アメリカと敵対する支那、踏みとどまる欧州

流石にEUは駆け引きをするねぇ。

米EU、車除く工業製品の関税撤廃目指す-土壇場で貿易戦争回避 

7/26(木) 5:11配信
トランプ米大統領と欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のユンケル委員長は25日、今後、貿易を巡る協議を進めていく間は新たな関税を導入しないことで合意した。トランプ大統領が輸入自動車への関税導入の意向を示して高まっていた米EU間の緊張は緩和し、貿易戦争は土壇場で回避された。
まあ、EUが折れた、というべきなのだろうか。

アメリカとEU
或いは、アメリカ側が譲歩したと言うべきなのだろうか。
両首脳はこの日ホワイトハウスで会談し、EUが米国産液化天然ガス(LNG)と大豆の輸入を拡大するほか、双方が自動車を除く工業製品の関税を引き下げることで合意した。ユンケル委員長は会談後の共同記者会見で、交渉が続く間、米国とEUは「他の関税を留保」すると発言。また米鉄鋼・アルミニウム輸入関税と、それに対抗してEUが導入した報復関税を「しかるべき時に」再検討するとした。
ホワイトハウスで会談した事1つ捉えても、EU側が積極的に折れたことはハッキリしていると言って良いだろう。ただ、一癖も二癖もあるEUだから、ベタ下りというわけじゃ無いのだろうけれど。
トランプ大統領は、両首脳が工業製品の関税「ゼロ」に向けて取り組むことでも同意したと述べた。また、米国とEUは米鉄鋼・アルミ輸入関税およびEUの報復関税の「解決」と、世界貿易機関(WTO)改革も目指すとした。
両首脳は3時間近くにわたった会談後、ホワイトハウスのローズガーデンで短く会見したが質疑応答は行わなかった。
ユンケル委員長は共同会見後にワシントンでスピーチし、「われわれは交渉を続けている限り、他の関税を導入しないことで合意した。今日、この合意に達したことに満足している」と語った。
経済的に見ても、アメリカ一強状態は続いているというべきなのだろう。


一方、アメリカは支那とも経済的に対立しているのだが、こちらはまだまだ解決の道筋は見えていない。

中国・習近平主席「一国主義を拒絶すべきだ」

7/26(木) 1:24配信
 【北京=西見由章】中国の習近平国家主席は25日、南アフリカ・ヨハネスブルクで開かれた新興5カ国(BRICS)首脳会議の関連行事で講演し、中国への通商圧力を強めるトランプ米政権を念頭に「われわれは断固として一国主義を拒絶すべきだ」と加盟国に呼びかけた。ロイター通信が伝えた。
習近平氏は南アフリカで吠えていたが、なんとも皮肉な感じである。何しろ、習近平氏が南アフリカを訪れている理由は、直接的にはBRICS商工フォーラムの為だが、このブラジル・ロシア・インド・支那・南アフリカの中で、経済的に苦しんでいない国はインドくらいしか無い。
そのインドも一頃の元気は無いが、まあ、最近は少々上向きのようだね。
習氏は「世界的な貿易戦争に勝者はおらず、拒絶されるべきだ」と訴え、一国主義や保護主義の台頭が多国間主義に重大な打撃を与えていると指摘。「中国はドアを開放して発展する」と述べ、中国市場の閉鎖性を批判する米国を牽制した。
そして、「ドアを解放して発展する」という習氏の発言は、AIIBを推進するぜ!くらいの意味しか無いわけで、支那経済が壊れた状況にあって、他国に手を差し伸べるような余裕は無い。

アメリカは一国でニートになろうとしているが、EUは日本とEPAを結び、イギリスはTPPに興味を示すなど、支那とは距離をおくような姿勢を見せ始めている。

なかなか世界情勢も複雑な動きを見せているね。

追記 (2018/7/26)
あー、ヤバイニュース。

北京 大使館が集まる地域で爆発のような音と煙

2018年7月26日 16時15分
26日午後、中国・北京の中心部にある各国の大使館が集まる地域で、爆発のような大きな音がして煙が上がりましたが、現場で行われていた交通規制はおよそ1時間後に解除されました。治安当局が当時の状況などを調べています。
~~略~~
音がしたのはアメリカ大使館の周辺と見られ、警察など治安当局が付近の道路を封鎖しましたが、詳しいことはわかっていないということです。


何事も無かった、と言うことは無さそうだね。




ランキングへの応援クリックよろしく!
にほんブログ村 ニュースブログ ニュース批評へ

コメント

  1. EUと米国、殴り合いをしつつ抱き合うという外交の基本が分かってる同士の妥結ですかね。
    中国も、国内が盤石ならこの手の外交は出来ると思いますが、どうなることか。

    ベネズエラ
    ・紙不足で延期していたデノミを8月20日に実施と発表
    ・ついでにゼロを3つ取る予定から5つ取る(100000ボリバル→1ボリバル)に変更
    ・IMF、ベネズエラの年間インフレ率予想を100万%と発表。
    年間2%のインフレ目標さえ達成できない日本の無能さが際立ちます。
    ちなみにジンバブエは0を12個取るデノミを実施してるので、まだまだ記録には届きません。

    アルゼンチン
    ・現在ベネズエラに続いて世界2位のインフレ率(月25%)
    ・政府主催で月2回の生活必需品半額セール実施中

    返信削除
    返信
    1. アメリカもEUもこの手の交渉には慣れているのでしょうな。
      支那は本来強かな国だという印象がありますが、習近平氏は外交の点ではあまり存在感が……。


      さておき、ベネズエラ、ついにデノミで0を5つもとっちゃいますか。恐るべしですな。
      ジンバブエを引き合いに出すのもアレですが、実に順調です。それと比べると、アルゼンチンはまだ可愛い感じですね。

      削除

コメントを投稿

お気軽にコメントを!ハンドルネームは面倒でもお願いします。