2017年6月9日金曜日

北朝鮮が発射した地対艦巡航ミサイル

これが何者であるかは、今のところよく分かっていないようだ。

新型巡航ミサイルの試射「成功」=日本海上の標的に命中―北朝鮮

6/9(金) 7:05配信
 【ソウル時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は9日、新型の地対艦巡航ミサイルの発射実験に成功したと伝えた。
 金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会い、発射されたミサイルは日本海上に浮かべた標的の船に命中したという。
現状では、北朝鮮が何か飛翔体を飛ばした。北朝鮮は地対艦巡航ミサイルを飛ばしたと報道した。それだけしか無い。

北朝鮮が何を飛ばしたかはともかく、地対艦巡航ミサイルを撃ったという風に報道したと言うことは、少なくともアメリカに「空母を攻撃できるぜ」と宣言したのと同じである。地対艦ミサイル、つまり地上から海上にいる艦船を攻撃するミサイルである。
金星3?
この写真は軍事パレードの時に出てきた新型兵器の写真なのだが、どうやらこれが該当する「金星3」ということらしい。

ミサイル「従来よりも技術力を向上」北朝鮮強調

6/9(金) 7:13配信
 【ソウル=井上宗典】北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、新型地対艦巡航ミサイルの試験発射に初めて成功したと報じた。
北朝鮮側は「成功した」と報道して、それなりの距離を飛んだのだろうという風に分析されている。

今回の北朝鮮ミサイル、抗議を行うようなものでない=菅官房長官

World | 2017年 06月 8日 13:19 JST
[東京 8日 ロイター] - 菅義偉官房長官は8日午前の会見で、この日の朝、北朝鮮が地対艦ミサイルを数発発射したとみられることについて、日本の安全保障に影響を与えるものではなく、北朝鮮に抗議を行うようなものではない、と語った。
日本政府は、これに関して「抗議はしない」と、その様に判断している。

軍事ブローガーとして有名なJSFさんがこれについて起稿しているので、そちらを紹介しておこう。

北朝鮮が巡航型の地対艦ミサイルを発射

6/8(木) 22:43
 6月8日早朝、北朝鮮は巡航型の地対艦ミサイルとみられる飛翔体を発射しました。最近一カ月間の間に5回のミサイル実験を行った事になります。うち3回が弾道ミサイルで、残りが地対空ミサイルと地対艦ミサイルの発射でした。なお国連安保理決議で北朝鮮が禁止されてるのは弾道ミサイル関連技術の試験発射なので、今回の地対艦ミサイルに付いては日本政府は抗議をしていません。
  • 5月14日、中距離弾道ミサイル「火星12」を発射。
  • 5月21日、準中距離弾道ミサイル「北極星2」を発射。
  • 5月27日、長距離地対空ミサイル「稲妻5」を発射。
  • 5月29日、短距離弾道ミサイル(精密誘導型)を発射。名称は非公表
  • 6月8日、地対艦ミサイルを発射。名称は非公表
地対艦ミサイルに付いては詳細が判明していませんが、おそらくは4月15日の平壌軍事パレードで登場した新型地対艦ミサイル「金星3」だろうと予想されています。そうすると、この一カ月間に試射された各種ミサイルは全て新型兵器の試験だった事になります。

あー、これ紹介しちゃうと、ブログで書くこと無くなっちゃうわ(苦笑

JSFさんの分析を引用すると、「金星3」はロシア系の兵器だろうというお話。
北朝鮮の地対艦ミサイル「金星3」は、ロシアのKh-35対艦ミサイルに非常によく似た存在です。
射程は200km程度、最高高度は約2kmなんだそうで。



結局、今回の巡航ミサイル発射は、アメリカに対する牽制であろうという見方が大勢を占めており、日本政府も表面的にはそういう判断をしているように見える。



実は、既にアメリカの空母2隻は朝鮮半島付近から撤退している。
ミニッツが来るのは来月なので、今は留守だ。そんなところに巡航ミサイルを発射して見せたのである。

当然、このことはアメリカにとっては面白くない話。
 朝鮮中央通信によると、このミサイルは、4月15日の故金日成主席生誕105周年を祝う軍事パレードに登場したもので、「敵艦船集団を地上から思い通りに攻撃できる強力な攻撃手段」とされる。発射実験では、超低空飛行での安定性や機動性、標的捕捉能力、誘導性能などを検証。さらに、新開発の無限軌道式発射台の機動性や迅速な発射準備態勢も確認した。
当然ながら、韓国政府も焦らなければならない話なのだが……。

北朝鮮、今年10回目のミサイル発射…「地対艦と推定、200キロ飛行」

2017年06月08日13時14分
  北朝鮮が8日午前、地対艦巡航ミサイルと推定されるミサイル数発を発射した。
何か他人事である。
ムン君は、あまり扱いたくない話なんでしょうなぁ。



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6 件のコメント :

  1. http://www.sankei.com/smp/politics/news/170508/plt1705080005-s1.html
    ↑早いことトマホークを配備して、あんまり打ってくるようなら、そっちに100発くらい打ったろか、ぐらい言ってやれるようになればいいのだが・・・。
    だいぶ先になりそうだな・・・・。

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    1. 敵基地攻撃能力は是非とも手に入れて欲しいですね、日本には。

      トマホークが適切かは、正直分かりかねますが……。

      削除
    2. トマホークが適切かは、正直分かりかねますが……。

      ただ、そうは言っても、爆撃機若しくは空自が導入したF35で爆撃するとなると、対空ミサイルで撃墜されてしまう恐れがありますし、恐らく私が考える限りでは、トマホークがベストではないかと思われます。
      或いは、トマホークなんかよりももっと高性能な「日本版トマホーク」を開発して配備してしまう、というのも手ですが、時間はかかるわ、アメさんは良い顔はしないわ、パヨクは発狂するわで、なかなか難しいのでしょうが・・・・。

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  2. 理想は↓くらいなのだが、日本がこのくらいになるのはいつになることやら・・・・。
    http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/---1_1.php

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    1. 核兵器を保有するのはなかなかハードルが高いのですが、ミサイルくらいなら開発して然るべきなんですよねぇ。
      何故やらないのか。

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  3. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年6月13日 2:06

    このミサイルは、12式地対艦誘導弾(またはハープーン)相当のようなので、あまり問題視する必要はないと思います。

    敵基地攻撃能力については、このブログの今年一月末の記事「敵基地攻撃手段は不要か? 」のコメント欄で書き込んだように、(中国を相手にするのでなければ)通常弾頭型トマホークでいいのではないかと考えています。

    やぱり、問題は、パヨク・リベラルの連中と予算ですよね...

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