「自治権拡大」を模索する沖縄の活動家

凄いな、こんなの新聞に載せちゃうんだ。

地位協定の問題議論 自治権拡大を模索 研究大会、沖縄で初開催

2017年11月26日 06:00
 国際人権法学会(シンヘボン理事長)の第29回研究大会が25日、那覇市のタイムスホールで始まった。「琉球/沖縄と人権」をテーマにしたシンポジウムでは、米軍基地が集中することによって平時でも性暴力が頻発しているなど、沖縄の状況と国際人権法の関わりを議論した。事件・事故の捜査や環境調査の障壁となっている日米地位協定の問題点についても意見を交わしたほか、自治権拡大へ地方自治特別法の活用を指摘する意見もあった。全国の研究者ら約130人が参加した。沖縄で開かれるのは初。最終日の26日は名護市辺野古での新基地建設差し止めを求める訴訟に関する発表や、国連人権理事会の日本政府を対象とした普遍的定期審査(UPR)に関する報告もある。
議論することは悪い訳では無いが、言っている事はメチャクチャである。

検討会

そもそも、この「自治権拡大」というのは一体何なのだろうか?
 大阪大大学院博士課程の宮崎紗織氏は、琉球など併合された民族が独立を主張することについて「併合された民族の場合は植民地独立付与宣言、非自治地域の文脈で言えば外的自決権を行使できる主体となる」と述べた。
どうやら、「人民の自決権(right of peoples to self-determination)」に基づいた話を言っているようで、「植民地などの従属人民が独立を達成する権利」のことを指すようである。

植民地??沖縄が??
そして、「人民」ですか?

この考え自体はヨーロッパの辺りでも叫ばれたナショナリズムの内部にあって、そうそう珍しいものではない。ただ、あくまでも「別の民族」に「迫害」されている「マイノリティ」に当てはまる話で、沖縄にそれは無い。

実は、この話を焚き付けているのは支那である。まずそこに違和感を感じないわけにはいかない。

琉球王国の歴史認識共有 中国で国際学術会議が開幕

2016年5月16日 05:00
 【北京で新垣毅】沖縄と中国の歴史研究者らが一堂に会して琉球・沖縄の歴史や現状を議論する「第2回琉球・沖縄最先端問題国際学術会議」(中国戦略・管理研究会、北京大学歴史学部、北京市中日文化交流史研究会主催)が15日、中国の北京大学で始まった。初日は、日本による琉球併合(「琉球処分」)や中国との冊封・交易など琉球王国の歴史について研究成果を発表し、認識を深め合った。研究会は2014年に続き、2回目。
なんと、支那の北京でおかしな会議をやっているのである。

ここに出てくる「琉球処分」なのだが、歴史的には琉球藩の設置(1872年)に始まり、沖縄県設置(1879年)によって日本国に併合されることになると説明されている。
だが、そもそも琉球王国は自治権を行使するために日本政府や支那に対して庇護を求めたという事実も理解せねばならない。琉球王国は、立ち位置的にも「独立」を勝ち取れるような状況には無かったのである。
実際に1600年代には薩摩の侵攻を受けて、降伏(1609年3月27日)している。この後、奄美郡島を徳川家に割譲する羽目になっている。
しかし、それ以前にも日本の朝廷や幕府とは深い関係にあることが伺える歴史があり、平仮名も中央との交流によって導入(1265年)している。平仮名が使える素養があったと言う事は、そもそも古来から日本語を使っていたと言う事に他ならない。

とすると、異なる王国を日本に併合したというのは本当にしても、異なる民族を併合したというのには少々無理がある。外的自決権という主張に無理が出てくる話に繋がる。

この辺りについて何ら言及されていないか?というと、そうでも無いようだ。
波平氏は「近代東アジア史の中の二つの併合」と題し、琉球併合と韓国併合の共通性を指摘した。また「日本復帰運動の中で沖縄人は日本人なのだと政治的要請の中で『日琉同祖論』の言説が語られ、十分反省されることなく今日まで来た」と述べ、琉球・沖縄史を見直す必要性を説いた。
……いや、なんか斜め上の方向に行っちゃってる!!!

あのさぁ、琉球処分と日韓併合を一緒にするのは間違いだと思うんだ。
琉球処分は、日本の一地域だった琉球王国を、徳川幕府の支配下に加えたという話である一方で、日韓併合は大日本帝国に大韓帝国が併合された話である。
琉球王国が独立した勢力を持った国だったという主張もあるが、それだったら例えば薩摩だって薩摩国という1つの国だったわけで。羽柴秀吉に統一されるまでは、日本各国で似たような状況だったとも言える。
琉球藩は本州より距離が離れていたために、様々な影響が及びにくい土地だったと、そういう話になろう。版籍奉還(1869年)の影響が及ばなかったという研究もあるようだ。また、令制国に含まれていないという議論もある様だが、日本で最初に制定された本格的律令法典である大宝律令(701年)には含まれず、その後にも追加された形跡は無い。だから、日本には含まれないという議論もあるようなのだが、そもそも薩摩の付属国扱いで、便宜上「琉球国」と呼ばれたに過ぎないという考えが主流である。

それを、支那の一部だった朝鮮半島と一緒にされてはたまらない。

そして、この様な研究が支那主導で行われ、支那の意図を汲むような流れで研究がねじ曲げられていっては、それは純粋な学術研究とはもはや呼べず、単なるプロパガンダの一環になり下がるリスクすらある。

 西海真樹中央大教授は日本語と琉球諸語の関係について「琉球諸語の間に相互理解がない点や、最近まで弾圧されていた歴史がある点を考えれば、琉球諸語を方言と呼ぶのはふさわしくない」と語った。
「民族」というカテゴリーを強調するために「琉球諸語」などという言葉を作り出しているが、方言と異なる言語だという境界を意図的に曖昧にしようという試みであり、発音や読みが異なるという程度で、文章構造が同じという状況を鑑みると、方言の域を出ないという理解の方が正しいように思う。

なお、あのユネスコが「危機に瀕する言語」に琉球諸語を認定しているようだが、「弾圧していた歴史」と言語の定義は直接的な因果関係が無い。言語は国家を成立させる上では重要な要素ではあるが、同じ国家内で異なる言語を話している例は根拠に暇が無く、言語が異なるから別の国家になる。別の民族であると言うのは少々乱暴な議論だ。そこに「弾圧の歴史」を強引に持ち込もうというのは、研究者としてどうなのかと。

沖縄が独自の自治権を獲得し、独自の内政を、という発想をする人間がいることは事実だろうけれど、それが沖縄の総意なのか?といわれると首を傾げざるを得ない。

沖縄独立、学生38%が条件付き賛成 沖縄国際大

2016年3月15日 06:44
 沖縄国際大学の友知政樹教授が実施した現役大学生への意識調査で、政治、経済、安全(保障)体制が成り立つならば、沖縄独立に賛成と答えた学生の割合が38%を占めることが明らかになった。「沖縄が独立することを考えたことがありますか」との質問には30%が「ある」と答えた。13日にあった琉球独立学会の会合で報告された。
かつて、こんな意識調査がニュースになった事もあったが、その母数は300人程度。大学という閉鎖空間で思想的な教育を施した上でのアンケート結果であることを勘案すると、この数字は低いとみるべきか、高いとみるべきか。
 調査結果では「あなたは沖縄が独立することを考えたことがありますか」との質問に30%(94人)が「ある」、70%(220人)が「ない」と回答。「沖縄独立について」は「賛成」が8%(24人)、「反対」が42%(131人)、「わからない」が最も多く51%(159人)だった。
 一方「沖縄の政治、経済、安全(保障)体制が成り立つならば、あなたは沖縄独立についてどう思いますか」との「条件付き独立論」は「賛成」が最も多く38%(118人)。「反対」は28%(89人)、「わからない」は34%(107人)だった。
そして、「独自の安全保障」など、逆立ちしても無理なのは、琉球王国時代から一貫した話。学生も馬鹿ではないということだろう。

なお、これも「琉球独立学会」という異色の組織における発表で、これを沖縄タイムスが取りあげたと言うこと自体が驚きを隠せない。こんなのの何処にニュースバリューを見出したというのか。

ただ、虎視眈々とこうした流れを作ろうと画策している一派がいることは間違い無いわけで、その手先が支那の機関紙に成り下がった沖縄三紙であり、この記事も、その三紙からソースを頂いている。



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コメント

  1. どうやら、こんな話があったみたいだ。
    https://jp.reuters.com/article/idJP2017112501001144
    この国際平和ビューローとかいう団体は沖縄の「ロクデナシ」の活動家が如何に「平和的」な活動しているのか知ってるんだろうか?
    多分知らないのだろう。
    或いは、沖縄の平和活動家の「お仲間」なのかもしらん。
    どちらにせよ、この人達のバックには恐らく支那と北朝鮮がいると思われるので、米軍あたりが動いて、まとめて全員グアンタナモ基地にでもぶち込んでくれないものかしら。
    まぁ、無理か。

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    1. ご紹介頂いた記事、残念ながら消された後でした。
      多分、「辺野古反対派に国際平和賞」というニュースのことだと思われますが、折角頂いた情報の確認が取れず申し訳ありません。

      ただ、この国際平和賞の話、言及させて頂きたいと思います。

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