次期主力ロケットH3のエンジン、LE-9が公開される

ほうほう。

次期主力ロケット「H3」のエンジンを初公開

11月14日 17時58分
3年後の2020年度の打ち上げを目指す日本の次期主力ロケット「H3」のメインエンジンが14日、鹿児島県の種子島宇宙センターで初めて公開されました。
絶賛開発中のLE-9がお披露目ですか。
LE-9
これ、随分と簡素化されたみたいだけれど、どれ程の技術革新があったのだろう?
新たなエンジンは全長およそ3.7メートル、重さは2トン余りで、人工衛星の大型化に対応するため、現在のH2Aロケットのエンジンの1.4倍の推力があります。
JAXAによりますと、「LEー9エンジン」は、使用する部品の数を2割ほど減らし、シンプルな構造にすることで故障が少なく、低コストなものになっているということです。
シンプルな構造ねぇ。
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正直、何がどの程度簡素化されたのかさっぱり分からない。

Wikiなどを参考にすると、前のエンジンであるLE-7Aが2段階燃焼のエンジンプロセスを採用しているのに比べ、LE-9はエキスパンダブリードと呼ばれるエンジンサイクルを採用している。
どうやら、2段階燃焼に比べてエキスパンダブリードは構造が簡素になる上、ターボポンプ作用機体も低温にする事ができるというメリットがあって、この辺りが低コスト化に寄与している模様。
一方、ダー便駆動用の燃料は推力に寄与しないという欠点がある為、理論上の推進剤効率は二段階燃焼に劣るのだとか。この系統はLE-5エンジンが採用していたようなので、既に実績はあったと言うことだな。

ただ、LE-5が世界初の実例であり、実績があったとはいえ、原理的に大推力を発揮することが困難であるらしく、当初はかなり挑戦的な試みであったらしい。



確かに、LE-7と比べると、比推力の面では劣っているようだ。
性能諸元
重い分、LE-7に比べてハンデがあるということだな。

H3プロジェクトチームの岡田匡史プロジェクトマネージャは「今回のエンジンは、海外からの衛星打ち上げの受注を目指すH3ロケットにとって欠かせないものだ。慎重に実験を重ねながら、チーム一丸となって開発を進めていきたい」と話していました。
今のところ、開発スケジュール的には、重要コンポーネントであるターボポンプの単体試験を行った後、燃焼実験に移る模様。
最新の試験はこちら。
エンジンの燃焼試験も11回を数え、フル作動で78秒程燃焼させている様な状態。データを見たところで予定通りかどうかさっぱり分からないが、順調にいっているとイイネ。
ターボポンプの単体試験も2回に渡って報告されているようだが、それが成功だったかどうかはよく分からないな。
今後の予定としては、次に、ターボポンプを組み込んだ燃焼実験をやる模様。これが成功して初めて、使えるかどうかが分かるって事になりそうだな。

印象としては、ハイスペックなLE-7Aに比べて、デチューンして低コスト化を狙ったLE-9という位置づけになるようだが、今後の戦略を考えれば高いエンジンばかりを作っていくわけにもいくまい。

順調に行くことを祈るばかりである。
スケジュール的には2020年頃に打ち上げができると言う事になるようだが、予定はあくまで予定である。確実に成功させて欲しいものだね。



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コメント

  1. 日本は宇宙開発の民間業者の育成に大きく遅れていますから、低コストエンジンは是非とも
    成功して欲しいですね。
    民間の宇宙開発関連の法案もようやく整備された段階ですし、スペースX社などは比較的枯れた
    技術のエンジンをクラスター化してあれだけの実績を上げていますしね。
    JAXSAだけでなくドンドン民間のロケット会社が出来てほしいです。
    まずは楽しみに見守ってます、新型エンジンを。

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    返信
    1. LE-9は低コスト化もそうですが、安全性が上がったという点は嬉しいですね。
      LE-7Aの時も十分に安定して打ち上げが行われていましたが、今後も安定して打ち上げがなされると嬉しいです。とはいえ、日本もそろそろ次のことを考えなくてはならないでしょう。

      民間のロケット会社というのはなかなか難しいデスが、ホリエモンこと堀江氏がMOMO号に出資していまして、打ち上げこと失敗しましたが高度30km程度の所にまでは到達した模様。こちらも今後に期待ですね。

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