韓国発宇宙飛行士の悲運

以前、この人の記事に関してはこのブログで取りあげている。

「私は商品だった」韓国初宇宙飛行士が明らかにした宇宙プロジェクトの実体

2018年03月07日12時05分
  「私は『宇宙人輩出事業』が作り出した商品だった」
  韓国初の宇宙飛行士である李素妍(イ・ソヨン)さんが10年前、政府の宇宙プロジェクトについて口を開いた。
  李さんは最近発行された科学批評雑誌「エピ」3号のインタビューを通じて過去宇宙飛行を前後に自身が体験したエピソードを公開した。
前回の時も、割と散々なニュースだった気がするが、今回はもっと酷い話が掲載されている。
この記事では、この韓国発の宇宙飛行士である李素妍氏が、宇宙飛行士に選ばれた経緯に触れていて、競争相手であった高山(コ・サン)氏が不正に教材を持ち出そうとしたために、「負傷などの理由」で、候補から外れたことに言及した。

まあ、ミサイルをスパイ行為によって手に入れていたことを考えれば、当然、この機に乗じて韓国政府が「スパイをしてこい」と仕込みをしていたことは容易に想像できる。なお、ライバルであった高氏は、三星総合技術院に所属していたので、或いは会社からスパイしろという指示が出ていたかも知れないが。

ともあれ、大本命であった高氏はロシアに「ダメだ」と外されてしまったので、バックアップであった李氏が韓国発の宇宙飛行士に……、なったのだが、正確には、「宇宙旅行者」である。

その後、韓国航空宇宙研究院を退職し、アメリカで結婚して、正式に辞職が発表されるに至った。
そのニュースを受けて、「260億ウォンも投入したのに!」と韓国人は怒り心頭であったようだが、今回のニュースは更にそれを上回る話。

そもそも、この女性、宇宙旅行をする為にロシアでトレーニングをし、宇宙へ旅立ったわけだが、宇宙飛行士になった訳では無い。

コスプレ写真

こんなコスプレ写真が誇らしげに報道されているが、ロシア認定の宇宙飛行士の資格は持っていないのである。

前回も少し触れているが、アメリカの宇宙飛行士はアストロノート、ロシアの宇宙飛行士はコスモノートとその様に呼ばれるわけだが、宇宙飛行士になるためには非常に過酷な訓練を必要とする。特に、宇宙開発の黎明期においては、とにかく打ち上げて帰ってくることに万全を期すために、あらゆるトラブルに対応できるような能力が求められていた。
アメリカの宇宙飛行士は特にその傾向が強く、初期は、自動化もされていなかったので、あらゆる面でエキスパートであることが求められていた。ロシア(当時はソ連)の宇宙飛行士は、その点、ロケット開発のコンセプトが「誰でも宇宙に行って帰ってこられる」というものであったために、自動化が進んでおり、アメリカの宇宙飛行士ほどの能力は求められてはいなかった。更に、ソ連崩壊が近づいている時期には、資金的にもかなり困っていて、「宇宙旅行を売り物」にする傾向が強かった。
それでも、それなりの訓練は必要であったようで、選定から打ち上げまでに2年ほどの期間が経過している。2006年12月に選定されて、訓練は2007年から2008年4月に打ち上げられるまでの期間、行っていたようだ。

そんなわけで、その後、韓国の宇宙開発事業に携わるにしても、少ない経験が何処まで意味があるのかは疑問だ。
だが、李さんは宇宙飛行を行ってきた後、研究はせず外部講演だけしている批判を受け、突然米国に渡った。李さんは現在、米ワシントン大工科大学諮問委員の資格で研究および教授活動をしている。
実際に、彼女は生物学を専攻していたようだが、宇宙から帰ってきた後は、外部講演だけしていたようだ。



この手口は、韓国では結構やられるらしく、とにかくお金を積んででもヒーローを仕立て上げて、持ち上げ、国民の歓心を買って予算を獲得するというやり方らしい。
  李さんによると、当時宇宙貨物船が先に宇宙に上がった時「科学技術部」だった政府部署名はその後「教育科学技術部」に変わった。参加政府から李明博政権に政権が代わった時点だったためだった。
  これを受け、政府は李さんの飛行服についたパッチはもちろん、実験道具などにあるシールを全部変えるよう求めた。結局、李さんは宇宙ステーションで刃物で宇宙服のパッチを剥がし、針で新しいパッチをつける作業などをせざるを得なかった。彼女は当時の状況を振り返って「その時、地球と交信するたびに『それは剥がしたの?確かにつけたのか?』と聞かれたのが生々しい」として「そばにいたロシア、米国宇宙飛行士が理解できないという反応だった」と話した。
実際に、彼女も色々体験したらしく、その後の渡米に繋がったようだ。
李さんは地球帰還後にも荒唐無稽な状況が続いたと語った。
  たとえば、教育科学技術部担当者に「宇宙での実験を続けなければならない」と強調したが、何の反応がなかったと話した。
  李さんは「政府が宇宙飛行士を送ると国民に広報をしたが、実際には(宇宙人輩出事業に対する)意志がなかった」とし「科学実験に対して本質的に全く理解していない人々と働いたという事実に気付いて虚しかった」と話した。
  同時に、「私が宇宙飛行士事業を代表する人のようになったが、実際、私は宇宙人輩出事業が作り出した商品だった」とし「宇宙人後続事業の責任が私にあるかのように報じられるたびにどうすれば良いか考えた」と明らかにした。
韓国政府は、1回の宇宙旅行に満足し、その後にどうやって宇宙開発に繋げていくか?というビジョンが皆無だったというのである。

さもありなん、という気はするな。今の、月面探査計画も、「言ってみただけ」ということなのだろう。ロケット打ち上げもどうなったのやら。


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