韓国軍、KAMDを強化するM-SAMの開発を終える

KAMD関連でもう1つ。

韓国軍 対北ミサイル防衛の中核兵器開発=来年にも配備

2017/04/16 11:41
【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局が北朝鮮の弾道ミサイルを下層で迎撃する韓国型ミサイル防衛(KAMD)」の中核、中距離地対空誘導弾(M-SAM)システムの開発を終え、早ければ来年にも実戦配備する。軍関係者が16日、明らかにした。
こちらは来年から実戦配備なんだそうで。いやー、ミサイルラッシュだね!



さてさて、前日の記事と何か関係があるようにも思えるが、こちらは艦載するのではなくて、地上に配備する話らしい。
前日のは、艦対地ミサイルの開発だと言うことだったのだが、技術的には似た話になるのかな??
天弓
こんな写真が載せられて、「天弓」という名前で紹介されていたが、関連ニュースはこちら。
しかし、この時のニュースでは「天弓」を改良した「M-SAM」は2015年末までに3基が導入されているという話だった。当時の計画では2020年までに20基以上を配備するらしい。

ところが、冒頭のニュースだと「早ければ来年にも実戦配備」と言う事になっている。え?どういうこと?



一応、前の記事を参考にすると、こんな感じらしい。
  • 短距離誘導ミサイル:「新宮」「天馬」
  • 中距離誘導ミサイル:「天弓」
  • 長距離誘導ミサイル:開発中
地上に配備して航空機を迎撃するのが目的で作られているらしいのだが、「天弓」までは既に配備が始まっているはず。……ハズだよね?2015年末に配備の予定だったのだから。そもそも開発は2011年に完了しているんだぜ?

にもかかわらず、既に配備されているはずなのにも関わらず、「M-SAMは来年配備予定」というのが冒頭のニュース。
 同関係者によると、M-SAMはすべての試験評価を終え、行政手続きだけを残した状態だという。
 韓国軍の中距離の地対空ミサイル「天弓」を改良したM-SAMは高度約20キロで敵の弾道ミサイルを破壊する「直撃型」の迎撃ミサイル。テストでは約10発の模擬弾道ミサイルを正確に迎撃したという。
しっかし、韓国陸軍は既にPAC-2を配備しているはずだけど、どうやら同系統の迎撃ミサイルを開発したという事になるのか?
そして、M-SAMは前回、2015年の記事では射程が最大40kmと説明されていたが、今回の改良型は高度20kmと説明されている。
また、前回の記事では2発迎撃に成功!と書かれていたが、今回は10発迎撃に成功したっぽいな。
そういえば、スカッドミサイルを迎撃したとか何とか。



アメリカが開発した「PAC-3/Config.3形態」で、対弾道弾射程20km(上昇限度15km)とされているので、「M-SAM」が報道される通りであれば、なかなか優秀なミサイルと言えそうだ。

が、「PAC-3/Config.3形態」のキモは何と言ってもレーダーや誘導システムの精度である。韓国が何処までそれを作り込めるのか?その辺りは興味が尽きないが、良いじゃ無いか、これでKAMD計画の未来は明るくなるぞ!

……若干、配備時期がどんどん後ろにずれていると思われるのが気になるな!


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コメント

  1. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年4月23日 2:13

    >前日のは、艦対地ミサイルの開発だと言うことだったのだが、技術的には
    >似た話になるのかな??
    「ミサイル」という程度しか共通点はないと思います。

    過去記事「韓国軍、ミサイル迎撃試験に初成功」2016年3月21日のコメントに、情報を整理した結論として、以下の書き込みをしました。
    >「KM-SAM=M-SAM=天弓=中距離地対空ミサイル」ということですね。
    それに対し、今回の記事では
    >「天弓」を改良したM-SAM
    と、二転三転してますね...何が本当なんでしょうか?

    >韓国軍の中距離の地対空ミサイル「天弓」を改良したM-SAMは高度
    >約20キロで敵の弾道ミサイルを破壊する「直撃型」の迎撃ミサイル。

    >韓国陸軍は既にPAC-2を配備しているはずだけど、どうやら同系統の迎撃
    >ミサイルを開発したという事になるのか?
    「直撃型」なのでパトリオットPAC-3タイプですね。PAC-2までは近接信管を使用する破片効果型です。

    なんか、パトリオットの後追いをしているようにしか見えません。それも非常に短期間で。
    PAC-3は短期間に開発されたように見えますが、実のところ、別に開発されていた弾体(ERINTミサイルと呼ばれていた)をパトリオットのシステムに組み込んだものなので、それなりに開発期間が掛かっているはずです。

    実は、KAMD計画は北朝鮮に対するハッタリなのかもしれません。

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    1. この関係の記事は、ソースによっても表現が違うことがあって、何が正しいのかよく分からないのが正直な所。
      ニュースの記事を書いている記者が無知だという可能性もありますが、そもそも情報を提供している側がいい加減(韓国軍側)という可能性が否定できません。
      そして、申し訳無いのですが僕もしっかり把握できていません。

      PAC3やSM3を購入するという話も定期的に出てくるのですが、アメリカ議会の承認を得られないと仮想した事情があるのかも知れませんね。
      そんな訳で、なんちゃって兵器を開発しつつ、ちらっちらっとアメリカの方を伺う状態なんじゃ無いかと。

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