民主党から脱出せよ

更に一人、離党するようだ。

民主 室井邦彦議員が離党届提出

4月19日 9時47分

民主党の参議院議員の室井邦彦元国土交通政務官は、19日、党本部に離党届を提出しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130419/k10014029571000.html

先日の党首討論も酷かった。もう、ついて行けない、と言うことなのだろう。


民主党の党首、海江田氏。経済アナリストとして色々な所で活躍なさっていた経験があるだけに、アベノミクスから切り崩しにかかった先日の党首討論。

首相がアベノミクス誇示 党首討論、民主「物価だけ上昇」

2013/4/18 1:41

 第2次安倍政権で初の党首討論の主要テーマとなったのは、大胆な金融緩和、積極財政、成長戦略を柱とする安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」だった。景気が好転せず物価だけが上昇する弊害を指摘した民主党の海江田万里代表に、首相は株価上昇や景況感の改善など数字を挙げて「成果」を誇った。

http://www.nikkei.com/article/DGXNZO54103920Y3A410C1EA1000/

日経新聞も、海江田氏擁護に乗り出しているが、討論の内容は実に酷かった。

海江田氏が、「アベノミクスは劇薬だ」と指摘し、「景気上昇はなく、物価上昇だけ起こっている」と指摘したのだが、安倍氏はさらりとこれをかわす。

安倍氏は、劇薬かどうかには触れなかったが、「民主党の3年3ヶ月で、景気回復は成されなかった」ことを指摘し、「何もしないでいることでリスクが無いというのは間違いだ」と、やり返したのだ。

更に、 「3カ月で4万人の雇用」を生み出したことを指摘し、 「東日本大震災復興対策の原資として売却するJT株の価格が4700億円増加した」と「ファクト」を伝えた。

海江田氏が色をなして、「昨年の9月には景気は回復基調にあった」と反論するも、「自民党政権に変わることが分かった結果、景気が回復したのだ」とやり返した。

撃沈である。


僕の見立てでは、実際にところ海江田氏も間違ったことは言っていないし、安倍氏の主張も事実なのである。

どちらも一部を切り取って討論しているのだから、どうとでも反論は可能だ。

 

確かにアベノミクスは劇薬で偽薬でもあると、僕は考えている。

現状で、景気が回復基調にあるのは、あくまで市場が公共事業投資が大幅に拡大するという期待感を示したのに過ぎない。

また、長引く不況に対して嫌気がさし、暗い民主党政権時代の空気を、次々と問題を片付ける安倍政権の勢いが吹き飛ばした結果、経済にその空気が伝染しただけだ。

日銀の黒田氏も大胆で、凡そ実施するには色々な課題があると思われる手法を発表した。センセーショナルな発表に世界的に驚かれたのは記憶に新しいが、その実、安倍政権も、日銀も未だ具体的には何も実施していない状況にある。

株価上昇 景気回復期待で百貨店売上3カ月連続プラス

(04/18 18:34)

 景気回復の期待感が続く中全国の百貨店の売上高が、3カ月連続で前の年を上回りました。
 日本百貨店協会によりますと、3月の全国の百貨店の売上高は、前の年の同じ月に比べて3.9%プラスの5447億円でした。暖かい日が続いたことで、春物衣料が順調に伸びたことに加え、株価上昇や景気回復への期待感から、高級時計や宝飾品などが15.6%と大幅に伸びて、全体を押し上げました。3カ月連続でプラスとなるのは、2005年の9月から12月以来、7年ぶりとなります。百貨店協会の井出専務理事は、この結果に「うかれてはいない。経済環境のなかで一つの追い風。さらに商材の強化をし、少しでも長くこの元気を続けていきたい」と話しています。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000003932.html

それでも、民間のお金は動き始め、多くの企業が賃上げ方向に動き始めている。

 

例え、プラッシーボ効果であろうと、安倍政権が果たした役割は実に大きなものなのだ。そして、それは民主党政権時代3人の総理の何れもが果たせなかった役割なのである。


現実には、安倍政権はこれから非常に難しい舵取りを迫られることになる。

民間の景気回復の期待を減殺しない程度に、歳費を削減すると共に、色々な面での制度整備を行っていかなくてはならない。

この、経済の交通整理こそが、安倍政権に課せられた課題であり、一瞬でも読み間違えれば、公共事業費をムダに積み上げて借金だけ背負うという最悪の結果に向かって突き進むことになる。

そうなれば、危険な政策を採って国民を死の淵に追いやった安倍氏は最悪の首相として歴史に名を残すことになるだろう。

 

リスクは高いが一方で、政治家としてはこれ程やりがいのある仕事もない。大鉈を振るって、日本国民を明るい未来へ導いていく、そんな大仕事が待っているのだ。


一方で、民主党はどうか?

自民党に取って代わり、古い政治を壊す事の出来る希望の政党として誕生し、3年3ヶ月の間、国民を落胆させ続けた。

 

この原因は、政治における判断力の無さ、経験の無さと、国民の為を思う政治ではなく、自分の理想とする政治を追求するあまり、単なるオ○ニーをしていただけとなったことにある。

「国民の生活を第一に考える!」と言いつつ、考えていたのは自分が気持ちよくなることだけなのである。

 

これがハッキリ示されたことで、国民の政治不信は一気に噴出した。

そして、下野してなお、その姿勢は変わらないのである。そりゃ、まともな神経を持たない民主党員でも、そろそろついて行けなくなるのは仕方が無い。

だって、次の選挙では間違いなく民主党は負けるのだ。そのことが党首討論でハッキリ分かったのだから。


本人の談を見つけたので、載せておく。

民主の室井参院議員が離党届を提出「保守派の居場所なくなった」

2013.4.19 10:35

 離党届の提出後、室井氏は記者団に対し、「私のような保守の思想の持ち主の居所が(党内に)なくなってしまった」と離党理由を語った。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130419/stt13041910380001-n1.htm

痛々しい話だが、 「保守層の居場所が民主党にない」というのが直接の離党原因であるようだ。

そりゃそうだろう。だって、民主党は保守政党じゃない。

保守層の居場所があったこと自体が、ちょっと驚きである。綱領のないところから出発したことが、民主党の間違いの始まりであったのだろう。

そして、旗頭たる人材がアレである。まあ、離党は妥当だろうな。 尤も、この離党を考えている室井氏が保守層、だなんて話は初めて聞いたのだが。

 

なぜ気がつくと知らないうちに1日が終わってしまうのか (働く・仕事を考えるシリーズ)

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