【悲報】IMFの年次報告をねじ曲げる日経新聞

いやはや。

「アベノミクスは目標未達」 IMF年次審査報告書

2017/8/1 9:23
【ワシントン=河浪武史】国際通貨基金(IMF)は7月31日公表した日本経済の年次審査報告書で「アベノミクスは前進したが、目標には未達だ」と指摘し、日銀の金融緩和継続と政府の賃金引き上げ政策を求めた。財政政策は「中期的には健全化が必要」としつつも、短期的な財政刺激策が経済成長と物価の押し上げにつながるとの見方を示した。
アベノミクスが「成功」なんて評価されると、支持率上がっちゃうもんね。ねえ、でもそれって日本国民にとって都合が悪いことなの?


経済のことは何の信用も出来ないのが日経新聞だと言われて久しい。産経新聞と一緒だな!
まあ、まずは、こちらを見て欲しい。
なかなかスゴイ話だが、これ、にわかには信じがたいよね?
参考までに、The American Interestというサイトの記事を紹介しておく。アメリカの隔月誌でオンラインでの購読も可能な雑誌だ。

IMF Cheers Abenomics

Shinzo Abe’s troubled economic program seems to have turned a page, according to the IMF. FT:
Japan has finally done enough to stimulate its economy and simply needs to keep policy loose until inflation rises, according to an upbeat verdict by the International Monetary Fund.
In contrast with last year’s urgent call for prime minister Shinzo Abe to “reload” his economic policies, the IMF said it was comfortable with Japan’s policy stance, and declared that Abenomics was a “success”.

で、IMFの報告書に関する記載をフィナンシャルタイムから引用している。フィナンシャルタイムは日経新聞が買収して経済メディアで世界最大の規模となっていることでも有名だね。

で、本家フィナンシャルタイムは「success」だと言っている。中学生でも分かる単語だな。
当然、日経新聞も同じ内容を参照しているはずなのだが、中身は全然違う表現になっている「success」は「未達」って訳すんですね!勉強になりました!!ってあほかー!!
 日本の公的債務は「先例のない高い水準にある」と懸念を示したが、短期的には財政支出の拡大余地があると分析した。IMFは世界的な経常収支の不均衡を不安視しており、経常黒字国の日本に内需の押し上げを求めている。ただ、段階的な消費税率の引き上げなどで、中期的には財政再建が必要だと指摘した。
日経新聞は苦心して訳しているが、IMFは安倍氏の政策について「成功」と分析しながらも引き続き力強い経済政策の継続を求めているというのが大雑把な内容だ。つまり、大雑把に言えば「未達」だとの翻訳は間違ってはいないと言えるが、何故か日経新聞は安倍氏の方針について評価している部分はバッサリとカットしている。
これ、偏向報道どころの騒ぎでは無い

国内にいて、景気の向上を体感できていないのは事実だが、これは「景気」すなわち、国民の消費マインドが低調であることに起因する訳で、経済全体が良くなっていないわけでは無い。

そりゃ、数字で考えれば、失業率が低下して有効求人倍率が上昇。更に日経平均も上がっているのだ。どう考えても「失敗」と評価する方が難しいのである。外から見れば、かなり「成功の部類」に入ると評価してもおかしくは無い。

もちろん、政策的な面での問題もあり、例えば社会保障費の増大によってサラリーマンの給料が上がらないどころか目減りしているという状況を迎えているのは事実ではあるが、それは経済政策とはちょっと違う訳で。

引き続き、色々な政策を力強く続けて貰う為にも、内閣改造によって強力に支持できる体制になって欲しいと、心からそう思う。
外相は……、不安ではあるけど。


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コメント

  1. 凄い意訳(性質の悪い意志を感じます)ですね、宮崎さんのおっしゃる通り日本の出来事を知るのにアメリカの新聞に頼らなくてはならない状況ですね。
    意味不明の国連の報告書は喜んで垂れ流し、自国の景気動向には消費マインドに水を差す・・・いったいどこの国の新聞なのでしょうかね。
    一応・・・国内政治情勢や政党関連の記事にはコメントを差し控えていましたが・・
    しかし、嘆いてばかりもいけませんね、今時の若者のネット発信力を信じてマスコミも淘汰される時代になると信頼することにしています。
    まー早道は、一度痛い目に会う事かとは思いますが。

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    1. 「報道しない自由」は真実なんでしょうかねぇ?

      新聞はともかく、テレビは電波利権で守られてやりたい放題なので、マスコミが淘汰されるにはまだまだ色々壁があるのだと思いますよ。それを待っていては遅いのかと。

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  2. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年8月3日 17:47

    そういえば、似たような話題があったような...

    毎日新聞「ホリエモンロケット:打ち上げ失敗か 宇宙への夢かなわず」
    Yahoo Finance(米国)「Japan’s first private rocket launch is a partial success」

    同じ話なんですが、「失敗」と「部分的成功」では印象がかなり違いますよね。

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    1. ホリエモンのロケットは、結局、打ち上げられなかったのですよね。
      とはいえ、評価出来る部分もあるので「部分的成功」というのが正しいのでしょうけれど。
      何なんでしょうねぇ、マスコミは。

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  3. もう流石にモリカケは辞めて欲しい!
    うんざりだ!
    大した効果は全般にはなくても、求人倍率とかには僅かでも進歩が見られます。
    それはねー匿名になるけど地元の共産党員で、医療事務に係わる管理職が言うてるのですね。

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    1. 十分ではなくとも、前に進んでいる、それがアベノミクスの実態なのだと思いますよ。
      ただ、政権が維持出来るほどのインパクトが無い。

      モリカケ騒動にはウンザリですが、あれしか理解出来ない程度の低いのがマスコミの正体でもある訳で。

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  4. 酷いな日本のマスコミは!いい加減にして欲しいと切に願います。ネットの存在に助けられているが、このままだとジリ貧ですねぇ

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    1. 状況は良くないですよ。

      安倍氏も内閣改造で挨拶をするときに頭を下げていましたが……、ああいうのはマスコミに対する敗北宣言のようなもので、そうならざるを得ないのが現状というのが何とも。

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  5. 最大の問題は、そんな「日経新聞」をご神託かのごとくあがめ奉ってる社長・会長がわんさか居る事です。
    いわゆる中小零細のワンマン社長、今までの経緯があるから今から宗旨替えさせるのは非常に困難だし、実際若い衆が言う事なんぞ聞きはしないでしょう。
    これが、モリカケ問題が尾を引く理由の一つだと確信してます。

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    1. 「新聞の報道が公正だ」などと信じている人も結構いるのですよね。
      まあ、ネットも酷いものですが……。

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