金星探査機「あかつき」金星周回軌道へ

ちょっと気が早いかも知れないが、嬉しいニュースが飛び込んできた。

<あかつき>金星周回軌道へ噴射成功 5年ぶり再挑戦

毎日新聞 12月7日(月)9時35分配信
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日午前、金星に接近した探査機「あかつき」を金星周回軌道に投入するため、あかつきのエンジン噴射を試みた。
無事に周回軌道に乗ってくれると良いな。


想像図
金星探査機「あかつき」は2010年5月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられている。
打ち上げは安定のH-2Aロケット17号で、軌道投入自体は順調であった。
akatuki
その後、金星探査機「あかつき」が金星を目指し、6月28日には金星遠日点の近くまで到達。世界初のセラミックスラスター軌道上実証にも成功。
10月8日には射手座の一部を撮影するなど順調なスケジュールをこなしていった。
そして、12月6日の金星周回軌道投入マヌーバを迎える。そして、予定通り翌7日には軌道制御エンジン噴射などの手順を経て金世襲会軌道に入るはずだったのだが……、加圧用のヘリウムタンクから燃料タンクへの配管に設置された逆止弁が閉塞しており、スラスターが破損したと考えられる状況に陥った。


そして、公式ページにこの様な報告が載る状況となった。
2010年12月24日 更新

「あかつき」プロジェクトを応援してくださった皆様へ

12月7日に実施した金星周回軌道投入中、金星探査機「あかつき」は思いもかけぬ事態に遭遇したと考えられ、残念ながら今回の軌道投入は失敗に終わりました。
しかし、ここで諦めないのが日本のJAXAである。

金星探査機「あかつき」は、結果的に金星よりやや内側を公転する軌道にのったことが確認され、再度のチャンスがある事が確認された。
そして、2011年9月に軌道投入用スラスターの使用が出来るかを確認し、合計3回の軌道修正を行った上で、今回の金星周回軌道再投入のチャンスを得たわけだ。


そして、今回、そのミッションを遂行し、軌道変更までは確認出来たと、そういう事だ。
上手く行けば金星周回軌道となるが、今回は既にメインスラスターが破損し、太陽の近くを周回するなど条件がかなり悪かった。
 あかつきは金星の大気循環などを観測し、地球の隣の惑星ながら大きく環境が異なった原因に迫ろうと、10年5月に打ち上げられた。同年12月7日、主エンジンの故障で軌道投入に失敗し、太陽を周回していた。
しかし、最後の望みをかけて姿勢制御用の小型エンジン4基を噴射してのトライ。4基併せてもメインスラスターの1/5の推力しか得られず、既に燃料も7割が失われ、悪条件が重なっていたが、何とかミッションを遂行できたと考えられる。

但し、金星探査機「あかつき」の正確な軌道確認にはまだ時間がかかる。9日の夕刻頃に改めてその成否に関して報道されるとのことだ。

……何か、はやぶさ1号の時も似たような話を聞いたが、これは日本の技術力が高いとか低いとかそう言った話を論じる材料としては難しい。
何しろ、何れも初めてのミッションである。
タダ言えるのは、日本人は執念深く、諦めが悪いのだろう。そこは美点として捉えたい。


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