韓国空軍、KF-16の改修を米ロッキード・マーティン社にすることに

ふむ。

韓国の主力戦闘機改良事業 事業者変更が決定

2015/12/16 21:04

【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁は16日、韓民求(ハン・ミング)国防部長官の主宰で開催された防衛事業推進委員会でKF16の性能改良事業の事業者を英航空・防衛大手BAEシステムズの米法人から米ロッキード・マーチンに変更したと発表した。
この話もようやく前に進むのか。




以前からこのネタも追いかけているのでお馴染みだとは思うが、一応簡単に説明しておく。



KF-16は韓国空軍が運用している最新の戦闘機で、アメリカのF-16C/D戦闘機を韓国仕様にしたもの。Block52相当だというから、それなりに新しい部類にはなる。とはいえ、Block52は1993年配備開始なので、そろそろ22年も経とうというシロモノでもある。
アメリカでは、自国で運用するF-16はE/Fにアップデートして近代化して使っているし、日本のF2も順次近代改修が行われている。

そんな訳で、韓国もそろそろ近代改修したい、という話になっているワケだ。
ところが……。



後はちょっとリンクを貼ってから説明しよう。
どういうわけだか、KF-16の近代改修にあたり、製造を担当するロッキード・マーティン社ではなく、米BAE社にお願いするという愚行に出てしまう。
それも、韓国空軍がアメリカ政府を飛び越えて直接、米BAE社と契約をして、その後でアメリカ政府に打診するという恐ろしい手段を採ったからビックリだ。
 同事業は防衛事業庁が2012年7月に事業者としてBAEシステムズを選定してから始まった。韓国政府が業者を選定してから米政府と韓国政府が対外有償軍事援助(FMS)契約を締結する異例の方法で進められた。
間違い無く、アメリカ政府も激怒したと思われる。



もちろん、BAE社だってユーロファイターなどを手がけた実績もあり、戦闘機を作る能力はある。それにF-16の整備だって一部請け負っているのだから、F-16の改修が出来ないと言うわけでも無い。

だが、BAE社はアメリカ政府を通してFMS契約にて改修事業を開始したが、KF-16が実際に工場に届いてビックリ。
 だが、今年8~9月、米政府とBAEシステムズが事業リスクや業務範囲拡大などを理由に最大8000億ウォン(約828億円)の事業費引き上げを要求し、事業推進が中断された。
「やー、これ、近代改修するならもっとお金貰えないととても見合わないよ」という話になる。
落札時が1兆1000ウォン規模だったという話なので、倍近くの費用を要求してきたワケだな。これ、訴訟にも発展しているんだけど、和解したのだろうか?



まあ、ともあれ「やっぱ、ロッキード・マーティン社さんでやってもらう」という話になって、費用も折り合いが付いた模様。
 防衛事業庁のキム・シチョル報道官は契約事業者変更について、「ロッキード・マーチン社が費用の条件を満たした。契約事業者の変更で初号機の引き渡しも1年、前倒しすることができるようになった」と説明した。
一体、幾らになったのかはよく分からないが、2兆ウォン程度のお金は貰わないと合わない話。

まだまだ揉めそうな気がするね。



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コメント

  1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652015年12月18日 16:05

    (妄想ですが)韓国側がKFXと絡めてグダグダ駄々こねそうですね

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    1. 駄々をこねる理由があれば、いや、理由がなくともごねる国ですから。

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