参議院選挙雑感

自民党が勝利したことを喜んで良いのやら、と、個人的には複雑な想いだ。

自公過半数、ねじれ解消…民主惨敗・維新伸びず

読売新聞7月22日(月)3時25分

 第23回参院選は21日、投開票が行われた。

 自民党は改選定数1の1人区で29勝2敗と圧勝し、単独で改選定数(121)の過半数を超えた。非改選議席を合わせると、自民、公明両党は参院の過半数(122)を確保し、参院で与党が少数の「ねじれ国会」は解消された。安倍首相は安定した政権運営を進める基盤を得た。

取り敢えず、ねじれが解消したことで政治が前に進む、そのことは期待しても良いかも知れない。


まず、当選者について2~3。

「これからがイバラ道」 山本太郎当確、「脱原発」一本勝ち!

これ、最低である。個人的には、今回、沖縄戦に並んでもうどうしようも無い感じの最低の国会議員誕生ということで、東京の人は一体何を考えているのか、と、問い詰めたい気分だ。

山本太郎のバックに付いているのは、中核派である。

山本太郎個人も、嘘を並べた上で脱原発とか寝言を抜かして鼻息荒い状況なのだが、支援している中核派は、最近では瓦礫反対運動でこそこそと動き回ってみたり、古くは内ゲバで50人以上の人を殺した公安にも目をつけられているテロリスト集団である。こんなのが当選するのだから、世界から嘲笑の的となっても仕方があるまい。

沖縄 糸数氏3選、辺野古移設「民意はノー」

糸数氏3選も、酷い話だ。沖縄の人々は一体何を考えているのかと。

確かに、対抗馬として気を吐いていた自民党県連推薦の安里氏は選挙戦略を間違え、普天間問題に触れなかった。どうせ敗れるのであれば、普天間問題をメインに訴えて、普天間基地の撤去と辺野古への移設を明確に論陣を張るべきであった。

糸数氏の無知蒙昧な主張は、簡単に論破できるものだし、基地問題は沖縄の問題と日本の防衛政策に大きく関わってくる重要な問題であった。これで、また、普天間問題は後退するだろう。

ワタミ元会長・渡辺美樹氏が初当選…自民・比例

ブラックワタミが民意を得た、という勘違いを、絶対させてはいけないと思うのだが、この人物のやっていることは相当あくどい。

自民党も、なんでこんな人物を推薦したのやら、という感じだ。

渡辺氏の動向はしっかりチェックする必要があるだろう。

「小沢王国」の岩手を切り崩した平野氏 たもと分かち無所属から当選

小沢王国を切り崩した点は評価したいが、こんなのが議員になるとは。民主党を離党したのが功を奏した、と言えるだろうが、国民としては素直に喜べない。


落選者についても2~3。

岡崎トミ子氏落選、民主への逆風はね返せず 宮城

素晴らしい。

こんなのが議員であったこと自体がおかしい。内閣で国家公安委員会委員長に任命されたときは、何のギャグかと思った。

民主党員、と言うだけでこの状況であったのは、ある意味本人には不幸だったが、国民にとっては幸福なことであった。そういえば、円より子氏も落選したとのことで、喜ばしい。

有権者の判断基準がわからない…落選の一川氏

分からないって、あんた、防衛大臣になってあの為体である。アレで支持されると思う方がどうかしている。

こんな議員が落選したということは素直に喜びたい。

生活は議席ゼロ、岩手も敗北…小沢氏「驚いた」

まだ地元で自分の力が通用するなんて思っていること自体に驚いたよ。

小沢氏の政治屋としての手腕は確かに凄いものがあったのだろうが、今となっては過去の話である。

岩手で生活の党の信心として出馬した関根氏の知名度が低かったことも原因だったと思われる。

鹿野道彦氏(民主)が落選 比例区

ひっそりと落選したが、スパイ疑惑のかけられている元農相である。こういうのが野放しになっているのが我慢ならないので、政治家になって不逮捕特権が得られなかった点は素直に喜んで良いと思う。

三宅雪子氏(生活)が落選 比例区

山岡賢次氏(生活)が落選 比例区

石井一氏(民主)が落選 比例区

参院選:生活現職の森ゆうこ氏が落選…新潟選挙区

山田正彦氏(みどり)が落選 比例区

谷岡郁子氏(みどり)が落選 比例区

有象無象が落選しているようで何より。

すべて民主党出身だというのが何とも(苦笑


次に、政党別の所感を。

自民党

自民党の結果は、改選定数1の1人区で29勝2敗。比例代表では18議席獲得。合計では65議席と、過去最高の64議席を上回った。

が、勝負には勝っても、決して喜べる事態にはなら無かったと思う。

沖縄の候補者落選と、ワタミの渡辺氏の当選。公明との連立を解消できなかった状況も非常に足を引っ張られる結果になるだろう。

今後の政局運営をしていく上では、自民党だけで過半数をもぎ取るか、或いは改憲勢力で2/3の議席数を確保したいところだったが、叶わず。安倍氏が本当にやりたいことには当分手がつけられないだろうという状況は、続きそうである。

尤も、一番手をつけたい憲法改正以外の話、法案提出などの方向ではかなり楽になった模様。だって、自民だけで過半数に7議席足りない状況なので、政策によって日本維新の会と手を組んだり、民主党の一部と手を組んだりという手法が採れる。

これは、どちらの政党も願ったり、という状況で、多分、気に聡い橋下氏率いる日本維新の会辺りが、直ぐに動き出すのでは無いかと勝手に予想している。

 

民主党

民主党は正に独り負けの様相を呈している。全体で17議席を確保したが、改選の44議席から17議席に激減。

正に民主党であるというだけで当選ラインから遠ざかる状態であったように思う。

当然の結果ではあるが。

 

日本維新の会

散々逆風が吹き荒れていたが、結果からみれば、8議席確保と、事前に言われたよりは悪くは無い数字だったと思う。ただ、共産党にすら負けた、というのは宜しくない結果だったに違いない。橋下氏も「勝ちでは無い」と言っているように、喜んでは居られない状況にあるし、当選したメンバーも日本維新の会としてはどうか?という様な人材ばかりであった。

個人的には、中山恭子氏の当選は嬉しい。アントニオ猪木氏の当選には疑問が残るが……、まあ、良くも悪くも単純バカなので、石原慎太郎氏が巧く操縦してくれれば、使いどころはあるような気もする。

 

共産党

都議選に続いての躍進で、8議席確保。

良くも悪くも共産党なので、この党が少数であるウチはまだ評価も出来るが、人数が増えれば増えるほど害悪をまき散らす方向に働く気がして仕方が無い。

 

公明党

11議席確保で、選挙前、10議席から1議席伸ばしている。

個人的には自民党がこんな創価学会の走狗と連んでいることは我慢がならないのだが、公明党自身はそれなりに実績もあるので、結果については何とも言い難い所。

ただ、比例代表2位当選の平木氏の名前などを見ると、「あーあ」とか思ってしまうのは個人的な感情の問題なのか。

 

社民党

選挙前から更に1議席減らして一人。

完全に終わった政党である。福島みずほ氏が終わった政治家と言うべきか。

 


さて、終わってみると、良かったのか悪かったのか、よく分からない結果となった。

自民党にとっては選挙前とあまり変わらない結果とも言えるが、少なくともあれだけ努力していた安倍氏が問責決議を受けるような馬鹿げた事態は無くなったわけだ。

だがしかし、それは一方で、自民党の暴走を止められる人が居ないことも意味している。

国民は、よくよくそのことを理解して政治に関心を持って行かなければならないだろう。

 


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