日本の潜水艦、フィリピンへ寄港予定

ほほう。

日本の潜水艦がフィリピン寄港へ、ベトナムにも護衛艦=関係者

ロイター 3月7日(月)10時6分配信
[東京 7日 ロイター] - 海上自衛隊が今年4月、フィリピンのスービック湾に潜水艦と護衛艦の寄港を計画していることが分かった。
珍しい事もあったものだ。


潜水艦の行動は、基本的に隠密。よって、このような寄港予定が出るなどと言うことは極めて珍しい。
何しろ、母港に帰る予定すらハッキリしていないし、家族にすらその日程はアカされていないというのだからなかなか凄い。

そこまで機密に拘る理由は、潜水艦の作戦そのものの性格による。
潜水艦の音紋が敵側に採られてしまえば、それこそ隠密性を殺しかねない話になる。だからこそ、全てが秘密にされているのである。

ところが、「潜水艦」と「護衛艦」を両方寄港させるというのだから、これは非常にリスクを冒した上での外交的意味があると、そう理解すべき話だろう。


実際に、政府関係者もそのような発言をしている。
関係者によると、3月中旬以降に日本を出港し、4月にスービック湾に入港する方向で調整している。練習用の潜水艦を使用し、訓練航海という位置づけだが、中国が南シナ海への進出を一段と強める中、「日本なりのメッセージになる」と同関係者は話す。海自の潜水艦がフィリピンの港に立ち寄るのは15年ぶり。
ただ、この予定を事前に明かした、ということは、実際には寄港させないか、それとも別の意味があると考えるのが妥当だ。
作戦任務に支障が出るような運用は考えにくいので、既にある程度情報が出てしまっている旧型艦を出すか、何らかの対策をした上での作戦任務という話になりそうである。


さて、ここでこんな話が出ている。
中国が南シナ海で造成した人工島に対し、米国は12カイリの内側に艦艇を派遣する「航行の自由作戦」をこれまでに2度実施した。自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長は今月1日に都内で行った講演で、自衛隊が同作戦に参加する計画はないとあらためて説明。一方で、「日本も南シナ海でプレゼンス(存在)を示す必要がある」と強調した。
この話、以前にも引用している。
この記事の「追記」にて、引用した記事の鋼板にこの内容が書かれていたのだが……、残念ながらリンク先記事は削除された後。

日本のマスコミは情報を消すのが早すぎる。


まあ、そんな話はともかく、これに意味を持たせる覚悟が日本の政府にあると言うことだ。
日本は今春に中谷元防衛相がフィリピンを訪問し、海自の航空機「TC-90」の供与でフィリピンと合意することも検討している。海自は同機を訓練用に使用しているが、フィリピンは海上監視に使う。
色々やる積もり、というのは本当らしい。
ただ、自衛隊には大きな枷を付けられている。現行法下でナニカが起これば、即対応とは出来ないのが自衛隊の悲しいところ。その状況で何処までやれるのかは、かなり微妙な話となる。

そこまでのリスクを冒して、コレがどんな結果を生むのかはなかなか予測が難しい。フィリピンもベトナムも、決して親日派と言える国ではないのである。どんな手段を採るのか、注視していきたい。

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