未だ諦めていなかった!K11複合小銃

久しぶりにネタ探しをしていたのだが、K-11複合小銃って、未だ諦めてなかったのかよ!!!

K-11複合小銃改良型が登場

2017-09-07 19:19:43
レーザー距離計と照準が円形に比べてスリムなり、銃自体の小さな変化も見られています。
簡単に比較して見られるように同じような角度で撮影された写真のように添付しました。
あーあー、改良されちゃってたよ。

K-11-1K-11-2

どうやら、下の方が改良されたものらしい。写真からデザインが変更された事が伺えるが、どうやらセンサーの改良とカバーデザインの改良をして、1kg程度のダイエットに成功したらしい。凄いな!

生産停止K11複合型小銃... 再設計に着手

最終的な修正 2016.08.11 09:52 記事入力 2016.08.11 09:52
名品武器に手数えられた。K11複合型小銃が再設計に着手する。
射撃統制装置に亀裂が生じる現象が発見され改良が不可避になったからだ。11日防衛事業庁の関係者は、「生産が中断されたK11複合型小銃の設計を変更して、2次生産から適用する予定であり、3回目の生産から重量とサイズも削減する予定だ」と語った。
調べてみると、2016年にはその方向性が決定されており、2015年に納品中断されて計画が破棄されていたのかと思いきや、諦めていなかったんだね。
  • 2010年5月:国内部隊への供給開始
  • 2010年10月:二次生産208挺のうち、80挺を検査した結果38挺で問題発覚。その後、不良率は47.5%に上ることが発覚。
  • 2011年10月:K11の爆発事故発生。
  • 2012年5月:韓国防衛事業庁は、246挺の全量リコールを決定。
  • 2014年3月:国防科学研究所で試験射撃をしたK-11の信管が爆発。外部の電波の影響を受けることが確認される。
  • 2014年9月:品質検査耐久射撃試験で、射撃統制装置に亀裂が生じる現象と、射撃統制装置をライフルに結合する装置が本体から落下欠陥する現象が確認される。
  • 2015年5月:K11複合小銃の射撃統制装置を供給しながら、試験検査方法を操作した疑いで納品業者の幹部3人が拘束起訴される。
しかし、設計変更したのは良いのだけれど、変更されたのはカバーデザインとセンサー。とすると、射撃統制装置に亀裂が入ったり、射撃統制装置をライフルに結合する装置が本体から欠落する問題って、解決していないんだな。
記事にも言及があるのだけれど、当時防衛事業庁は、設計上の欠陥ではなく製造過程上の問題と推定されてメーカーからの原因を究明しようとしたが、結局原因が見つからなかったらしいんだな。

調べていくと、どうやら射撃耐久試験で6,000発を撃つうち、4,000発撃ったところで射撃統制装置のネジが緩んだとか言う話らしい。それが射撃統制装置が落下に繋がったというお話。この際に亀裂も入ったらしい。
振動によるネジ脱落というのは意外に根が深い設計上の問題なのだが、緩み止め剤を使うとかそういうレベルの話じゃ無いんだよな。
しっかりした設計検討をやり直す必要があるだろうに。

で、この銃のお値段なのだが、1,600万ウォンなんだそうで。
1挺150万円相当なんだそうな。

欠陥だらけK-11、135億ウォン規模、倉庫で埃だけ積もった

2015.04.13 11:45:36
一時名品ライフルと呼ばれたK-11複合型小銃が相次ぐ欠陥と不良で、生産量のほとんどが軍の武器庫で埃だけかぶっていることが明らかになった。
軍はK-11複合小銃を2009年から2020年までのすべて4,283億ウォンの予算を投入して1万挺以上に普及する予定だった。しかし、現在試験運用のために生産された900挺程のほとんどが軍の武器庫に保管されて、事実上時代遅れの状態であることが確認された。
9日、軍のある関係者は、「(現在の軍が保有している)、K-11複合小銃は、信頼性が確保されるまで、武器保管中」と明らかにした.K-11複合小銃の1政党単価は1,537万ウォンで、これを900挺に換算すると約138億ウォンほどの予算が倉庫に縛られているわけだ。
900挺を無駄にしたということなので、138億ウォン相当を溝に捨てた計算になるね。慰安婦基金もビックリだ!


で、今回、というか2017年9月に設計変更によってスリム化!軽量化にも成功した!ってなもんだけれど、やっぱり、既に作られた分は廃棄だよね。

それでも本当かどうかは知らないが、1kg軽量化できたことは良かったんじゃ無いかな。だって、本体重量は5.9kgでバッテリーを含むと7.1kgなんだって。これが6.1kgになったって事だよね。ちなみにこの銃、バッテリーが切れると照準装置が使えず、弾を発射出来ないという仕様らしく、バッテリー抜きでの使用はちょっと考えられない。もちろん、予備のバッテリーも携行しないと作戦を遂行できないだろうね。


なお、このK-11は20mm砲弾を発射出来るとして胸を張っているのだけれど、20mm砲弾のグレネードを威力不足でアメリカが諦めたと言う逸話を考えると、K-11が使える様になったとしても、武器としては微妙だろう。

以前にも書いたけれど、そもそもの開発の経緯は、XM29 OICWというアメリカが開発中の武器のアイデアを勧告がパクったところから端を発している。
ところが、アメリカはこの開発を断念。派生武器として開発が続けられているXM25 IAWSは、榴弾を目標の上空で炸裂させることで遮蔽物の後ろにいる敵を攻撃できる武器で、コンセプトを受け継いでいるが、40mm砲弾に変えられている。威力不足だけはどうしようも無かったということらしい。


韓国のK11は榴弾15万発を廃棄するとかいう話が出ていたが、15万発で240億ウォンなんだそうで。

なかなかお金のかかる武器だな。



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コメント

  1. なんだか二昔前のSF映画に出てくる「無意味に多機能」小銃
    ですねフォルムが。
    ここまで来たらスリム化とか忘れて、電子レンジつけるとかウォシュレット付きとか、拡張したらどうでしょう?
    夜戦で暖かいチゲ鍋が喰えるとか。痔持ちの兵士に優しいとか。どうせ汚職の為に開発を続けてるんでしょ?
    だから永遠にいじり続けなければならないのだろと。解ってるよ君らの事は。
    私は次の企画はウォシュレット付きをイチオシする!

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    1. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32018年3月26日 17:27

      このあたりは、元職の山童さんのほうが、詳しいと思いますが...
      「5.56mm+グレネードランチャー+レーザ照準器」という構成なんでしょうね。
      そりゃ、重くなるでしょうね。
      パワードスーツの装備ならともかく、一般歩兵には過剰装備ではないかと。
      (選抜された隊員に持たせる支援火器としてなら、別かも知れませんが)

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    2. ロマン兵器というのは色々存在しますけど、パワードスーツが実用化されれば、色々変わりそうな気もします。ただ、何れにしてもK-11が日の目をみるような日が来るとは、ちょっと信じられないんですけどね。

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    3. あるけむ様お久しぶりです。
      そしてこだまスイカ様
      このブサイクで兵器としての実用美もない糞小銃で思い出したでさが。
      ケースレス小銃(弾薬?)て実用化されてるのでしょうか?
      もう湾岸戦争頃から実用化が近いと言われて、さっぱり実用化されんですよね。
      あるけむ様の鋭い御指摘で、アフガンの山地みたいな場所での重装備踏破の為の模擬パワードスーツは出来てるそうで。レーザー砲も実用化ほんとに直前らしいです。
      なんで遥かにローテクなケースレス弾が実用化されないのだろう?
      不思議でしょう?
      どー考えてもレーザー砲やレールガンやパワードスーツの方が難しい。まさかケースレスって先込めに退化する訳じゃないですよね(笑)
      解んない!
      因みに私の中の頃のNATO弾は重かった。
      私は64式使用してるけど中隊射手でしたんで、無駄に重いのどんだけ(あるけむ様の指摘通り)にムダだか解る。
      ナポレオン時代じゃないから、行軍も戦闘地域では分散して、先鋒、中列、後詰で進む訳ですよ。
      するとっすねー銃がクソ重いと、腕が疲れてとっさに構えらんないんですね。スリングで肩にあずけず、両手で銃を持ち歩きーのって、すげー疲れます。
      単独追跡猟で獲物を追うと解ります。
      だからねー、このクソ銃はモビルスーツが、兵士の平均体格
      がボブ・サップを想定してるとしか思えないんですよ。
      でも、あるけむ様ってハイテク専門かと思ったけど、陸戦にも詳しいんですね。

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    4. 木霊様。
      あるけむ様。
      もう一つ老兵にお付き合いして下さい。
      私は仲間より旧式の64式に10倍スコープつけてました。
      ゴルゴ13かよ?
      みたく冗談みたく(笑)
      んで、スコープも持ちの続けると重いのです。笑えません!
      そして経験的にバレルの上につける荷重が増える程に立射や膝射の成績は落ちます。
      性能が上がっても筋肉は変わらないすから。
      上の荷重が大きいと下の安定が悪くなるのは重力下の条件すね?
      骨格で支えるのが射撃の基本でも、精密射撃じゃないですから。野外でせからね。
      で、サバゲーやる方ならば解ると思うけど。
      トリガーて指力で引くとガン引きになって、銃口が下がるです。
      だから「絞る」す。
      具体的に言うと、指を引っかけて引くのでなく、トリガーに掛けたまま、指の第2関節を用心鉄の外側に押し出すんです。ひくのではなく、掛けたまま指を外側に張り出す!
      これが「トリガーを絞る」なんです。
      が、これは絞る瞬間に安定してるのが前提なんですね。
      (動的目標の時は両肘を緩めて少し開く)
      不安定な上重心の銃で、できます?
      で、そういう時の対処の一つがスリング射撃です。もう戦闘中にスリングを外被のストラップにかけて調節しちゃう。構えた瞬間に良い位置になるようにしておいて、ギブスにしちゃうんです。
      何故かというと、一般の隊員は実弾訓練は腹這いの伏射が多いから、慣れてないから!
      で、こんだけゴタゴタしてると、スリング射撃 は無理ですよ。
      それが糞銃と言う理由なんです。
      私もフランス軍の銃みたく銃身を引いた様な、薬室の後方に弾倉が来るタイプの小銃は撃った事がない。
      でも、どーみてもグレネード弾倉が重い。
      相当に安定制が悪い。
      そもそもこの銃で匍匐前進できるのかな(笑)
      やっはーりボブ・サップでないと……
      ひょっとして宇宙で戦う前提なんですかね?
      ガンダムみたく(笑)
      だから諦めてウォシュレット付きにすれば良いんですよ。

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    5. くどくてスミマセン。
      アサルトライフルは遊ていが作動するので、ボルトアクションより反動が削減されます。
      でもきちんと肘を絞り縦と横のベクトルを加えて肩付け、銃床に頬付けするのが基本すね?
      これ後ろにグレネードの弾倉があるから、利き腕が伸ばされて固定し辛いと思いますよ。
      オランウータンみたく腕が長いなら別でしょうけれども。

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    6. 山童さん
      ケースレスのアサルトはH&K G11でやったけど蓄熱問題が解決できずにお蔵入りになってます。
      金属薬莢ってヒートシンクの代わりになっていて薬室内の温度が上がるのを防いいでいるのですがケースレスだと薬室内温度が現在の火薬の主成分ニトロセルロースの発火温度(170度)を超え暴発してしまいうまくいかなかったとのことです。

      発射サイクルが十分低ければ蓄熱問題は解決しますが、それではアサルトでないし単発打ちみたいな使い方なら金属薬莢でも問題になりませんので・・・
      (100mmを越えるような戦車砲だとサイズがでかく排薬莢がじゃまになり、速射もしないのでケースレスですけどね、さらにデカイ戦艦だと最初から薬莢はなく弾頭+火薬袋でしたし)

      削除
    7. Rodney様。
      凄く解りやすい解説を頂きありがとございました。
      てか私は恥ずかしい!
      ついつい焼き付き…だと銃身を考えてしまうんですね。
      そりゃそうだ!
      薬室で激発させるんですものね。薬莢がなくなると直接に燃焼ガスで薬室が焼ける……
      当然なのですが、でも銃身しか頭にない!
      なんかコロンブスの卵を見せられた気分です。てか俺がバカ者なんですけど。
      ありがとうございました。また何かあったら教えて下さい。では。

      削除
    8. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32018年3月27日 20:01

      山童殿、他にも問題があると思います。
      ケースレス方式の銃では、従来式の弾薬は使えないと思います。
      もちろん、従来式弾薬の銃で、ケースレス弾薬は使えないですよね。
      つまり、備蓄が全部パーになりかねないこともあります。
      (だからコストがかかるのですが)
      旧軍の、38式歩兵銃と99式歩兵銃の問題と非常に似てます。
      (個人的には、38式歩兵銃統一か、フェドロフM1916のコピー量産が正解だったような気がしてます)

      削除
    9. あるけむ様。
      それは仰る通りですね。とほほ…。
      今、言われて気がついたのですが、幕末維新て先込め銃から後装式銃への変換期すね。
      回転式拳銃で雷管を使うのに先込め式とか出てくる。
      これ、南北戦争やクリミア戦争の御古を売り付けたんすね?
      こういう変換期は変な武器を売り付けられないように気を付けませんといけませんね。
      しかし御二人とも鋭い。
      自分はどっちが欲しいかしか考えてなかった。

      削除
  2. >既に作られた分は廃棄だよね。
    そんなもったいない事するはずがないニダ!ケンチョナヨ!

    >バッテリーが切れると照準装置が使えず
    今時サバゲーマーでも電池切れ対策してますぜ。

    小銃は、なんか西側はHK416(M16をカービン化したM4を、HK社でリファインしたモデル。要するにM16の最新型と思って大体間違いないです)がジワジワ勢力を増してますが(ドイツ、フランスとノルウェーが制式採用、そもそものリファイン発注元の米軍では特殊部隊のみ採用)、重い銃は一番歩兵に嫌われますよね。まあ、イザとなったら銃捨てて逃げるんでしょうからそれでも良いのか。
    これ持って「ハイポート走」(参照:https://www.weblio.jp/content/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88)は新しい韓国軍の新兵イジメになったりして(笑)

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    1. バッテリーの性能等はそのうち改善される可能性はありますけど、重さだけはどうしようも無いですね。機能を色々付ければ重くなるのは仕方がありません。
      あとはパワードスーツを開発するしか!って話に繋がる気はしますよ。

      アメリカ軍でも色々とパワードスーツ関連の技術は研究されていますし、そのうちにこの手の複合銃も主流になるかも??
      まあ、そういった夢を追い求めてくれた方が、このブログとしては嬉しい訳ですが。

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  3. XM25 IAWSだと威力不足から元の20mm✕23mmから25mm✕40mmに擲弾をパワーアップしてますからXM29 OICWのパクリで20mm採用のK-11は今後も頑張るとしてどうなるやら。

    中国版のOICWであるQTS-11(ZH-05の名前は誤り)は単発式とすることで5kgは切っているのでマシかも。(ただし榴弾は20mmなので威力不足は否めないが中国なら敵兵の十倍の兵員を用意すれば威力不足も単発なことも補えるか)

    まあ、せっかく作るのだからとあれこれ欲張るのは小資源国のゆえの貧乏性(帝国陸海軍がそうでした)なのか中二病的妄想がなせる技なのか、世界でX番目や寄せ集めなのにウリの自主開発だにこだわる韓国は後者かな。

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