2017年7月29日土曜日

韓国弾道ミサイル、弾頭重量を1tに拡大?

韓国って、弾道ミサイル持ってたんだっけ??

北朝鮮指揮部を打撃する韓国弾道ミサイル、弾頭重量を拡大か

7/25(火) 8:08配信
韓国政府が有事の際、北朝鮮指導部の隠れ場所を破壊するため、弾道ミサイルの弾頭重量を現在の倍の1トンに増やす案を推進中だと、政府当局者が24日明らかにした。
まず、誰もが弾道ミサイルがあったか?と疑問に思うと思うのだけれど、結論から言うと、ある。玄武1、玄武2というシリーズが弾道ミサイルと言う事になっている。



では、その玄武1や玄武2はどうなのか?と言う話なんだが、玄武1の紹介から行こう。
玄武1
こちらが玄武1と呼ばれる弾道ミサイルで、射程が300kmである。なお、ウオッチャーの中では有名な話だが、これ、ナイキハーキュリーズのパクリ品である。MIM-14_Nike-Hercules_02
1958年より配備が開始された骨董品だが、未だに世界各国で配備されているそれなりに優秀なミサイルだ。ただ、発射重量が4.8tで弾頭は500kg程度。一応、2ktのW31核弾頭を搭載できるが、アメリカではすでに1983年に運用が終了している。韓国軍でも玄武1は米国製のATACMSに代替が進んでいる。



次行こう、玄武2。
玄武2
玄武1とはえらく恰好の違うミサイルだが、それには理由がある。玄武1の発展型では無く、別のミサイルをパクったパクリ品だからだ。
イスカンダル
それがこちら。ロシアの9K720「イスカンデル」というミサイルである。そっくりなのは、韓国がスパイを使ってロシアからミサイル部品等を盗み出し、その技術データも盗んだからだ、と言われている。

[Why]どのビジネスマンの告白 "私はICBM(大陸間弾道ミサイル)韓国に持ってきた」

入力:2011.06.25 03:12 | 修正:2011.06.25 14:37
「金大中政権時代、ロシア極東地域に配置された大陸間弾道ミサイル(ICBM)をスクラップ偽装して韓国に持って来ました。命をかけて働いたのに、私困ったら国は私を見捨てた。」中堅企業でいくらまで国内のある体育団体の会長を務めていたKさんの発言だった。国家情報院に確認した結果、「そのようなことがあったが、彼は取り寄せたものはくず鉄レベルに過ぎなかった」とした。「人生をあきらめた」は、Kさんに何があったのだろうか。
実際にこの様な報道があった。
この報道の真偽の程はともかくとして、玄武2の射程は400km程度、弾頭は500kg程度という事になっていて、イスカンデルの性能に準じる恰好である。



と言う訳で、今回の話は玄武2の事だと理解して良いのだが、この兵器には弾頭は500kgまで、と言う制限がある。
韓米ミサイル指針は両国が締結した韓国の弾道ミサイル開発規制ガイドライン。2012年の改定協議で弾道ミサイルの射程距離を従来の300キロから800キロに増やし、弾頭重量は射程距離800キロを基準に500キロで合意した。
これは、ニュースで報じられるように弾頭重量の規制が、アメリカとの間で取りきめたガイドラインによって行われているからである。

流石に韓国大統領のムン君もその辺りは理解しているらしいが、じゃあ、弾頭重量を増やしたときに何が起こるか?という点については、特に触れられていない。
文大統領は米国訪問直前の先月23日、忠清南道泰安(テアン)の国防科学研究所(ADD)試験場を訪問し、射程距離800キロ、弾頭重量500キロの玄武2Cミサイル発射場面を参観した。軍の関係者は「ミサイル指針さえ改定されれば、技術上、北全域を射程圏とする弾頭1トンのミサイルを開発して実戦配備するのに問題はない」と述べた。
教えてやれよ……、視察の時にさ。



ちなみに、弾道ミサイルと言っても、韓国の玄武2は短距離弾道ミサイルというカテゴリーに分類される。そのうち800kmの射程を持つものは、玄武-2Cという名前になる予定なんだとか。
img_1
で、韓国から800kmというと……、大阪辺りまでは射程範囲となる。
この弾道ミサイルの弾頭重量を増やすと言うことが何を意味するか?というと、攻撃能力の向上である。
現在、玄武-2Cはサッカー場数面を焦土化できる能力であると発表されている。実のところ、韓国の弾頭重量制限は韓国側から平壌を狙える300kmまでは重量無制限であり、北朝鮮を相手にするのであれば射程を500kmや800kmまで伸ばして、更に攻撃力を高める必要性は何処にも無い。

北朝鮮を相手にすると言いながら、その実、日本に対して威嚇できる能力を獲得したいというのが、あの国の悲願なのである。
果たして、ロケットの開発が難航している状況で、「その技術は十分にある」と胸を張れるのか?という疑念は残るものの、それが開発出来たとしたら日本としては脅威を感じないわけには行かない。
日本としても敵基地攻撃能力を手に入れる必要が有るのでは無いか。敵性国が武器を手に入れようとしているのだから。



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10 件のコメント :

  1. 今後の予想。
    ・北のミサイルが日本国領土領海内に着弾→国内マスコミ「一発だけなら誤射かも知れない」
    ・南のミサイルが何故か日本国領土領海内に着弾→国内マスコミ「一発だけなら誤射かも知れない」
    ・日米が迎撃→国内外マスコミ「軍国主義!先制攻撃!9条くぁwせdrftgyふじこlp……」

    実際問題、今見てる昼のNHKニュースは着弾想定位置をぼかしてますからね、かなり危険な状況である事を故意に隠しているとしか思えない。
    ただし、弾頭重量がどの程度だったのかは全く不明だから、実用可能な弾頭を積んでとこまで飛ぶかは検証のしようも無いのですが……

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    1. ここの所、とくにNHKの偏向報道の酷さに頭にきてはいますが、あれ、今に始まった話でも無いんですよねぇ。

      だったら良いのかという話でもないのですが、あれに特別の権利を付与して受信料を支払っている辺りが腹立たしいです。

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  2. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年7月29日 13:01

    >現在、玄武-2Cはサッカー場数面を焦土化できる能力であると発表されて
    >いる。
    玄武2(とATACMS)は、クラスター弾頭なんですよね...だから、上空で弾頭を破裂させることで、子弾をばらまき、広範囲を破壊できるわけですね。

    日本は「クラスター弾に関する条約」(クラスター弾の使用や保有、製造を全面的に禁止する条約)に参加している意味でも不利と言えます。
    (韓国や米国・中国・ロシアは不参加)
    と言っても、GPIFが米国でクラスター弾を生産している企業に出資しただけで左巻きが騒ぐ状況なので、「クラスター弾に関する条約」からの離脱は無理でしょう。

    >日本としても敵基地攻撃能力を手に入れる必要が有るのでは無いか。
    敵基地攻撃能力能力は必要だと思われますが、核やクラスター弾の装備が難しい状況では、精密攻撃が主戦法になると思われます。
    その意味でも、日本は弾道弾ではなく長距離誘導弾の装備が必要だと考えます。

    追加で...燃料気化弾頭(サーモリック弾頭)や地中貫通弾頭(バンカーバスター)の装備は検討の余地があると考えます。

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    1. クラスター弾に関する条約なんて、気軽にホイホイ締結すべきでは無かったんですが、バカバカしい話ですよね、あれ。

      精密誘導という方向に行くべきと言うのは賛成です。寧ろそれくらいしか無いと言うべきかも知れませんが、自衛隊には相性が良い要に思えますよ。

      バンカーバスターやら燃料帰化弾頭やらは、あまり気にしたことがありませんでしたが、そういう方向でも考えねばならない気がします。バンカーバスターが候補としては有力そうですね。サーモリック弾頭の方は、反対が激しそうな予感。

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  3. ああ、そう言えば北のミサイル発射に対抗して南もミサイル発射実験をしましたね。
    日本の敵基地攻撃能力の確保についてはハードルが高いですね、既に北から恫喝紛いの事をさんざんやられてこの様ですから、やっぱり不謹慎ですが実際に人的被害が出るまでこの手の話しは進まない気がします。

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    1. そうなんですが、やられてからでは遅いのですよね……。

      日本の現状は「平和主義」というより、負け犬根性というか、戦争を悪者にし過ぎるというか。
      戦争なんて起こらないに越したことはありませんが、やらないのと、できないのでは、大きく意味が違いますからね。

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  4. 冷静に考えたら、弾頭重量を倍にしたら射程が大幅に減るんじゃ……
    「アイゴー!平壌まで飛ばずにソウルに落ちたニダ!」
    いや、一度くらい発射試験してから撃てよ……という展開を期待。

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    1. そんな面白い展開が……。

      韓国軍ならありそうですな。

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  5. たんじゅんに奴らすら持ってるのに、日本が持ってないのは悔しい!
    日本の科学技術の方か遥かに上なのに。

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    1. 彼らが持って居るからと言って日本の戦略的に意味があるとは限りませんが……。

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