韓国空軍、KF-16の改修が頓挫の危機

あれ?これって確かBAEシステムズに依頼した気がしたんだが。

(朝鮮日報日本語版) KF16戦闘機改良事業、米側の値上げ要求で頓挫の危機

朝鮮日報日本語版 10月15日(水)11時38分配信
 韓国空軍主力戦闘機「KF16」134機のレーダー性能などを改良する1兆7500億ウォン(約1760億円)規模の事業について、米政府と関連企業が契約金額に加え8000億ウォン(約804億円)を追加で要求し、事業が頓挫の危機にひんしていること分かった。米政府と企業が当初の契約金額に比べ約40%も値上げを要求するのは異例のことだ。
ふーん、何が起こったんだ?


これの関連記事はこちら。
主力戦闘機KF16のアップグレードをBAEに依頼する韓国軍(2013/11/23)
こちらの記事では、F-16を製造したメーカーである米ロッキードマーティン社と英BAE社にアップグレード事業に関する入札をやらせて、BAE社が落札したって話だったと思う。
そもそも、ライセンス生産しているKAIに頼めば良いのにねぇ、と言った話だったが技術不足なんだろうな。

 韓国政府消息筋は14日「KF16の性能改良事業に関し、米政府が先日5000億ウォン(約503億円)、担当企業BAEシステムズが3000億ウォン(約301億円)、計8000億ウォン引き上げてほしいと要求してきた。米国側と値下げ交渉を行っているが、双方の見解差があまりにも大きく、契約を破棄することも検討している」と述べた。KF16性能改良事業は、米政府が品質を保証する対外有償軍事援助(FMS)方式で推進されていた。
でー、っと、あー米国政府と英BAE社が値上げ要求をしてきたって話か。
なるほど、KF16は、対外有償事業援助(FMS)方式で推進されているからこうした話が出てくるわけだな。FMS方式だと、最終的にはアメリカ政府が品質保証をする話になるから。
 米政府はこの事業で「事業支障リスク」管理費を名目に、BAEシステムズは事業の遅延に伴う追加費用発生などを名目に、それぞれこうした要求をしているという。
まあ、去年の11月に改良事業が発表されて、未だに手が付けられていない状況なので、遅延を主張されるのは仕方が無い模様。

で、英BAE社が改修した結果、上手く行かなかったらアメリカが面倒を見る話になるわけだから、管理費も取られると。
そりゃ、当然だ(笑)

大方、見積もりの後に分不相応なオーバースペック改修を依頼して、英BAE社(ただし、入札したのはアメリカ法人のBAE)からアメリカ政府に泣きが入ったと思われる。
韓国なら間違い無くやるから、契約に無い仕様変更を。
軍関係者は「来週、米ワシントンで開かれる韓米国防長官会談で米側に値下げを要求する。ここでも意見の違いを埋められなければ、事業を原点から見直すことになる可能性が高い」と語った。
その未来、ほぼ確定じゃん(笑)
追記1
関連記事を見つけた。
韓国、米政府とBAEシステムズ進行F-16の性能改良事業契約完了
【2013 年12月24日、ソウル]韓米政府がBAEシステムズが進行する韓国空軍のKF-16戦 ​​闘機130台の性能改良およびシステム統合事業の契約を完了した。
ふむ、驚いたことに2013/11/23に記事が出た後、契約は2013/12/24に完了していたんだな。
本事業は、米国防総省の政府間取引の種類の対外軍事販売(FMS:Foreign Military Sales)の形で推進される。これにより、BAEシステムズは、米空軍と米国防総省傘下の国防安保協力局(DSCA)が交渉の条件の下でKF-16C / Dブロック52機種に関連機器、部品、訓練と軍需支援を含む性能改良事業を進めることになる。
FMS契約だったとは驚きである。マッコリ爺さんから買ったくせに
追記2
さて、次はちょっと問題の記事だ。

KF-16、米国BAE工場での性能改良作業に突入

入力2014-06-26 11:09:34、修正2014-06-26 11:11:30
改良作業を主管するBAEシステムズ(以下BAE)は韓国空軍のKF-16戦闘機134機の性能改良作業に着手したと26日明らかにした。
BAEによればKF-16 134機中2機が最近米テキサス州フォート ワース(Fort Worth)所在BAE工場に到着した。
2機は無事に到着して着工したハズなのだが……。にも関わらず、値上げ通知である。
つまり、2機について性能改良作業に着手したにも関わらず、その結果が思わしくなかったことを想起させるような話になってしまった。これ、「事業の遅延」に伴う追加費用等と言っているが、実際は違うんじゃないか?
明らかにできないような問題が……。

どーなるんでしょうねぇ?

 
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コメント

  1. 最近こういう問題が多いですね。
     このてのニュースを見ていてやたらとこのの言葉を目にします「対外有償事業援助(FMS)」そこで思い出したのが

    韓国の輸入兵器、3分の2を武器商人から購入―中国メディア

     2013年11月4日、中国新聞社によると、韓国国防調達計画局(DAPA)が先ごろ公開した資料で、過去6年間に韓国が輸入した兵器の66%が、個人の武器商人によるあっせんを介していたことが明らかになった。

     2007~2012年、韓国の武器・国防装備輸入額は16兆7000億ウォン(約1兆5300億円)に上る。このうち33.8%は政府間の兵器取引(FMS)を通じて調達されたが、残りの66.1%は武器商人のあっせんで契約が成立していた。FMSによる調達は武器商人よりも価格が高くなる。

     DAPAの資料によれば、武器商人を通じて輸入した兵器の製造元で最も多いのが米国で、49%を占めた。以下、ドイツ、イスラエル、英国、トルコと続く。輸入した兵器の中には米国のF-15K戦闘機やドイツのAIP(非大気依存推進)型潜水艦なども含まれている。

     2012年に韓国がFMSによって輸入した兵器は9億8680万ドル(約966億円)で、2007年の5億2540万ドル(約514億円)と比べて増加している。

     今回は「KF16性能改良事業」のようですが、本体は怪しいです。
    テロリストがブローカーから買って、古くなったからアップグレードを頼んでもしないでしょう。F-15Kも同じ。
     韓国にしてみれば米国ら買ったのではないので、何をしてもいいと考えてブラックボックスを開けたのでしょう。

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    1. 貴重な情報をありがとうございます。

      レコードチャイナソースだけに、鵜呑みにするのは危険かも知れませんが、韓国は前々から怪しげなルートから武器を買うことが多い様に思います。
      ドイツの中古PAC-2を購入する際にも、怪しい話がありましたし。

      これについてはもうちょっと調べてみようと思います。

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