戦略の見えない韓国軍

ちょっと、こー、絶望的な気分になれるよ。少し前の記事なんだが。

韓国国防部長官、攻撃型武器への集中投資を予告

7/19(水) 9:07配信
宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官が就任後、国防部の幹部に「軍を恐竜から豹に変えるのが国防改革」と述べ、強力な改革を強調したと、複数の国防部関係者らが18日伝えた。
一体、韓国の国防部長官は何を言っているんだか。



さて、韓国軍の弱点はずばりここ。

Seoul, South Korea city skyline; Shutterstock ID 168408272; team: cr

敵対する北朝鮮との国境から40kmと離れていない所に、人口1000万人規模の韓国の首都が存在する。韓国の人口は5125万人だと言われているので、韓国在住の1/5程度がこの狭い土地に暮らしている計算になる。
ソウル周辺の首都圏と言われる地域までに範囲を広げれば、韓国の人口の1/3がこの辺りに住んでいるのだと言われる。

が、この虚飾の都も、火砲によって数時間で火の海になるといわれている。

つまり、初手で王手を打たれる状況なのだ。韓国軍の司令官がどれだけ有能かは知らないが、この不利を引っ繰り返すことは容易ではないだろう。



もちろん、このソウルが火の海になるという話は、何も僕の妄想で言っている訳では無い。

米朝の威嚇競争は戦争の前兆

更新 2017/5/9 07:00
 米国の空母、ミサイル潜水艦に、北朝鮮は長距離砲演習などで応酬。チキンレースが本格化した。双方の指導者は戦争の瀬戸際で巧みな妥協ができる人物なのか。
~~略~~
 南北境界線の北側は朝鮮半島を横断して全長240キロ、奥行き30キロもの地下要塞(ようさい)地帯だ。朝鮮戦争中に中国軍が造り、米軍の猛砲、爆撃に耐えた。そこに北朝鮮はソウルに届く射程60キロの240ミリ、22連装の車載ロケット砲や、170ミリ長距離砲など計2500門を配備。ソウル前面だけでも300門以上と見られ、戦争となれば韓国人口の3分の1が住む首都圏は大きな被害を受けそうだ。
実際に、300門以上の火砲を北朝鮮はソウルに照準を合わせて配備しているのである。

また、歴史を紐解けば、朝鮮戦争(1950年~)では、6月25日午前4時に38度線にて砲撃が開始された後、30分後には10万人以上の兵によって38度線が越えられた。戦力差も絶望的であったが、6月27日にはソウルは放棄される事態に陥っている。



当時はかなりの混乱期だったらしく、この北朝鮮の侵攻開始と同時に、保導連盟事件(1950年6月25日~?)と呼ばれる事件が発生している。当時大統領だった李承晩氏は、同日、「共産主義からの転向者やその家族を再教育するための統制組織」である国民保導連盟の加盟者などの他、政治犯や民間人を大量虐殺した事件で、その被害者は少なくとも20万人以上であるといわれている。戦争勃発と同時に、こうした人々を「危険分子」として虐殺して回ったのである。

また、漢江人道橋爆破事件(1950年6月28日)も発生している。6月27日にソウルを放棄した韓国政府は、水原に首都機能の移転を決定。6月28日には城北区の韓国軍防衛戦が突破されてソウルの最終防衛戦が崩壊したのに伴い、大混乱のソウル市内で軍部は橋梁爆破による北朝鮮軍の侵攻をとめる決定を行い、28日午前2時30分ごろ、4000人以上の避難民が橋を渡る中、その避難民もろとも橋を吹き飛ばした事件である。犠牲者は500~800名と推定されている。
この爆破によって韓国軍の補給線も寸断され、多くの車両や装備品が北朝鮮軍にわたる結果となる。更に、橋の爆破が完全に行われなかったために、北朝鮮軍の戦車の渡河を許すこととなった。

韓国政府が釜山まで追い詰められるのに3ヶ月とかからなかった事を考えれば、如何に韓国軍が混乱し、韓国政府がメチャクチャな指揮をしていたかが想像できる。



とまあ、こんな感じでソウルはその当時でも恐ろしいスピードで陥落したわけだが、現在では北朝鮮軍は多数の火砲を用意した上で、ミサイルも各種取りそろえている。
戦いが始まれば、先ずはソウルが火の海になるか、或いはソウル上流にある北朝鮮のダムから放水されて水没するか、どちらかであると言われており、韓国側の不利は火を見るよりも明らかである。

……が、首都機能を移転するというのは、日本でもそうだがかなり大変なこと。そう簡単にはできない。
故に、次善の策を用意する必要がある。

例えば、首都機能の移転は困難だとしても、即座に指令系統を構築できる場所を南部に作る必要があるだろう。そう言えば米軍の司令部は平沢に移動したな……。
そして、相手側の打撃力を速やかに駆逐する必要があるだろう。この、指揮機能に関してはキルチェーンと呼ばれるミサイル打撃軍を用意する予定なんだそうで。
また国防部は弾道ミサイルを迎撃する韓国型ミサイル防衛(KAMD)体系より、北朝鮮の挑発が迫れば核・ミサイルなどの大量破壊兵器(WMD)を先制打撃するキルチェーン(Kill Chain)により多くの予算を投資することにした。別の軍消息筋は「KAMDを完成するには多くの費用と時間がかかる」とし「『敵が撃つ前に先に破壊する』というキルチェーンが北の核・ミサイル挑発を抑止するのに有効」と述べた。軍はキルチェーン強化のために「玄武」系列の弾道・クルーズミサイルと戦闘機から発射する精密誘導武器(爆弾・ミサイル)を大幅に増やす計画だ。
そういう意味では、敵基地攻撃能力を獲得することは有効ではあるのだが……、今から増やす計画って、いつになるんですかね?配備完了は。
直ぐには北朝鮮、攻めてこない想定なんだろうか。

まあ、地対地ミサイルのATACMSなんかは200基以上保有しているみたいだし、玄武シリーズは800基以上保有しているみたいな話だったけれど、現実的に使えるミサイルがどの程度あるかはイマイチよく分からない。最終的には玄武シリーズで1700基揃えるとか何とか。



更に、こんな想定をしているようだが……。
今後は海・空軍の戦力が大きく増える見込みだ。有事の際、北朝鮮軍が休戦ラインを越えてくる前に主要戦力・施設を打撃するには海軍の戦闘艦と空軍の戦闘機が適しているという判断からだ。さらに北朝鮮の後方地域を攻撃できる海兵隊の武器を補強する計画だ。
その割には、KF-Xは遅れに遅れているし、F-35Aの調達も前に進んでいないように思える。何より、戦闘機に持たせるミサイルの数って「揃っていない」って話だったよね?
まあ、こうした兵器を揃えるのにはお金が必要だから仕方が無いんだが、実は揃えるだけでは無く使える状態に維持することの方が余程大変である。



そう言えば、実際に侵略開始された場合に、その動きを食い止めるための戦車部隊やら戦闘ヘリコプター部隊などもかなり悲惨な状態だった気がする。

主力と言われているK1戦車は、合計生産台数1,027両と、それなりの規模を誇っているが、その後継であるK1A1戦車は、484両に留まるとされている。更に高性能化が図られたK2戦車は200両ほど作られたが、未だ半数は動けない状況である。

K1戦車がどれだけ動ける状況にあるのかはハッキリしないが、初期ロットが1986年配備なので、そろそろ30年が経過する。メンテナンスの苦手な韓国軍が、まともにメンテナンス出来ていないであろう事を考えると、半数残っていれば良い方かもしれない。
北朝鮮が保有すると言われている戦車、3500両という数字が信用できるかどうかは分からないが、話半分でも数量で負けている。

戦闘ヘリコプターに関しては、ダイエットしてかったAH-64Eが36機ほどあるが、満を持して開発されたスリオンは不具合が多数あって運用できる状態に無いし、老朽化した500MDは流石に前線で戦うには無理がある。


あとは自走砲やら、色々な兵器も取りそろえられてはいるが、どれもこれもイイ噂は聞かない。



こうやって考えると、準備のママならぬ韓国に対して、老朽化兵器しか保有していないが、それなりの数を維持出来ていると言われている北朝鮮の方が戦力的にはマシだと予想されるわけで。

初手でソウルが陥落した後は、何処で戦線を維持する気かは知らないが、韓国の軍人も、こんな惨状でモチベーションを維持するのは大変では無いのか?と、余計な事を考えてしまうな。

まあ、手の内が全て分かっている状態では戦争も戦えないと思うので、重要な情報は秘匿されているのだろうが、それでも表にで来る話を聞くと、本当に韓国軍にやる気があるかどうか疑いたくなる。





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コメント

  1. 韓国の予算の大半は軍隊はエライ人の懐を暖める為に有りますから・・・
    また新装備は対北朝鮮より対日重視で選定されているので・・・まあ今更言うまでも有りませんね。
    今までは北朝鮮との戦争再開を誰も本気で考えていなかったか、もしもの時はアメリカに助けてもらうつもりだった様ですが、北の三代目が軍事的圧力を高めアメリカからも見離されつつ有る昨今に至っても緊張感が見られないですね。
    「ムン様なら何とかしてくれる!」とでも思っているでしょうか?

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    1. ポッケナイナイの話もなかなか深刻ではあるのでしょうが、韓国は何故か身の丈に合った兵器を揃えることを知らないので、戦略もまた訳が分からないと言うか。

      ムン様、完全におかしな方向に突っ走っていますよ。
      何か、原子力潜水艦を作るには積極的なんだそうです。原発は全部止めるらしいけど。

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  2. ペーパーカンパニーを使って北朝鮮はMD500入手してますし、韓国軍はIFFの更新していないので、北にヘリボーン作戦され放題。

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    1. マクダネル・ダグラスがボーイングと合併後、単発ヘリ部門をファンドに売却してマクダネルダグラスヘリコプターズ設立、が、一度倒産した時のどさくさに紛れて厄介なことに。

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    2. 北朝鮮って500MD持っていたんですか。
      あれって結構使い勝手が良いらしく、色々と改造されていたりする噂も聞きますが、韓国軍はまともに運用できていないんですよねぇ……。
      北朝鮮にまともに運用できるというのは、何というか皮肉な話ですな。

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  3. >本当に韓国軍にやる気があるかどうか疑いたくなる。
    朝鮮戦争時、アメリカ軍の指揮官が「韓国軍はやる気がない、信用できない」って激怒していたとか。
    このときは、日本で軍事教育を受けた将校が孤軍奮闘して信用を取り戻したそうですが、この将校は現在、親日派として「なかったこと」にされてるそうですしね。

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    1. 旧日本軍が韓国人兵士を使う際にも、「前線に投入するな。ケツを撒くってニゲル」とか、「韓国人兵士の監視は韓国人にさせろ」とか、色々言われていたと聞きます。

      白将軍のことですな!
      何処まで話が信用できるかはよく分からないのですが、韓国では本当に祖国のために戦った人間は評価されないのですよ。

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