北朝鮮から日本に運ばれる病原菌への懸念

いよいよオオゴトになってきたな。

「工作船?違う?」言い切れぬ海保 漂着船、以前から

2017年11月29日17時57分
 小さな木造船が相次いで日本海の沿岸に漂着している。多くは日本側の漁場で不法操業する北朝鮮の漁船とみられる。遺体が流れ着くこともあり、沿岸の住民は不安がる。いったい何が起きているのか。
流石に海上保安庁の中にも動揺が走っているようで、果たして日本を守り切れるのか?という点に関して、色々と心配をされているようだ。
これは、日本海側に面する地域の警察官の方々も、非常に問題と考えられていると思う。

大和碓

今月の7日から28日にかけてこれだけの事案があった。どうやら、ネットでは「例年、それなりの数の漂着はある。騒ぐ程のことじゃ無い」等と言っている人がいるらしい(twitterで見かけたが、引用は避けておこう)のだけれど、そこはしっかり確認して欲しい。情報が古い。
<漂流・漂着案件>
  • 25年80件
  • 26年65件
  • 27年45件
  • 28年66件
<船内から生存者・遺体が発見された>
  • 25年2件4人(遺体) 、生存者未確認
  • 26年0件(遺体)、1件(生存者)
  • 27年8件27人(遺体)、1件(生存者)
  • 28年2件11人(遺体) 、生存者未確認
これが海上保安庁の出しているデータで、2017年(平成29年)の漂流・漂着案件は11月22日までに43件で、3件で9人の遺体を確認し、3件で9人の生存者を確認しているという。
件数でこそ22日までの状況で去年よりも20件ほど少ない状況ではあるが、一方で生存者の確認はかつて無い規模になっている。また、今月になって唐突に増えたというのも非常に問題である。

ところが、23日以降も28日までに6件の漂流・漂着案件が確認され、2件で9人の遺体を確認し、1件で8人の生存者を確認している。


北海道沖の木造船 乗組員「北朝鮮から来た 10人乗船」

11月29日 18時36分
29日午前、北海道南部の松前町の沖合で見つかった国籍不明の船は、北朝鮮から来たもので10人が乗船していると見られることが、海上保安本部への取材でわかりました。乗組員は「悪天候で沖合の無人島に一時的に避難していた」と説明しているということで、海上保安本部は30日以降、高波がおさまりしだい、立ち入り検査を行うなどして詳しいいきさつを調べることにしています。

更に29日に1件10人の生存者を確認しているというニュースがある。件数の確認は精査していないので10件以上の事案があったとしか言えないが、少なくともこのペースで来ると去年以上の漂着・漂着事案があるのではないか?ということになろうと思う。

案件数は2013年度に比べて少ないものの、海を渡ってきた生存者の数は、前代未聞の状況になってきている。
乗っていた8人は保護され、県警の聴取に「1カ月半ほど前にイカ漁のため北朝鮮を出て、船が故障した。帰りたい」と話した。遭難者と確認されれば、法務省入国管理局が「遭難上陸」の手続きをとり、中国などの第三国を経由して帰国させる見通しだ。秋田では男鹿市でも26日、海水浴場に全長約7メートルの木造船が漂着して8人の遺体が見つかった。市が火葬を予定しているという。
ここまで漂着船が増えている理由は、北朝鮮の食糧難があると言われている。

北困窮、危険な漁強いる 制裁で食糧難、漁民ら犠牲

2017.11.27 23:01
 冬場の悪天候にもかかわらず集中的な漁を強いる当局の方針により、北朝鮮漁船の遭難事故が続いている。一方、板門店で銃撃を受けた韓国に亡命した北朝鮮兵士の手術では、内臓からわずかなトウモロコシ片が見つかるなど北朝鮮の栄養状態の劣悪さが証明された。「冬季漁獲戦闘」と称した食糧確保の背景には、慢性的な食糧不足に加え、国連など国際社会の対北制裁による北朝鮮経済の一層の逼迫(ひっぱく)がありそうだ。
 国策として北朝鮮は、10月の時点で冬の積極的な漁を奨励。朝鮮労働党機関紙、労働新聞(7日付)は社説で、冬場の漁業期の始まりに合わせ、「社会主義の海の香りが全国にあふれるようにすべきだ」と漁業での成果を挙げるよう呼びかけていた。

北朝鮮船の違法操業、好漁場で横行
相次ぐ漂着、食糧難・外貨稼ぎで

2017/11/29付
秋田や石川など日本海側の各県で北朝鮮籍とみられる木造船の漂着や漂流が相次いでいる。日本の排他的経済水域(EEZ)内にある好漁場「大和堆(たい)」でイカ漁などの違法操業中に遭難したとみられる。荒れた海に老朽化した木造船での出漁を強行する背景には、国際社会の厳しい制裁下で、北朝鮮にとって漁業が食糧確保と外貨稼ぎの貴重な手段となっていることがある。
上が産経新聞の記事で下が日経新聞の記事である。同種のことをニュースにしているにも関わらず、片や北朝鮮に対する経済制裁について非難する論調になっているのに対し、片や朝鮮労働党の方針を非難する形になっている。

もはや、日経新聞には読むべきところが無いと感じているので、記事の内容自体に驚きは感じないが、こうした論調を採用する毎日新聞や朝日新聞は重要な点を見落としている。

本来、北朝鮮の人民達は自給自足に近い形で食料を調達している。

北朝鮮、実は食糧自給率100%に近い?

2014年07月31日
「北朝鮮は食糧難」というのが日本では常識のように語られることが多い。だが、北朝鮮の穀物生産は回復傾向にあり、食糧自給率も100%に近いレベルにあるようだ。

<北朝鮮はいま 金正恩体制5年>(中) 自給自足強いる国

2016年12月14日 朝刊
 「共和国(北朝鮮)は日本の植民地時代より、ひどい封建搾取制度になってしまった」。首都・平壌に住む中国との貿易商宅に十月初め、顔見知りの地元保安員(警察官)が訪れた。不満を漏らすと、「ところで今月もよろしく」。いつものように、カネの無心に来たのだった。
どこまで自給率が上がっているかということはハッキリしないが、少なくとも金正恩体制下で100%自給自足を目指していたという方向性はあるし、食料を外国からの輸入に頼っているという話は聞いたことが無い。

もちろん、自給率100%だから飽食である、等と言う積もりは無い。だが、人民が飢えたから海に出ているのだ、という理解はおかしいと思う。

凶作だったというニュースも聞く。

北朝鮮北部、ジャガイモ凶作で食糧不足のおそれ

2017年9月30日 8時0分
北朝鮮が「先軍七景」の一つとして自慢する両江道(リャンガンド)の広大なジャガイモ畑。金正日総書記が、食糧問題の解決のために山を切り拓いて共同農場を作り、ジャガイモ栽培を奨励したところ、大成功を収めた。それ以来ジャガイモの名産地として名を馳せている。
去年までは豊作が続き、「処分に困る」と農民たちは嬉しい悲鳴を上げていたが、今年は状況が一変した。
ただ、こうしたニュースは定期的に出されているが、正確なところはハッキリしないので、情報操作である疑いも強い。この辺りは北朝鮮側にきちんと説明させるべきだろう。その説明を信じるかどうかは又別なんだけどさ。

ともあれ、日経新聞が言う様な、単純な「食糧不足」それも「輸入規制の影響」という構図では説明できない。「外貨稼ぎ」というのも怪しい部分は多い。だって、輸出入に制限がかかってきているのである。唐突に漁業に力を入れたところで、外貨が獲得できるとも考えにくい。



さて、そろそろタイトルに書いた内容に触れていきたい。

地上侵攻が唯一の手段=北朝鮮核兵器破壊で米軍

2017/11/05-23:52
米民主、共和両党の下院議員らは4日、超党派の共同声明を出し、北朝鮮が保有するとされる核兵器を完全に破壊するには、地上侵攻が唯一の手段であると米統合参謀本部が確認したと明らかにした。
~~略~~
リュー氏が公表した書簡によると、統合参謀本部は地上侵攻の場合、北朝鮮が生物・化学兵器で対抗する可能性もあるとみている。
以前、ミサイルの弾頭にウイルスを仕込むのでは?という、的外れなことを言われる方もお見かけしたが、基本的には生物兵器というのは、かなり使いにくいシロモノである。

北朝鮮 生化学物質の兵器化能力を誇示か=正男氏暗殺

2017/02/21 17:57
【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局は、北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の「毒殺」に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がどのような形であれ介入した可能性を示し、今回の事件を北朝鮮が生化学物質を武器として使用できるという意志と能力を見せた事例だとみている。
~~略~~
 政府系シンクタンクの韓国国防研究院(KIDA)が昨年発刊した資料によると、北朝鮮が保有している生物兵器用の病原体は13種で、7種の細菌(炭疽菌、ブルセラ、野兎病、腸チフスなど)と1種のリケッチア(発疹チフス)、3種のウイルス(天然痘、黄熱、流行性出血熱)、2種の毒素(ボツリヌス、T2トキシン)だ。
しかしながらその運用能力があったことを、北朝鮮派金正男氏暗殺の際に見せつけている。

北朝鮮の漁民達に罪は無いのかも知れないが、こうした病気に感染させられた人々であった場合には、バイオハザード案件である。金正恩がそうした手段を採ることを厭わない人物であることは論じるまでも無い話で、そうした余地を与えてしまっている現状は非常にマズい。

きっと、海上保安庁の職員の方々は優秀だろうが、そうした事態を想定した訓練を受けているとは思えない。警察も又然り。
パンデミックを引き起こしかねない、というリスクを既に負っていると言う事をそろそろ自覚した方が良い。

核兵器開発疑惑などよりも、余程深刻な事態を迎えかねないからである。




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コメント

  1. 最近の日経記事はかなり中国寄りですね。習近平の写真が連日で一面に載るなど中国の国内新聞かと思うほど
    この前の論調では日本の民主主義と中国の一党独裁を比較して、中国の一党独裁の良いところばかり並べて日本の政治をやんわりと批判していましたね。

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    1. 日経新聞は昔から支那寄りではありましたが、最近は露骨ですよね。
      経済のことが分からない日経新聞と笑っていましたが、最近は経済以外の分野でも信頼できなくなりつつあります。まあ、日経新聞ってけっこう飛ばし記事を出す印象でもありましたから、以前から信頼できない部分はあったわけですが。

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  2. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32017年12月1日 12:00

    こんな情報がありました。

    ソース)毎日新聞「松前沖の木造船、海保が立ち入り 全員帰国希望」
    >松前小島には港や避難用の小屋があり、家電製品や水、燃料などがある。捜査関係者に
    >よると船に日本製の家電製品が積まれており、乗組員が島から持ち出した可能性がある。
    ※いまのところ、この内容が書かれた他社記事は見つかっていません。

    なんか、「漁をしていて流された」「1カ月ぐらい前にかじが故障して流された」という供述とかも、怪しく感じますね...

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    1. 完全に泥棒ですよね。
      案外「外貨獲得」ってこういうことだったのかも知れません。

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