何が始まるんです?アメリカ空母2隻が朝鮮半島へ

表向きは「合同訓練」である。

米空母2隻 再び朝鮮半島近海へ=韓国軍と合同訓練で北に圧力

8/2(水) 8:37配信
【ソウル聯合ニュース】韓米両軍が今月中旬に朝鮮半島周辺で米原子力空母2隻と韓国軍による合同訓練を行う方向で検討中であることが分かった。韓国政府の消息筋が2日伝えた。
しかし、その実、北朝鮮への脅しであることは間違いが無い。もちろん、ついでにムン君にも脅しをかける積もりなんだろうけどさ。



早々と夏休みに入ったムン君。

文在寅大統領、北ICBM発射でも予定通りに1週間夏休み 

記事入力 : 2017/07/31 10:10
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、7日間の日程で夏休みに入った。もともと29日に出発する予定だったが、28日夜の北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射で一日遅らせたものだ。野党など一部からは「北朝鮮がICBMを発射したのに夏休みを取るのか」という批判も出た。しかし、大統領府関係者は「大統領が予定通り夏休みを取らなければ、国民がいっそう不安がる。北朝鮮のミサイル発射兆候に関する事実は2日前の26日に把握していた」と述べた。
まあ、逃げたとも言う。

ロナルド・レーガン

しかしそのタイミングで、朝鮮半島の近海に「再び」来るというのである。もちろん韓国軍に対して合同軍事演習が提案され、検討されている。そう報じられている以上は、それは事実なのだろう。
米空母2隻が5月末に朝鮮半島の近海で韓国軍と合同訓練をしてから約70日で再び派遣されるのは、北朝鮮が先月末の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星14」発射に続く新たな挑発を行う可能性に備えたものと受け止められる。
報道では、空母派遣の理由をICBMの発射に続く新たな挑発に備える、とある。だが、北朝鮮が行う「新たな挑発」というのは一体何だろうか。



ところで、この「ムン君の夏休み」の記事で気になる記載があった。
 大統領府の説明通りなら、北朝鮮がミサイルを発射するということを認識していながら、27日に文大統領の夏休みの予定を担当記者たちに事前記者会見し、28日には終末高高度防衛ミサイル(THAAD)用地すべてに対して一般環境影響評価を実施すると決めたことになる。大統領府は北朝鮮のICBM発射を「予想」していたが、国防部はその16時間前にTHAAD砲台の年内配備を不可能にする発表をしていたというのだ。また、合同参謀本部は27日、「北朝鮮のミサイル発射が迫っているという兆候はない」という記者会見もしていた。
北朝鮮がミサイルを発射することを、2日前、即ち26日には韓国は知っていたというのだ。記事では辻褄が合わないとしているが、「国防部」や「合同参謀本部」が混乱を招くのを恐れて事実と異なる発表をした可能性はある。つまり、誰かが嘘をついているか、誰もが嘘をついているか、どちらかだ。
ただ、韓国には北朝鮮のミサイル発射の兆候を分析するだけの設備と能力が無いので、アメリカからの情報で「ミサイル発射の兆候がある」と把握したことは確実だろう。



もう一つ気になるニュースがあったので、紹介しておこう。ちょっと前の記事ではあるが。

トランプ政権初の台湾への武器売却決定…4億ドルが高性能レーダー費へ

Jul 04, 2017
アメリカ国務省によりますと、トランプ政権は6月29日、台湾に対して総額で14億2千万ドル=およそ1,600億円相当の武器を売却することを議会に通知しました。
輸出品目には早期警戒レーダーに関連した技術支援や、ミサイルなどが含まれています。実現すれば、トランプ政権として台湾への武器売却は初めてとなります。
台湾には以前にも早期警戒レーダーシステムがあったはずだ。

「着弾6分前にミサイル検知」台湾のシステムが完成

2013.03.11 MON 12:00
台湾が15年前から完成を目指してきた高度な早期警戒レーダー・システムが完成した。中国から奇襲攻撃があった場合でも、着弾から6分以上前に探知できるという。
どうやらこれの強化という位置づけの様な感じだが、今回はその他にも滑空誘導弾や対レーダーミサイル、魚雷などの武器が売却される模様。
流石にF-35戦闘機は見送られたようだが、この頃は支那に突きつけられた100日期限が迫る頃だったはずなので、十分脅しになったのでは無いだろうか。

北朝鮮対応「100日猶予を」 中国・習主席、米に要求

2017年5月22日03時01分
 北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐり、中国の習近平(シーチンピン)国家主席が4月初旬のトランプ米大統領との会談で、米国が北朝鮮に対して具体的な行動をとるまでの猶予期間として「100日間」を求めていたことがわかった。
100日の期限は7月16日だったようなので、こうした動きにもかかわらず支那は対応しなかった。

米中、転機の「100日」 トランプ氏「少し甘かった」

2017年7月17日00時39分
 米国と中国が4月の首脳会談で、北朝鮮問題や両国の貿易不均衡の是正を「100日」で成果を出すと合意した計画が16日に期限を迎えた。
「多少は動くだろう」との読みが外れたと、トランプ氏は告白しているが、流石に本気でそんなことを信じていたわけでもあるまい。100日の期限はアメリカ国内のパンダハガー向けにうったパフォーマンスだろう。



ところで、ミサイル発射について、韓国が知っていたとなれば当然日本も知っていたことになる。
それも2日前に分かっていたのであれば、イージス艦を日本海側に展開させて警戒を強めるくらいのことはしていた可能性が高い。

防衛省、PAC3やイージス艦展開…北ミサイル

2017年07月27日 11時42分
 北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を行う可能性が指摘されている27日、防衛省は、地対空誘導弾「PAC3」やイージス艦を展開し、迎撃態勢を敷いた。
日本の自衛隊は何の根拠も無くこうした動きをすることは無いので、今回のは事前にその兆候が知られており、ある程度の予想がなされていたのだと思われる。
7月26日に分かっていれば、27日に早々に迎撃態勢を整えさせたというのにもそれなりの説得力はある。

まあ、日本に発射の兆候が伝えられ、韓国に伝えられていなかったという可能性はあるので、ムン君は「しってたもん」と嘘をついたという解釈が実は正しいのかも知れない。
アメリカは既に親北派のムン君への情報を絞っている可能性が高いしね。



こうしたニュースをつなぎ合わせていくと、今回の空母派遣は、「単なる脅し」という意味合いは薄い様な気がする。

100日の期限は切れ、北朝鮮のICBMの能力は世界に知れ渡った。数や性能は分からないが、北朝鮮には核弾頭すら存在する可能性がある。
アメリカに届く槍を手に入れた北朝鮮に、猶予を与えることは、トランプ政権にとっては面白くない結果を招くだろう。

そしてこれがねぇ。
アメリカの空母が来ることを事前に知っていた、とすれば、北朝鮮の潜水艦が移動する意味が出てくる訳で。
「SLBM発射実験」じゃないか、なんて書いたが、空母派遣が前提だとするとこの話はかなり変わってくる。

冒頭の記事では、「更なる警告」なんて分析がなされているが、効果の無い「警告」は意味が無いだろう。

本当に警告で済む話なのかねぇ。


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コメント

  1. 文大統領は戦争が始まったら逃げますね。
    北朝鮮の国是は戦争によって南を解放する事だと理解していないにせよ。

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    1. 何気にムンタンは夏休みに入ったそうなので「有事」に備えての下準備をしているのかも知れませんね。

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    2. ああ、なるほど。
      先に逃げておけば今度は橋落さなくてもすみますね。

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    3. ムン君の夏休みが前倒しになった理由が「逃げること」だとすると、かなり確度の高い情報がアメリカから手に入っていなければならないのですが、その情報そのものが手に入っているかどうか怪しい感じはします。

      それでも有事に関する下準備をしている可能性は十分考えられますが。

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  2. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年8月3日 4:39

    韓国に「戦争開始」を知らせたら、中国経由で北にダダ漏れするでしょうから、韓国に知らせないでしょうし、文大統領が夏休みで居ないほうが揉めなくて済むでしょう(韓国国民は騒ぐでしょうが、そんなことはどうでもよい)

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    1. そうですねぇ、味方のはずなのですが下手に情報を渡すと大変なことになりそうですよね。

      敵以上に信用できない味方というのは恐ろしいですな。

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  3. 同盟国に戦争開始を教えられない……すごい事になってきたなぁ。それだけ南朝鮮がもはや半分こは敵になってる訳ですが。
    めんどうな連中だなぉ。きっぱりレッドチーム入りすれば、こっちも付き合わずに済むのに。

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    1. 付き合わずに済むというのは魅力的な話ですねぇ。
      しかし、好むと好まざると隣国であるという事実は変えられない訳で。

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