韓国戦闘機、相変わらず部品が足りずに飛べない状況

相変わらずだな。

韓国戦闘機 部品なく飛べず

2017年10月21日 11時10分
2017年10月20日、韓国・東亜日報は、韓国空軍のF-15K戦闘機が修理部品の不足で飛行不能が頻発していることが分かった。
F-15Kが整備の問題で出撃できないケースは、今に始まった話では無い。
以前から、延々と指摘され続けている問題で、韓国国内にてF-15K戦闘機やらKF-16戦闘機やらを整備しようと思うと、消耗したり破損したりした部品については海外(アメリカ)からの部品調達が必須であり、修理に時間がかかる。

F-15K Slam Eagle

そこで、韓国空軍では共食い整備がデフォルトになっている。
共食い整備とは、破損した機体の修理のために別の同型機から部品を抜き取って故障した部品と交換する手法である。当然、部品が抜き取られた機体は飛べない。間に合わせの修理方法としては、何処の国でもやられる手法ではあるが、これが恒常化していて慢性的な部品不足になっているのが韓国空軍の実態である。
国会国防委員会所属の金学容(キム・ハクヨン)議員(自由韓国党)が空軍本部から提出を受けた資料によると、F-15Kの「修理部品不足に起因する飛行不能(G-NORS)」事例の発生件数が15年の50件から今年上半期には60件に急増した。同期間の飛行不能時間も7.9日から16.8日に増加した。
金議員は「空軍が部品を使い回しする方法で運用しているため、部品を取られた戦闘機が有事の際出撃が不可能」と指摘した。
そして、その状況は悪化しているそうで。

おかしいな。韓国ではこの状況を打破する為に部品の国産化を進めていたはず。
そりゃまあ、直ぐには全ての部品を国産化することはできないのだろうけど、それにしたってそろそろ状況がもうちょっとマシになっても良さそうなものである。
KF-16戦闘機の場合も、「特定任務の遂行不可(F-NORS)」発生件数が15年の234件から、今年上半期には157件となり年間ベースでみると増加傾向を示している。
大切な韓国空軍の2枚看板が両方ともこの惨状では。

特にKF-16戦闘機に関して言えば、「国産」と胸を張っているT-50、FA-50と部品の共用部分も少なくない。つまり、国内で入手出来る部品を多くし易いという立ち位置にあるハズなのだが、それでも整備不良で飛べない機体が年間234件という状況になっている。

こうした話、何故か高等練習機T-50や軽戦闘機FA-50では聞かないのだが、多分表面化されていないだけなんだろうな。既に老朽化して運用に支障が出ているF-5戦闘機やF-4戦闘機も韓国においては整備面での心配が出ているが、新しい戦闘機だろうが練習機だろうが整備の面で問題が出る状況は大きく違わないハズ。

整備にお金を使わないというスタンスは、韓国軍全体に見られる共通事項だ。だが、特に空軍の場合、何処かが故障したら墜落に直結しかねない話となり、報じられる以上に深刻な問題のように思える。

この状況、いつになったら改善するんだろうな。



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コメント

  1. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年10月25日 6:19

    この記事ですが、先日のCH-47Dの改修の記事と(大きく見れば)関連するのではないかと愚考します。。
    もちろん、「F-15KとCH-47Dの両方ともボーイング製だから」という単純な理由ではありません。

    この記事からリンクが張られている別記事「祝!韓国空軍のF-15Kの部品の一部が韓国内で修理可能に 」を見ました。一部引用します。
    >で、この航空電子整備(MRO)センターで何が出来るか?と言う話なのだが……。

    なので、「大韓航空 ボーイング MROセンター」でググると、「航空宇宙 - Invest Korea」というPDFが見つかりました。この中に航空電子整備(MRO)センターの情報がありました(P23)
    この資料からも引用します。
    >ボーイングコリ アの航空電子 MROセンター (BAMRO)投資
    >ボーイングコリアは世界最大規模の航空宇宙メーカーであるアメリカのボーイング社の韓国
    >子会社で、1988年に設立されて以来主にMRO、航空サービス支援事業を運営している。
    (中略)
    >事業の概要
    >永川BAMROセンターの主要事業内容は、大邱空軍基地(K2)のF-15K関連航空電子部品のテスト
    >及び整備機能である。
    >• ボーイング社はBAMRO事業の適用対象に対して1~2段階にF-15K部品を、そして3段階以後には
    >AEW&C、Apache及びChinookヘリ、早期警報機、VIP専用機、他社の航空電子システム及び民航機
    >などへと、段階別拡張を計画している。
    ということで、航空電子部品の整備機能は機能しており、CH-47Dの改修も永川BAMROセンターで実施する方向に転換したのではないかと考えます。

    まあ、航空機は電子機器だけで構成されているわけじゃないので、共食い整備が続いているのでしょう。
    ちなみに、F-15Kの第二次調達分とKF-16は同系列のエンジン(F100-PW-229系)を装備しているとのことです。

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    1. なるほど、ちゃんと関連のある話だったというわけですね。
      そこまできちんと調べませんでしたので、情報頂き感謝します。

      エンジン辺りの話は把握していましたが、韓国国内で同型エンジンだからと言ってしっかり共用管理できているかはちょっと疑問ではありますね。
      心配が杞憂であれば良いんですけど。

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  2. うん、うん、平常運転はさらに進化しているようですね。(笑)
    基本的に地道な作業や保守など目立たない部分では取り組まない。
    それが彼らの彼らたるゆえんですからね。
    基礎技術なども願望を述べるだけで地道な作業はしませんからね。
    まー保守関係は目立たないので「ポッケナイナイ」がし易いのでしょうね。
    私としてはお笑いネタを見せて貰えるのでさらに特技に磨きをかけてほしいです。
    またの記事をお待ちしています。

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    1. なんというか、この方面に特化しすぎなんですよね、韓国軍は。

      実際有事を迎えたらどうなることやら。

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