北朝鮮、日本海に弾道ミサイル発射

少し忙しいので、ニュースを記録に留める程度に紹介しておく。

北朝鮮、日本海に弾道ミサイルを発射 60キロ飛行 SLBM改良の新型中距離か

産経新聞 4/5(水) 13:31配信
 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮は日本時間の5日午前6時42分ごろ、東部、咸鏡南道(ハムギョンナムド)・新浦(シンポ)付近から日本海に向け、弾道ミサイル1発を発射した。ミサイルは約60キロ飛行し、沖合に落下した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした。軍は2月に発射された新型中距離弾道ミサイル「北極星2(KN15)」と同型か改良型の可能性があるとみて分析を進めている。
本気でどこから金が出ているのやら。




さて、今回のニュースは韓国軍から出ていることを含めて、注意しなければならないポイントが多い。
 韓国軍によると、ミサイルの最高高度は約189キロに達した。落下したのは日本の排他的経済水域(EEZ)外。新浦は、潜水艦の建造拠点として知られ、周辺で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試射が行われてきた。
一つは最高高度に関して。
高度100kmはカーマン・ラインと呼ばれるもので、宇宙と地球の境目であると定義されている。高度189kmというと、人工衛星の低い位置を周回する軌道が200km程度なので、これに近い高度まで飛ばしていることになる。

2016年、つまり去年、北朝鮮が発射したミサイルはロフテッド軌道とよばれる、高度1000kmを通過するような軌道で飛ばされており、高高度に打ち上げる技術は既にある。

今回は60km程度飛ばしただけだが、新型中距離弾道ミサイル「北極星2(KN15)」と同型か改良型の可能性があるということで、日本は一段と警戒しなければならない状況になってきた。

もう一つは、新浦という場所から発射された点。これはあるいはSLBMの実験であるかも知れないことを意味している。



アメリカはこれに対してこんなコメントを。

米国務長官「コメントない」…行動で北に対処か

2017年04月05日 10時53分
 【ワシントン=大木聖馬】北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、ティラーソン米国務長官は「米国は北朝鮮(の核・ミサイル問題)について十分発言してきた。我々はさらなるコメントはない」との声明を発表した。
あとは、実力行使で示すと、そういうメッセージを伝えた訳だ。

……とはいえ、アメリカもそう簡単に動けるわけでは無い。
9.11の時のようにアメリカ国民にも分かり易いメッセージを送ってくれれば、直ぐにでも殴りに行くのだろうが、流石にそこまではしないだろう。問題は、実行がいつか?ということだな。
トランプ氏は、現在、支持率が低いだけに下手な行動は避けたいのだと思うのだけれど、支持率に固執するタイプでも無いと思うんだよね。

中国、絶体絶命か?――米議会までが中国に北への圧力強化を要求

2017年4月4日(火)18時18分
米中首脳会談を前に「中国が協力しないならアメリカ単独で行動する」とトランプ大統領。ヘイリー米国連大使も「北は中国の言うことを聞くはずだ」と。米下院までが北朝鮮に対する中国の圧力強化要求を決議。中国は?
支那の出方次第、ということかもしれない。4月7日には、首脳会談をやる予定らしいけれど、北の将軍様は、完全にそれに対するメッセージという位置づけでミサイルを打ち上げていると思う。



では、肝心の支那はどうなんだろう?

北朝鮮ミサイル 中国 国営テレビも速報

4月5日 12時35分
北朝鮮が5日朝、弾道ミサイルを発射したことについて、中国政府は今のところ、公式な反応を示していませんが、国営の中国中央テレビは、日本時間のけさ7時半すぎ、韓国メディアの情報を引用する形で速報しました。
静かなものである。
 
公式の発表は一切していない。
北朝鮮をめぐっては、中国の李克強首相が、先月15日の記者会見で「自分の家の玄関先で騒ぎが続くのは誰も望まない」と述べ、関係国が対話に踏み出すよう呼びかけていました。また、王毅外相は、先月8日の記者会見で、北朝鮮が先月、日本海に向けて4発の弾道ミサイルを発射したことについて、国連安全保障理事会の決議違反だと強く非難する一方、北朝鮮の核・ミサイル開発と、アメリカと韓国による大規模な軍事演習を同時に停止するよう求めていました。
騒ぐな、と言っている程度だ。
 
実に、不気味な状況だね。
追記 (2017/4/7)
どうやら発射されたミサイルは「KN15」ではなく「スカッドER」だった模様。

5日の発射ミサイルはスカッドER 米軍が分析修正

2017.4.6 08:15
 北朝鮮が日本時間5日に発射した弾道ミサイルについて、米軍は当初推定した新型中距離「KN15」(北朝鮮名「北極星2」)ではなく、中距離「スカッドER」だったと分析を修正した。米国防総省当局者が5日、明らかにした。発射は「失敗だった」とみている。
スカッドミサイルは旧ソ連が開発したミサイルで、北朝鮮では1976年にエジプトから2基のスカッドBを入手して、解析した上、コピーしたと言われている。これが元に作られたのがノドンだと言われているのだが、しかし、今何故スカッドERを打ち上げるのかがよく分からない。
在庫処分という可能性はあるが……。
そうだとすると、打ち上げに失敗しているというのは、ミサイルが劣化していたからだろうという理解も出来る。
が、では、このタイミングで古いミサイルを打ち上げるメリットが今度は分からない。何がしたかったのやら。


 

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コメント

  1. 同日、アサド政権が化学兵器を空爆で使った。
    Newsで観ましたが、毒ガスで瀕死の子供を観て、正直に許せないと思いました。
    いったい世界はどうなっているのでしょう?

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    返信
    1. シリアでの化学兵器使用に関しては、ニュースを確認しましたが、アサド政権側が主体で行われたかどうかは、ハッキリしないのですよね。
      アメリカはほぼ確実だと言っていますが……。

      削除

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