【KF-X】韓国型戦闘機、プロトタイプは2021年、設計図は来年!

突貫工事!

韓国型戦闘機プロトタイプ2021年までに完成... 来年9月までに設計図完成

送稿時間| 2018/06/29 10:36

韓国型戦闘機(KF-X)のプロトタイプの生産のための設計図が、来年9月まで完成される。この設計図が完成したら、すぐにKF-X試作1号機製作に突入する。

防衛事業庁は26日から28日までKF-Xシステムを開発するための基本的な設計の検討(PDR)会議を開き、戦闘機外形など軍が要求する基本性能が基本設計の両方に反映されたことを確認したと29日明らかにした。

2019年9月までにプロトタイプの生産のための設計図が出来上がるというのは、なかなかのスピード感だな。

KF-X

ところで、何処が作るんだよ!

ジョングァンソン防衛事業庁韓国型戦闘機事業団長は「詳細設計進行するかどうかを決定する基本設計検討が正常に終わった」とし「徹底した事業管理を通して2019年9月までに詳細設計を完了し、異常なく試作機製作に突入する計画だ」とと述べた。

防衛事業庁と韓国航空宇宙産業(KAI)は詳細設計を基に製作に入り、2021年上半期試作1号機を出荷する予定である。2022年の後半には、最初の飛行試験を経て、2026年までに開発を終了する予定である。

やはり、韓国航空宇宙産業(KAI)が手がけることになるようだが、僕が知りたいのは、基本設計や詳細設計を、今まで戦闘機どころか航空機さえ満足に作ったことが無い様なKAIが担当するというのだから、なかなか凄い。KF-X2

しかしまあ、基本設計は終わっているらしいんだ。


だが、この話はどうにも疑わしい。

この辺りでも言及しているが、KF-Xを設計するに当たって、いくつかの問題点があった。それは、以下の3つの技術を韓国が手に入れていないという点だ。

  • 戦闘機の形状の最適化技術
  • 飛行制御技術
  • エンジン制御技術

致命的のような気がするんだが、当初、これはアメリカのロッキード・マーチン社から技術供与をうける予定だった。ところが、この話は暗礁に乗り上げた。

この3つの核心技術を手に入れた上でも、センサーの技術やミサイルの発射するあたりの制御など、様々な課題があると思われる。

もちろん、KAIだって実績が皆無というわけじゃない。

韓国の誇る練習機T-50やそこから派生した軽戦闘機FA-50なんかは、KAIが製造している。KF-16やF-15K辺りも、KAIが製造しているといわれている。限りなくノックダウン生産に近い形のようだけれど、韓国は「ライセンス生産を行っている」と発表しているようだね。

ただ、T-50の原型はF-16で、T-50の設計自体はロッキード・マーチン社がやっている。もちろん、KF-16やF-15Kも同様だ。つまり、ゼロから戦闘機を設計できるだけのノウハウは、KAIは保有していない。

今回の基本設計の検討(PDR)会議では、空軍と民間専門家で構成された検討委員会を通じて空軍の要件がKF-X系規格書など230余種の技術資料に適切に反映されたか最終確認した。

現在KF-Xシステムの開発は、韓国航空宇宙産業の主管で進められており、AESA(多機能位相配列)レーダーをKF-X胴体にシステム統合するための研究が行われている。

そして、AESAレーダーは今のところ開発中であるようだということが記事から読み取れる。


なお、このニュースをうけて、レコードチャイナもこんな報道をしている。

韓国の次世代戦闘機はF22に酷似も、実際の性能は「4.5世代」―中国メディア

配信日時:2018年7月3日(火) 1時20分

2018年7月2日、環球時報は、韓国の次世代戦闘機がF22戦闘機に酷似しており、性能としては4.5世代戦闘機にとどまると報じた。

韓国KBSテレビによると、韓国防衛事業庁が6月29日に同国の次世代戦闘機KFXについて「外形などの基本性能が完全に軍の要求を満たしており、これから細かい設計段階に入ることになる。2019年に細かい設計が完了し21年に試験1号機が完成、22年下半期には初飛行を行う予定だ」と発表した。
記事は、韓国メディアが「作戦性能はステルス戦闘機にかなわないが、韓国軍が現在装備しているKF16をはるかに上回るものだ。今後、核となる技術で進展があれば、韓国型戦闘機は引き続きステルス機へと進化していくことだろう」との認識を持っていると伝えた。

ああ、うん、KF-XはKF-16を上回る性能が要求されるとはいわれているよね。

そして、F-22のデッドコピー品じゃないかという話もあるが、韓国軍が目指している戦闘機の形はまさにF-22のモンキーモデルなので、その点は間違い無いだろう。


そして、使う予定のエンジンだが、これはGEのエンジンを使うことに決まっている。

国産戦闘機開発 エンジンメーカー決定で弾み=韓国

記事入力 : 2016/05/26 18:01

韓国国産戦闘機(KFX)に使われるエンジンの供給業者が米ゼネラル・エレクトリック(GE)グループの航空エンジンメーカー、GEアビエーションに決まった。

 韓国防衛事業庁は26日「事業管理分科委員会を開き、GEアビエーションをKFXのエンジン(供給)の優先交渉対象業者に選定した」と発表した。同社はKFXのエンジンとして、F414-GE-400を提案したという。

このエンジンは、スーパーホーネット辺りが使っているので、実績のあるエンジンと言って良い。が、かなりうるさいらしいのだけれどね。

  • F/A-18E/F スーパーホーネット
  • EA-18G グラウラー

この2タイプが採用していて、それぞれ双発で使っているので、KF-Xが双発で使う場合にも問題無いだろう。

あとは、グリペンNGに同系列のエンジンが採用されていて、この辺りを含めて高い実績を誇るエンジンだと言って良い。


エンジンさえ決まっていれば、取り敢えず離陸するところまでは漕ぎ着けられるな!

しかし、それにしたって2019年8月とは時間が無いな。そもそもAESAレーダーの収まる部分に、果たして何処のセンサーを載せられるという想定で設計するのだろう。韓国製のものは、未だに試験段階で小型化に成功したという話も聞かない。

この記事にも触れているが、2016年2月にようやくハンファタレスが選定され、同年6月に正式契約をしたという話になっている。

いや、調べてみると、一応、2017年7月には試作品が公開されているようだ。

韓国型戦闘機の核心技術「AESAレーダー」の試作品を公開

2017年07月13日15時41分

  韓国型戦闘機(KF-X)事業の核心装備であり、最も高難度技術が求められるアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーの試作品が公開された。
  韓国防委事業庁は13日「国防科学研究所(ADD)主管の下でKF-X・AESAレーダー試製開発会社であるハンファシステムがAESAレーダーの『立証試製』を作った」と明らかにした。

~~略~~

  ADDは、立証試製の性能点検が完了すれば、これをベースにKF-Xに搭載される搭載試製を韓国で独自的な形状で作るという計画だ。KF-X気体に合わせてアンテナなどの大きさと重さを減らすのが核心だ。

ふむふむ。大きさと重さはこの時点でまだ未解決と。

あ、このブログでも言及していたよ!

国産戦闘機開発に着手 21年に試作機6機完成=韓国

記事入力 : 2016/01/21 12:19

韓国防衛事業庁は21日、航空機メーカーの韓国航空宇宙産業(KAI)で国産戦闘機(KFX)のシステム開発開始のための会議を開き、KFXの開発を正式に発表した。

そんな状況にもかかわらず、この記事にあるように「2021年に試作機6機完成」というスケジュールから、「2021年上半期にプロトタイプ完成」という風に若干後退した程度で、スケジュール通りだということなんだろうか?


しかし、冒頭のニュース、よく考えると「2019年に詳細設計完了」という方針も、以前に発表された内容とほぼ同じ。

2021年に試作機6機完成が、取り敢えずプロトタイプ1機という風に後退したくらいの話で、あまり目新しいニュースでも無さそうだな。


本当にこの計画って、前に進んでるの??


追記 (2018/7/6)

新しい記事として起こそうかどうか悩んだが、こちらの記事の情報が乏しいので、こっちに追記することにした。

South Korea unveils first images of KF-X design with European missiles

By: Jeff Jeong 6 days ago(2018/6/30)

SEOUL, South Korea ― South Korea’s arms acquisition agency unveiled June 29 the preliminary design of the KF-X fighter aircraft, nearly 30 months after the launch of the indigenous fighter development program in January 2016.

~~略~~

“It’s the first time to see an official image of the KF-X jet equipped with European missiles,” said Kim Dae-young, a research fellow of the Seoul-based think tank Korea Research Institute for National Strategy. “That means KF-X engineers have modified the jet’s design to carry the European weapons systems in place of U.S. ones.”

The DAPA originally preferred fitting the KF-X aircraft with U.S. weapons systems, such as Raytheon-built AIM-120 and AIM-9 Sidewinder missiles, but the U.S. government has yet to approve the export license of the missiles, according to DAPA officials.

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このニュース自体は前に報道されていたようなのだが、記事を書いたときに落ちてしまった事実が書いてあったので紹介しておく。

それによれば、KF-XのコードネームはC-109で、風洞試験と流体力学解析は終わっているとのこと。つまり、この外見でほぼ決定という風に考えて良いだろう。

形が変われば、風洞試験や流体力学解析のやり直しになるからね。

そして、面白いのはMBDAのMeteor長距離空対空ミサイル(ミーティア)とIRIS-T短距離誘導空対空ミサイル(アイリスティー)が装備されているところだ。ミーティアもアイリスティーも優秀なミサイルだが、アメリカの武器を多数持っている韓国がAIM-9サイドワインダーやAIM-120を装備しないのは不自然だが、どうやらミサイル輸出許可が下りていないから、という分析が出ている。


でも、確かAIM-120は韓国、保有していたんじゃ無かったっけ?……と思って調べたら、F-35Aや改造中のKF-16なんかもAIM-120発射可能になるって話なのに、持っていないっぽい。

AIM-9はもっているのだろうけれど、装備したいのはAIM-9Xという第4世代なんだろうね。アメリカ議会が許すか?というと、今後の半島情勢にも夜と思うけれど、難航するのは間違いなさそうだ。



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コメント

  1. さすが韓国スゲエ皮算用だ・・・
    と言うか最早レッドチーム入り確定なので泣きつく先はロシアか中国にした方が堅実ではなかろうか?
    まあ連中はアメリカほど甘くは無いでしょうが。

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    1. 彼らの場合、計画立案したら、全てが終わったっていう気になるらしく、とにかくモリモリで計画しておいて、風呂敷を広げるだけ広げるというのが好きなんですよね。
      で、その次に来るのがポッケナイナイで、あっという間に予算が蒸発。
      その後どうなるかは、色々なパターンがある様ですが、永遠の10年が続くのか、或いは計画が霧散するのか。

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  2. エンジンはGEが作るんですね!
    となると取り敢えず外国産のパーツで作っておいて韓国型をアピール。完成したら全部バラしてリバースすると。
    お手軽に戦闘機作れてさらにポッケまでナイナイ!!
    ・・・いずれ凄惨な事故を引き起こしそうです。

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    1. 流石にエンジン作れませんからねぇ、韓国は。
      ああそうそう、それでもロケットのエンジンは作るらしいですね!案外、コピーを繰り返していけば、技術を手に入れられるかも知れません。……あ、いや、歴史を振り返ってみてもそれは無いかな。

      えっと、まあ、それはそれとしてニュースが出てくる度に楽しんじゃいますけどね。

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