。肘を壁に当てて、上腕一本分は距離を壁や遮蔽物から離すのがセオリーです。

    キングコング観ていてもイケメン俳優の射撃は肘を締めてセオリーに則していました。
    シナやバカん国の映画でも同じ。
    YouTubeでシナの怪獣映画を観たけど、兵士も市民も、怪獣達を撃つのに、肘を締めて銃床を頬に当てて撃ってました。
    1960年代までの日本の怪獣映画は、市民も自衛隊もリアルな動きをしていた(exサンダ対ガイラ)
    製作者が戦地での体験を持つからです。
    たかが怪獣映画でも、我々が有事を忘れてしまった国なのが解る。
    日本の映画を観ると、現場指揮官がヤクザ映画のようにドスの効いた低音の言葉で指示を与える!
    嘘です!
    指揮官は高音の言葉で指揮します!
    兵卒が聞き取れないから!
    サンダVsガイラでは護られているが、70年代以後の怪獣映画を観るとヤクザ流。
    ハリウッドはもちろん、シナやバカん国の映画を観ると、指示の仕方が高音です。
    たかが映画でも、我々が平和に慣らされ過ぎた事を現していると思います。

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    1. シナ映画、低予算でもリアルです。
      怪獣に対する時に三方岩岳囲んで、敵正面への打撃が無効の時に、側面から援護して撤退させる。私が現役で教わった事と一致してる。
      映画というのは、その国の技術と意識が出るメディアで、リアルな戦闘シーンには、その国の有事意識の高さが出るもの。
      戦後70年を経て、国防への意識が一般人レベルで衰える中で、シナは失ってないと感じましたね。

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    2. 映画監督が勉強不足、と言ってしまえばそれまでですが……、その勉強不足である点を指摘する人がいないのが日本の現状なので、どうしようもありませんね。
      「見当違いな指摘」をして得意げになっている人も少なくないようで。

      昔、踊る大捜査線の映画を見て、主人公がトラップのヒモを踏んづけて進む様子にビックリしたことがありますが……。(あの目的については諸説ある様ですが、トラップの種類が分かっていることが前提の解説が多く、合理性に欠ける気がします)

      映画は所詮作り物なので、文句を言っても仕方がありませんが、舞台設定にリアリティを感じないと一気に覚めてしまうという事があると思います。

      そういう意味でも、もっと丁寧に作って欲しいですね。

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  4. 日本人が邦人保護にかこつけて独島を侵略するぞ!米軍にくっついてぞ踏み込んでくるぞ!警戒しろ!・・・まぁどこが韓国にとって敵国なのか解りやすいですね。木霊さんはアメリカ人を取り上げてますが、アメリカ人は韓国にとってまだ同盟国かもしれませんが、日本人は確実に敵国民でしょう。いざとなったら何されるか。邦人は直ぐにでも帰国するべきですが、韓国に居る日本人は割合危機感は無いみたいですね。どうなることか・・・

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    1. まあ、韓国を取り上げると悪し様に言うしか無くなるので、ここは「アメリカであっても信用するな」というスタンスで書かせて頂きました。

      韓国内ではかなり危機感が薄い様ですが、あの風潮はどうなんでしょうねぇ。茹でガエル状態という事なんでしょうか。(茹でガエルの話は実際は眉唾だといわれていますが)

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