【まさか】支那機に空自機がレーダー照射?

……日本に何のメリットが有るんだ?

空自機が「レーダー照射」=「挑発行動」と非難-中国国防省


 【北京時事】中国国防省は4日、東シナ海上空で先月17日に日本の航空自衛隊機が中国軍機に対し緊急発進(スクランブル)したことについて談話を発表し、「日本のF15戦闘機2機が高速で接近挑発し、火器管制レーダーをわが方に照射した」と主張して、日本側が「挑発行動」を仕掛けたと非難した。
しかし、これ、今後、更に声高に主張してくるんだろうな。


先日こんなニュースがあった。
日本政府は、支那機が自衛隊機に対して「攻撃動作をかけられた」点については否定したが、近距離でのやり取りはあったことを認めた。
しかし、元空自のパイロットである織田氏は、複数回の攻撃動作を仕掛けられていることを明らかにしている。

F-15J
誰の言うことを信じたらよいのか?という状態ではあるが、海で起こっていることは空でも想定されてしかるべきである。
少なくとも、攻撃動作を仕掛けられている点について、「あり得ない」などとは思えない。


こんな話があった矢先に、支那側が「いや、自衛隊機が支那機に対してレーダー照射をしかけてきているんだ」と言い出したわけだ。

 国防省は、緊急発進に関する日本側の発表が「白黒を逆転させており、人の耳目を惑わせている」と反論。中国軍のスホイ30戦闘機2機が、東シナ海に中国が設定した防空識別圏内で「通常のパトロール」を行っていた際に、レーダー照射を受けたと訴えた。 
しかし、そもそもスホイ30で通常のパトロールというのが信用出来ない。
戦闘機を使って恒常的にパトロールするメリットはほぼ無い。やるなら偵察機を飛ばす方がよっぽどメリットが有るわけで。
確かにSu-30「フランカー」は複座型の長距離戦闘機タイプが用意されていて、航続距離も3,000km程度と、それなりには飛べる。が、戦闘機としての航続距離は特に長いわけではないし、増槽を装備できるかも良くわからない。ステルス性はそれなりにあるとは言われているが、それのみを理由にパトロールに使うメリットは、僕には想像がつかない。


そして、言うに事欠いて空自機は火器管制レーダーを照射した挙句にフレアを作動させて逃げたという。
 国防省によれば、空自機はミサイルをかく乱するための防御装置(フレア)を作動させ、「逃げた」という。同省は「挑発的な行動は空中での事故を容易に引き起こし、双方の人員の安全に危害を加え、地域の平和・安定を破壊する」と日本側を非難した。
これがまた意味不明なのだが、支那側の主張を鵜呑みにすると、パトロールしていたSu-30に対してF-15Jがスクランブルして近接してきた上で、いきなりレーダー照射をした事になっている。
その上で、何故かチャフではなくフレアを使って「逃げた」というのだから、支那の主張しているF-15Jはいったい何がしたかったかという話。

レーダー照射をされたSu-30は回避行動をとった上で攻撃動作をしたと、それに対してF-15Jがミサイルを発射しなかった時点で、何のための火器管制レーダー照射かという話になる。ミサイルをぶっ放した上で、チャフを撒いて逃げたというのであれば、まだ話は分かるが……。


この意味不明なシナリオよりは、支那機が空自機に対してレーダー照射を行い、空自機は回避行動をとって現場を離脱、という方がよっぽど説得力がある。

仮に、空自機がレーダー照射を行ったのが正しかったとすると、それは既に領空侵犯している状態だったと、そう考えなければ辻褄があわない。
 その上で、日本に対し「一切の挑発行為の停止」を求めるとともに、不測の衝突を避けるための「海空連絡メカニズム」の早期運用開始に向けて条件を整えるよう促した。(2016/07/04-19:22)
まあ、そもそもこの主張は先にしてこなければ意味が無い。もしこの話が本当ならば、支那は鬼の首でも取ったかのように騒ぎ立てていたことだろう。後出しで騒いだこと自体が「嘘」を証明しているようなもので。


海空連絡メカニズムが必要という点は考慮に値はするが、そもそも相手側の主張が全く信用出来ない状態では、不毛な作業に成るだろうね。



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コメント

  1. 今更こんな誰も信用しない事発表するとは中国側も「やり過ぎた」と思ったのでしょうか?
    自身に落ち度が有った場合とりあえず嘘ついてでも強気に出るのがアチラのセオリーかもしれませんがいくらなんでも苦しすぎる言い訳です。
    本当なら映像でも何でも証拠を出して欲しい物です。

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    1. 日本人にとって支那人のこの主張は信じられないのですが、しかし、外国にとってはどうなんでしょうねぇ?
      対外的にこの様な主張をすると言うことのメリットを、少なくとも支那は理解しているのでしょう。

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  2. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年7月5日 10:31

    電気屋様
    中国が相手の発表の内容をすり替えて、自身が被害者のように語る発表を行うのは、今回に限ったことではありません(韓国も?)
    尖閣諸島でも、中国機が先に発砲したにも関わらず、中国側が「自衛隊機が先に発砲した」と発表する懸念は、いくつかのブログなどで出ています。

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