2017年7月18日火曜日

パナマは台湾と断交して支那と国交を樹立

ちょっと古い話になるようだ。

パナマ断交でも中国と対話模索 台湾・蔡英文政権は習近平氏に何を期待?

2017.7.18 12:00
 中米パナマが6月、台湾と断交して中国と国交を樹立、蔡英文政権に衝撃を与えた。蔡政権の発足後、台湾との外交関係を解消する国は、昨年末の西アフリカの島国サントメ・プリンシペに続いて2カ国目だが、パナマとの断交は、他の中南米諸国との関係に波及しかねない。蔡政権は異例の厳しい態度で中国を非難し、対中政策の見直しも示唆した。だが、その後、具体的な動きはなく、再び「持久戦」に回帰している。
なお、中米パナマが台湾と断交したと書かれているが、日本は既に「日中国交正常化交渉」(1972年9月)の際に、支那の要求を飲んで台湾と断交している。



台湾と言えば、どこぞの党首が会見をやっていたが、正直それはどうでも良い。

田中角栄氏が支那に行って、「国交正常化しようぜ」という話になったのだが、この後の「共同声明(1972年9月29日)」によって、中華民国(台湾)に断交を通告している。
そういう意味では、このパナマの選択を批判できる訳も無い。
 パナマのバレラ大統領は6月12日、記者会見を開き、台湾との断交と中国との国交樹立を発表した。台湾メディアによると、台湾側への通知は会見のわずか40分前。異変を察知した台湾側が4時間前に問い合わせた際、パナマ当局者は「そんな話は聞いたことがない」と応じたという。
かなり唐突な話だったようだが。
 予兆がなかった訳ではない。駐台北のパナマ大使は4月に前職が離任した後、後任が決まらず、台湾がパナマに派遣した大使も、信任状の奉呈ができない状態だった。
……マジか!最悪だな!パナマ。そう言えば、アメリカの駐韓大使って決まっていなかったような。



さておき、流石の台湾もこのパナマの選択に動揺を隠せなかったようで。
 それでも、突然の断交は蔡政権に衝撃を与えた。13日午前には李大維外交部長(外相に相当)、呉●(=刊の干を金に)燮総統府秘書長(官房長官)、対中政策を主管する行政院大陸委員会の邱垂正副主任委員(副大臣)が相次いで会見。午後には、蔡総統自らが総統府で談話を読み上げる混乱ぶりを見せた。
 内容も、大陸委員会は中国の「強権的な脅しに対抗する」と強い口調で中国当局を非難。呉秘書長は会見で、中台関係の「再検討」を表明し、蔡氏も「台湾は両岸(中台)関係の平和と安定のため、全ての責任を果たしてきた。国益への再三の脅しや挑戦は座視しない」と何らかの対抗措置を取る可能性を示唆した。
結局、支那の嫌がらせと言う事になる訳で、台湾の総統である蔡氏もなかなか難しい舵取りを迫られることになったようだ。
ただ、それでも台湾は支那との関係維持を望むと発表している。
 ところが、方針は再び振り出しに戻る。林全行政院長(首相)は6月24日付の日本経済新聞のインタビューに応じ、「われわれは対岸(中国)との現状維持を望む。立場は不変だ」として、「現状維持」政策に変更はないと断言した。
まあ、できる事はそう多くは無いのだろう。



だが……。

パナマが台湾と断交 中国と国交樹立

2017年06月13日
一方、台湾は「怒りと遺憾の意」を表明し、パナマが「弱いものいじめをしている」と非難した。
パナマは、台湾から中国に外交関係を移行していなかった数少ない国の一つだった。
2016年12月には西アフリカの島国サントメ・プリンシペが同様に、台湾との国交を断絶している。台湾と外交関係のある国は現在わずか20カ国。
中国は近年、パナマへの投資を活発化させていた。パナマには中国経済にとって非常に重要なパナマ運河がある。


台湾にとって、支那の政策はかなり苦しい状況を招くと言っても過言ではない。
パナマは今回の決定の理由を説明していないが、同国の中国との経済協力関係は近年緊密になっていた。
中国企業がパナマで港湾開発を行っているほか、中国の国営企業はパナマ運河周辺の開発予定地の入札参加に関心を示している。
パナマ運河は国際物流の要であり、中国が「一帯一路」政策の下で欧州につながる広域経済圏構想を推進するなか、南米と米国両方の東海岸へのアクセスが重要性を増すとみられている。

支那にとってはパナマ運河などの要所を抑えるという意味でも、今回の話は「してやったり」という事なのだろうが、その前に断交した「サントメ・プリンシペ」って何処よ、という感じである。
サントメ・プリンシペはどうやらアフリカ大陸にある小国のようだが、どうやら2004年に行われた鉱山の入札で支那が鉱区を落札したようで。海底油田の開発にも着手されているらしいが、支那の資金力があればこの程度の小国はあっという間に握り潰されるだろう。



支那が、今さら台湾を、という気がしないでも無いが、南シナ海の掌握を本気で進める、或いは第1列島線の構築に本気になっていると言う風に理解すると、この話は由々しき問題である。
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見て頂くと分かるように第1列島線は完全に台湾を掌中に収めるという設定である。九段線と呼ばれる南シナ海の制圧はほぼ完了した、と言う認識なのかも知れない。
だとすると、日本のシーレーンは一層危うい立場に、という話になるのだが……、国会では相変わらず「加計学園ガー」とか、何処かの党首の進退だとかいう話をやっている。
本当に下らないな。


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2 件のコメント :

  1. 学園もの…いい加減にしろー!ですね。
    全く木霊さまが仰る通りに、第二は論外としても、第一列島線の制海権を支那に握られると、
    マラッカ海峡からの輸送が支那の思惑で封鎖されてしまいます。
    迂回ルートを取れても原油価格が高騰して、多くの企業が倒産する。それどころか、食糧とエネルギーを支那の思惑で供給ストップされかねません。シーレーン問題は前世紀の80年代から
    問題視されてるのに、9条がらみで……
    食糧とエネルギーの大半を外国から輸入している事実を考えた事があるのですかね左翼の皆さんは?
    海上輸送に頼る以上、チョークポイントを支那に押さえられたらおしまい。南支那海が彼らの内海にされたら、それはシーレーンを直撃して、防衛だけでなく、食物と燃料を輸入できなくなるのですね。
    自衛隊が国内から一歩も出るな!
    そういう事を言う御花畑の人たちは、電気を使わない気で、飯も食わないつもりなのでしょうか?

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    1. この話は本当にアブナイ話で、仮に支那が本気でこれを実行しているのだとしたら日本政府は全力でそれを阻止する必要があり、その蓋然性は極めて高いのだと思います。
      放置して良い話では無いのです。

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