韓国陸軍、K1A1をデジタル仕様に改良

……K2(黒豹)はどーなった。

国産K1戦車2022年までにデジタル仕様改良

入力2014-05-22 17:44:16

陸軍が現在使用中のK1、K1A1戦車がデジタル時代に合わせて大幅に改良されている。防衛事業庁の関係者は22日、「既存のK1A1戦車は2022年までにA2版に改良し、K1は、2026年までにK1E1仕様に変わる"と明らかにした。

……足回りやら、本格的に手を入れるべきところは放置ですか?


韓国陸分が保有するK1A1といえば、少々古い記事になるがこちらで紹介している。

お笑い韓国軍 その2(陸軍編)(2013/1/16)

設計は古く、1980年に設計開始、1983年に試作車完成と、一世代前の設計になっている。とはいえ、現存戦車の多くは設計思想が古いままで、日本の10式などは例外中の例外。同等に考えてはいけない。

しかし、本当の問題はこのK1をベースに韓国で改良されたK1A1の方にある。

リンク先でも紹介しているように、K1から改良されたK1A1には数々の問題があり、変速機に欠陥があったり、主砲を120mm滑腔砲へ換装した結果、車体のバランスが悪くなったりと散々である、

K1

K1_2

なかなか芸術的な写真だが、まあ、参考までに。


で、この戦車をデジタル化しようというのが今回のニュース。

4000億ウォンの予算を投入して行われる戦車の改良の核心は「戦場管理システム」だ。戦術C4Iをはじめ、敵味方識別装置、航法装置などと連動して、デジタル地図に自分と味方の位置はもちろん、敵の位置までリアルタイムで表示します。既存の無線通信方式に比べて通信にかかる時間がはるかに少なく、各部隊との合同作戦には大きな助けとなる見込みだ。

……にわかには信じがたい話だが、C4IをK1A1に積むとか。

何故信じがたいか、というと、これは日本の事情なのだが、陸上自衛隊が保有する90式戦車は、C4Iの搭載を検討した上でスペース上の制約や給電能力の問題から、戦車連隊指揮統制システム(Tank-ReCS,T-ReCs)という簡易版が搭載されている。

それ以上高度なものを積むのは困難であるとして、10式が開発されるに至っている。

当然ながら、旧世代の戦車であるK1A1にそうしたものを期待できるとは、ちょっと信じられない。

だって、主砲が105mmから120mmに換装されるにあたって、弾薬を積むスペースがないから47発から32発に搭載弾数を減らした経緯がある。これの意味するところは、K1A1の車内は相当狭いということだ。

 

とはいえ、2022年までにA2版に改良されるというのだから、本気なのだろう。技術革新が進めば、いろいろ小型化はできるんだろうし。


その他にも色々改良するらしい。

このほか、前面から背面への監視カメラを装着して操縦手の死角を最小化する。最新味方識別装置と衛星航法アンテナも設置されて誤認射撃を防ぐことになる。戦車の改良は、陸軍総合整備ウィンドウで引き受けることにされ、完了時点では、来る2026年である。

……戦車の外に色々くっつけるのは、あまりよい方法とは言えないと思うんだがね。

そう言えば、振動で消火システムが誤動作する問題は、解決したのか?

軍当局は、1700台に達するK-200装甲車もデジタルシステムを装備するなどの改良作業を推進することが分かった。

K-200って……、次期型のK21新型歩兵戦闘車はどうなったんだ?

 

次期型戦車K2の実戦配備がままならないので、K1A1の改良という方向に舵を切った模様(韓国側はこれを否定している)だが、果たして、この改良は実現できるのか?

楽しみなニュースが増えたな。

 

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