大阪維新の会の圧勝と、大阪自民の敗因

ハッキリ言うが、共産党と組むような候補が当選することは、国民にとっての損失である。

大阪ダブル選 “誤算”続いた自民、深い傷 参院選戦略練り直し…

産経新聞 11月23日(月)7時55分配信
 自民党は22日投開票の大阪府知事と大阪市長のダブル選で、推薦候補が2人とも敗れ、深い傷を負った。
このブログでは安倍政権を評価しているし、自民党にもある程度の評価をしている。しかし、自民党なら何でも賛成という気はさらさら無い。


特に、日本共産党との相乗りがOKというスタンスにはどうしてもついて行けない。
 「わが党の推薦する候補者が一歩及ばなかったのは誠に残念である。選挙結果を謙虚に受け止め、敗因をよく分析したい」
 自民党の茂木敏充選対委員長は22日夜、そう短くコメントした。結果が判明してから党本部入りする幹部はおらず、衝撃の強さをうかがわせた。
敗因は色々あろうが、大阪の政治が腐敗しているというイメージを払拭できない限りは、自民や民主などが頑張ったところで勝利は無いだろう。
 「なぜ公明の多くに維新支持が広がっているんだ」
 二階俊博総務会長は17日の党役員会で、ダブル選の情勢について不快感を示した。二階氏は党近畿ブロック両院議員会長。同日の党三役らの非公式会合では、軽減税率に関する与党調整が本格化するのを念頭に、ダブル選で協力姿勢の見えない公明党を牽制(けんせい)した。
何故、この様な発言が自民党本体にいる議員から出るのかも理解出来ない。


そもそも、この自民党推薦の柳本氏や栗原氏がどんな主張をして、どんな構想を抱いていたのか、さっぱり伝わってこなかった。

自民惨敗、共闘がアダに…柳本氏「決して共産と共闘したわけではないが…」野合批判払拭できず

    2015.11.22 22:48
死闘の末に大阪都構想を退け、歓喜に沸いた5月の住民投票からわずか半年。大阪市長選に柳本顕氏(41)、大阪府知事選に栗原貴子氏(53)を擁立した「非維新勢力」に待っていたのは、2敗という厳しい結果だった。
その主張が伝わらない理由は、民主系や共産系の支援をしっかりと拒絶しなかったことも一因として挙げられるようだ。
 共産党や民主党の自主支援を受けたことが「野合、談合」と批判されたことについては、「決して共闘したわけではないが、(批判を)払拭できなかった」と語った。
確かに大阪維新の会の支持率は、橋下氏の苦戦もあって低下している。
しかし、対立候補が「都構想の阻止」と言うだけでは、じゃあ一体どんな主張があるのか分かりにくいのである。分かりにくい主張に支持者が付いてこれないのはある意味当たり前だ。
 市長選では、「対立の構図、劇場型の政治は大阪には要らない」と維新政治からの転換を求めたが、高い壁を突き崩せなかった。
劇場型でも何でも良い。とにかく改革を!というのが大阪府民の声であった事を理解出来ない、それだけで政治家としての資質が問われる話。
そもそも、新聞の記事を読んでも柳本氏自身が責任をどう感じていたかが全く伝わってこない。他人が悪い、では有権者は信用しない。


さらに、問題なのは栗原氏だ。
 だが、「私しかいないのなら、火中のクリを拾う」と立候補を決断。府内を駆け回り、舌鋒(ぜっぽう)鋭く維新政治の批判を続けた。市長選を含めダブル選では唯一の女性候補として、3人の娘を育てた母親としての経験も発信。娘たちも選挙戦を手伝い、時には代わりにマイクを握って支持を訴えたが、及ばなかった。
子供を選挙に使うというのは、非常にイメージが悪い。

知名度が無いなりに、政策を訴えて選挙戦を戦うならばともかく、反対反対では有権者の心に響かないのである。

まっとう
こんなチラシを見て、誰が応援したくなると言うのか。


与党が本気で大阪の選挙で勝つ気があったのならば、もっとまともな人選をすべきであった。
そこがまず第1の判断ミスであり、次に選挙戦略としてもっとまともな政策を訴えられるよう戦略を練るべきだったのにそれが無かったのが第2の判断ミスだ。

大阪ダブル選 「駄々っ子だ」「普通の会社ならとっくにつぶれてる」有権者の思い

2015.11.22 21:42

「改革を止めないで」「駄々っ子と同じ」-。橋下徹大阪市長が率いる政治団体・大阪維新の会が制した22日の大阪ダブル選。半年前の住民投票で「ノー」を突き付けた「大阪都構想」への再挑戦を認めるのかを問われた市民に思いを聞いた。
橋下行政の全てが良いとは思わないが、大鉈を振るい、行政を改革しようとしてきた姿勢そのものは大阪の有権者達に支持されているのだ。
 一方、西成区の無職池上信一さん(74)は「都構想を再び掲げるのは、徒競走でタッチの差で負けたからもう一回やらせてと駄々をこねる子どもと一緒だ」と語気を強めた。城東区の男性(71)も「決着したのに、舌の根も乾かぬうちに同じ話題だ」とばっさり。
都構想が否決されたのは事実だが、改革そのものは支持されているのである。そこを読み間違えたのが、大阪自民の最大の敗因だろう。

ランキングへの応援クリックよろしく!
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ





コメント

  1. 山田の案山子ちゃん2015年11月24日 13:58

    大阪維新は今でも「道州制」を目指しているのでしょうか? 故田中総理の「国土の均衡ある発展」とどのように調和させるのでしょうか? 道州制は結果として「勝ち組と負け組み」とに仕分けることになるのでは? 理念としては誠に立派なのですが日本の隅々まで理解されるといいですね。

    返信削除
    返信
    1. そもそも道州制というシステムは、大阪維新の会が目指す「都構想」と矛盾する気がします。だって、更に行政を重複させるんですから。
      ただ、理念そのものは分かり易く、もう少し大まかな区切りで話し合いが出来て然るべきでは無いかと、その様に思うこともままあります。

      いずれにせよ、ご指摘の如く「勝ち組」と「負け組」に分けられ、弱いところ同士が組んでも弱いままという状況は変わらないでしょう。
      日本のような小さな島国で、わざわざ行政の多重化を広げる必要性はあまり感じないのですが、その辺りはどうなんでしょうねぇ。

      削除
  2. ご存じかもしれませんが、以下クリックしてみてください♪

    「韓国が日本に絶対言わない事」
    http://keieikagakupub.com/lp/mitsuhashi/38NEWS_CN_adwords.php

    返信削除
    返信
    1. 三橋氏のアレですね。
      ご紹介ありがとうございます。参考にさせて頂きますね。

      ただ、三橋氏の意見と私の見解とはかなり乖離があるんですよねぇ……。故にブログは拝読しておりますが、これを購読する所まではちょっとなぁ、と言うのが正直な所です。

      削除

コメントを投稿

お気軽にコメントを!ハンドルネームは面倒でもお願いします。