次期戦闘機事業の発想を転換?!

あれ?韓国のKFX事業って、完全に沈没したんじゃ無かったのか?F-Xも振り出しに戻ってたし

【時論】次期戦闘機事業、発想の転換を=韓国(1)

2013年11月01日13時08分

  次世代戦闘機導入事業(F-X事業)が先延ばしになった。論争の末、唯一の候補機種F-15SEが防衛事業推進委員会で否決され、原点から見直すことにしたのだ。当然、戦力の空白に対する懸念がある。しかし今回の決定は幸いともいえる。周辺国は数年以内に第5世代戦闘機を運用するからだ。このため機種の選定は周辺国の潜在的脅威までも考慮して慎重に進めるしかない。とはいえ、ひたすら時間を長引かせることもできない。したがって現時点では戦力の空白を最小化できる最も合理的な方法を考えなければならない。

いや、だからこそこの意見なのかな。


さて、この中央日報の記事の主張はこんな感じだ。

  • 次世代戦闘機導入事業(F-X事業)が先延ばしになった
  • 韓国型戦闘機事業(K-FX事業)は議論だけ数年も続いている
  • 発想の転換をし、これらをK-FX事業に一本化して予算を集中しよう!
  • T-50とFA-50をアップグレードすればもっと良いね!

……すげーわ。

凄い発想の転換だよ!

しかし、この記者、重要な観点が幾つか抜け落ちている。

  1. 韓国空軍はまともに戦闘機整備が出来ない
  2. T-50、FA-50はF-16の小型化の結果エンジン出力も小さく、アップグレードの余地が殆ど無い
  3. そもそも韓国には戦闘機を作る技術が無い
  4. 戦闘機に搭載するミサイルなどの兵器が足りていない
  5. よって戦力の空白はより拡大する

こういった話は全部無視らしいな。戦闘機を作るどころか整備さえ出来ないのに、第5世代戦闘機を新たに自前で作ろうとか、無謀過ぎる。

ダメじゃん!


そもそもの問題の出発点は、現在、韓国空軍で運用注のF-4及びF-5が老朽化して退役しつつある状況で、代替機を模索する必要があるという点だったはず。この点、日本も笑えない話ではあるが。

 

で、次に採用するのが第5世代戦闘機であるという。

この決定自体に大きな問題があるのだ。

 

確かに、支那や日本、ロシアなど、何れも第5世代戦闘機の導入を決定する中、韓国だけが取り残されるというのは問題点も多いとは思う。が、しかし、当面の敵はお隣北朝鮮なのだ。

現在、北朝鮮が運用するのはMig-29等の骨董品である。

だから、現状運用するF-15KやKF-16でも十分通用する相手であり、むしろ資金を兵装の充実に向ける方が賢明だと言えよう。

 

にもかかわらず、支那、ロシア、日本を相手にすることを想定しているが、これ自体が大きな間違いである。

数に勝る支那、質に勝るロシア、そして日本海を隔てて空戦を前提にしなくて良い日本と、ドンキホーテ宜しく運用出来もしない高価な兵器を欲しがることが間違いだと気がつかなければならない。

 

発想の転換とは、そういった方向性で発揮すべきであり、「次期戦闘機選定をやめて、自前で第5世代戦闘機を作ろう!」等と言う斜め上結論に至ってはいけないのだ

どうしてもというのであれば、ユーロファイターかF/A-18を導入するのが妥当だろう。

F-15SEの導入も悪い話では無いが、性能が中途半端で高価であることや影も形も無い戦闘機であることを考えると、もっと割り切った方が良い。

 

  現実を見よう。予算の増額は財政運営上難しい問題であり、第5世代戦闘機の導入規模の縮小は戦力運用の面で問題になる。また導入する最先端戦闘機と現在保有中の機種、そして韓国型戦闘機事業(KF-X)で確保する戦闘機を結びつけて「適正機数」を決める従来の「ハイローミックス(High-Low Mix)」概念は現実的でないというのが筆者の判断だ。常数と変数を一緒くたにした接近方式と見るからだ。重要なのは必要な戦闘力の確保であり、戦闘機の数ではない。

自分で、「現実を見よう」って言ってるじゃ無いか(苦笑

出来もしないK-FX事業などに夢を見る方が愚かしい。

追記

ネタが更に投下されたのだけれど、新しい記事を起こすのもどうかと思って、追記。

【時論】国産戦闘機を必ず開発しなくては=韓国(1)

2013年11月26日14時13分

  韓国空軍の次期戦闘機調達(FX)と国産戦闘機開発(KFX)事業は互いに密接に関連しているが、同時に独立的に進行させ管理できる事業だ。FX事業は22日の合同参謀会議でステルス性能と電子戦能力を持つ次期戦闘機導入を決定したことで米ロッキードマーチンが開発中のF-35Aに機種が事実上決定された。

http://japanese.joins.com/article/729/178729.html?servcode=100&sectcode=120

http://japanese.joins.com/article/730/178730.html?servcode=100&sectcode=120

 

妄想記事の続きって訳だ。

長いので要約すると以下の通り。

  • 次期戦闘機調達(FX)はF-35Aに決定した。
  • だからKFXではミディアム級戦闘機開発だね!
  • KFX事業はずっと妥当性不十分の烙印を押されてきたけど、今は違うよ。
  • だって、KT-1とT-50を開発出来たんだぜ?
  • だからKFX事業に予算を付けようよ!
  • あと、主要航空電子装備と武装体系を国内開発しようぜ
  • で、輸出するんだ。そのために予算をジャブジャブ投入しよう。

あふぉか!

妄想炸裂にも程がある。

まず前提として間違っているのは、F-35Aは購入する、と韓国が勝手に決めただけで、アメリカ議会のお許しは出てないよ(一度は出たらしいけど、今回は未だだ)。

ついでに、F-35Aはハイクラスではなく、ロークラス。F-22がハイでF-35がロー。故に、韓国が本当に必要なのは、ハイクラスの機動性の高い機体。アメリカが提示しているF-15SEなんかがオススメよ?ハイクラスかどうか?ってのはちょっと疑問符が付くけど。

あと、前の記事で、ハイローミックスを否定している気がするんだが……気のせいだな。

さらに、自国開発で武器やら戦闘機やら、ってのは、先ず戦車がマトモに走るようになってから言おうね。輸出するんだろ?K-2をさ。

 

突っ込みが追いつかないので、妄想だと言うことにして処理したい。お得意の夢見る韓国軍だ。

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