韓国軍の戦術無人飛行船が墜落

ネタは健在だな!

対北朝鮮監視用戦術飛行船、試験中に墜落-韓国・ペクリョン島

2013年12月06日
 韓国のニュース専門放送局YTNテレビのウェブサイトは5日、「北朝鮮・黄海道の西海(黄海)地域の数十キロ内陸まで24時間監視が可能な戦術飛行船が、下半期ペクリョン島に配備される予定だ」と報じた。5日午後韓国国防部は、「西北島で監視偵察のためにペクリョン島上空を試験飛行中の戦術飛行船が墜落したが、けが人はいない」と確認した。環球網が伝えた。
なにやら、戦術飛行船が、試験飛行中に落ちたらしい。

今時、飛行船か?!と、思ったのだが、 僕がそんな感想をもったのには訳がある。

実は、飛行船は第二次世界大戦までは割と運用されており、ドイツやアメリカでも戦闘用や偵察用として運用されていたのだが、その後、航空機の発達と共に、ほとんどが廃れてしまった。 廃れてしまった理由は、他の航空機に比べて優位性が殆ど無くなってしまい、欠点が解消されずに残ってしまったためだ。
しかし、韓国軍は監視偵察のために運用しようとしたらしい。
 こういう戦術飛行船は特殊材質で製作した大きな風船の内部にヘリウムガスを入れ、地上とつないだ鋼鉄で上空に飛ばす。一種の中・高度無人偵察機ということだ。
……よく分からないので、画像を探してみた。
戦術飛行船
……ダッセー!
ま、まあいいが、これって飛行船と言うより気球だよね?動力は無さそうだよ。
一応、確認が取れないので飛行船と言うことにしておくが。

しかし、本当にダサいのは墜落した理由や、その他の理由だ。
 この飛行船は約2kmの上空から白リョン島の南部の砂浜から4km離れている場所に墜落したという。韓国国防部の関係責任者は、「風船に入れたヘリウムガスが抜けて突然地面に落ちた。この事故による人命被害はない」と確認した。このような戦術飛行船は延坪島(ヨンピョンド)攻撃の後、北朝鮮軍の動向を把握するために、韓国が240億ウォンを投入し、開発したもので、24時間監視が可能だ。
あー、ガスが抜けたのね。
受諾検査は軍への納品に先立ち、要求した性能が正常に発揮されるか評価する作業で、この検査を通過してはじめて実戦配備となる。韓国軍はこの飛行船が約2週間以上、空中に自力で浮くように製作を依頼した。だが、事故飛行船は三日で異常が発見され墜落してしまった。これに伴い、飛行船の実戦配備はしばらく遅れる見通しだ。
http://japanese.joins.com/article/115/179115.html?servcode=400&sectcode=430&cloc=jp%7Cmain%7Cbreakingnews
!!
あれ、要求仕様は2週間以上空中に自力で浮くように、って話になってるぜ?どーなってんだ??
韓国軍は当初今年8月末に実戦配備する計画だったが、当時データ伝送が途切れる技術的欠陥が生じ、これを補完して再び試験しているところだった。
その他にも問題があるのね。データ送信が途切れる技術的欠陥って、偵察任務には致命的だと思うんだが
  総額240億ウォン(約23億600万円)が投入されたこの事業には、米国とイスラエルの会社で製作した飛行体とカメラ、レーダー装備が搭載されている。
……飛行体と、カメラ、レーダー装備って、必要な技術、殆どがアメリカとイスラエルの会社によって供給されているんだな。
西北島嶼「戦術飛行船」事業、ペーパーカンパニーと拙速契約で事業漂流 (2013/10/17)
そして、この事業、とんでもない事態になっていることが(苦笑
記事が長いので要約するが以下の流れである。
  1. 延坪島砲撃事件後、北朝鮮監視の一環として「戦術飛行船」事業導入決定!
  2. 2011年2月18日、事業入札公告
  3. 米国企業JDC社がこの事業に競合他社より低い価格で入札し、2011年7月に事業者に選定された。
  4. トラブルもあり、今年7月に戦力化
  5. 7月にペンニョン島で最終右傾入れ検査を実施したが、データ転送に問題発覚
  6. 又、契約履行に含まれる10億ウォン相当の予備カメラ1台が未納入
  7. その結果、JDCは、韓国防衛事業庁の途中金を受けられず、資金難で事業中断
  8. 2011年4月に、防衛事業庁が格付け会社等にJDC社の調査依頼をし、「何をする会社かわからない」「電話連絡が無い」という結果を得ていたことが発覚。
  9. 戦術飛行船墜落 ← 今ここ
正体不明の米国企業に作らせたらしいね、この戦術飛行船とやらは。

ダマされる方もダマされる方だと思うのだが、どうするんだろ?

防衛事業庁は、前述の飛行船事業進行状況を総合見直し

    記事登録日時[ 2013-12-06 11:48:54 ]
キムフン期記者=北朝鮮監視用戦術飛行船墜落と関連し、防衛事業庁が事故原因の分析後、事業の進行状況などを総合的に再検討すると述べた。
いやまあ、見直すこと事態は良いと思うんだけど、240億ウォン(23億円相当)を正体不明の会社に作らせるとは、韓国軍も度胸があるな。

正直、飛行船は有人の分野はもう壊滅的で、無人用途であれば色々な可能性があるのではないか?と言われている(日本でも一時期、税金が投入されて研究が行われたが、資金不足で計画中止に追い込まれている)。
韓国軍がこのような戦術飛行船を模索した背景にはそのような技術的裏付けがあったのだ、とは思われるが、いきなりアメリカのペーパーカンパニーに頼らねばならぬような状況ってのは、そもそも間違いじゃ無いかと思うんだよね。




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