海洋プラスチックの削減に向けてG7で数値目標

意味ねー!二酸化炭素削減目標と同じで意味ねー!

海洋プラ削減、G7目標反映 国家戦略方針、国際協調へ転換

8/21(火) 7:55配信
 ■サミットでは署名せず
 環境省が海洋プラスチックごみの拡大防止に向け策定中の「プラスチック資源循環戦略」に、今年6月の先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で提起された「海洋プラスチック憲章」の数値目標を反映させる方針を固めたことが20日、分かった。政府はG7サミットで憲章の署名を見送ったが、この問題が深刻化していることを受け、先進国を中心とした国際協調路線へとかじを切った。
この「海洋プラスチック」の問題は、何かの利権構造が関与しているんじゃないのかと、その様に思っている。それについても二酸化炭素の問題も一緒だな。

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海洋プラスチック、あるいはマイクロプラスチック、等というような話が出ているのだけれど、要は細かくなってしまったプラスチックの欠片の問題である。
これが海に流れ込んでしまったから、生物が食べてさー大変という話だな、大雑把に説明すると。

海のマイクロプラスチック汚染

2015年12月公開
海に遊びに行って砂浜を散歩すると、流木や海藻などにまじって、たくさんのごみが打ちあげられています。最近、注目を集めている海のごみがあります。それは、プラスチックのごみ。そのなかでも、「マイクロプラスチック」とよばれる、直径5ミリ・メートル以下のとても小さなプラスチックのごみです(※)。
こちらのサイトである程度分かり易く書いてあるので、参考にして欲しい。

確かに、日本の河川、或いは海を見ても、漂流物の中にプラスチック製品をみる事があり、その数は無視出来ない量だと思う。

子供向けの記事にも、こんな感じに説明されている。
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確かに、こういうサイクルはありうるし、実際にこういう流れなのだろう。だが、日本で問題になるほどのゴミが河川や海に流されているのだろうか?

世界の海洋プラスチック廃棄物の9割は、わずか10の河川から流れ込んでいる

2018年7月12日(木)17時20分
プラスチック廃棄物が海洋に流出し、海洋生態系を脅かすようになって久しい。現在も、世界全体で1年間に800万トン規模のプラスチック廃棄物が海洋に流れ込んでいるとみられている。
それでは、これらのプラスチック廃棄物は、いったいどこから海洋に流れ込んでいるのだろうか。
独ヘルムホルツ環境研究センター(UFZ)の研究プロジェクトによると、海洋に流出しているプラスチック廃棄物のおよそ9割が、わずか10の河川から流れ込んでいるという。
その流出源として挙げられているのが、中国の長江黄河海河珠江、中国とロシアとの国境付近を流れるアムール川、東南アジアを縦断するメコン川、インドのインダス川ガンジス・デルタ、アフリカ大陸東北部から地中海へと流れるナイル川、西アフリカのニジェール川で、いずれの流域も比較的人口の多い地域として知られている。


つまり、こういうことだ。
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G7って、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダで、驚くことにこの河川に1カ国も関係しない。
G8でロシアを加えたところで、ようやくアムール川が関係してくるのだが、これだって寧ろ支那の方の問題が大きいだろう。何故ならば、支那だと4つの河川が関係していて、ハッキリ言うと、この海洋プラスチックの問題のウェイトの大部分は支那を含む東南アジアが締めているのだ。

海のプラごみ対策で連携強化=中国、東南アジアと―測定方法を共通化へ・環境省

8/21(火) 7:04配信
 環境省は2019年度、海に流れ出るプラスチックごみ対策で国際的な連携強化に向けた戦略を推進する方針を固めた。
 流出量の多い中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々を対象に、微小なマイクロプラスチックの測定方法を共通化し、国際比較しやすくすることを目指す。同年度予算概算要求に調査研究費や会議開催費など計数億円を盛り込む方針だ。
 日本を含む先進国から海に流出するプラスチックごみは、世界的に見れば比較的少なく、多くは途上国から出ているとみられる。米ジョージア大のジェナ・ジャンベック博士らの論文によると、流出元は先進7カ国(G7)が2%で、中国を含むG7以外の20カ国・地域(G20)とASEAN諸国が計65%を占めているという。
この記事にも出てくるが、G7の国々から出てくるプラスチックは全体量の僅か2%なのだ。
つまり、冒頭の数値目標が如何に空しいものかよく分かる。

もちろん、世界の流れを作る為に自主的にプラスチックの使用量を減らして行くことには意味はあるのかも知れない。象徴として、の意味はあるかも知れない。ただ、それだけである。

日本は色々努力するつもりらしいが、本質的な部分は理解しておくべきだ。
 日本は、19年のG20で議長国を務める。プラスチックごみ対策は国際的に大きな課題に浮上しつつあり、議長国としてリーダーシップを取れるよう各国で協調して対策を進められる下地を整えたい考えだ。 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00000013-jij-pol
だから、リーダーシップを、という点はまあ、イイと思う。

でも、数値目標はちょっとねぇ。
 海洋プラスチック憲章には「2030年までにプラスチック包装の最低55%をリサイクルまたは再使用し、2040年までに100%回収する」などの達成期限付きの目標が盛り込まれた。日本が署名を見送ったのは、国民生活や国民経済への影響を慎重に検討する必要があると判断したからだった。先進国以外の取り組みも必要だとの認識もあった。
 ここにきて政府が憲章が示した方向性を受け入れることにしたのは、対応が後ろ向きと受け止められるのは避けたいとの思いがある。プラスチックごみの主な輸出先だった中国が輸入規制に踏み切り、ごみの行き場が失いつつあることも大きい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00000050-san-pol

あと、この記事のもあるが、日本の事情としては、廃プラスチックの処分に困るようなシーンも出てきているという現実があって、減らす事そのものは歓迎して良いと思う。

だけど、こんな話はちょっとどうかと思う。

ガストドリンクバー、プラ製ストロー提供中止 年内めど

2018年8月16日21時58分
 ガストやバーミヤンといった飲食店を展開している「すかいらーくホールディングス」は16日、プラスチック製ストローの提供を2020年までに国内外の全店でやめることを明らかにした。

スタバ、プラスチック製ストローを廃止 2020年までに

2018年07月10日
米コーヒーチェーン大手スターバックスは9日、プラスチック製の使い捨てストローの使用を、2020年までに世界中の店舗で全廃すると発表した。微細なプラスチックごみによる環境汚染への懸念が高まっていることに対応した。
企業イメージを向上させるという戦略としては、こうした判断もありだとは思うんだけどもさ、海洋プラスチックの問題とは無関係だよね。
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こんな画像が出回って、感情的に「ストロー廃止!」とかいう流れになっているのかも知れないけれど、本質的には無関係だ。寧ろ「ゴミはゴミ箱へ」を強力に推進するのが正しい流れなのだ。



そして、本質的に河川に多量のゴミを捨てている国に対して大きな圧力をかけていくべきだろう。
それは、二酸化炭素排出の問題も一緒で、最大の二酸化炭素排出国に対して規制をかけないで、排出量の少ない国で「頑張ろう」とかやられても意味が無いわけだ。

なお、プラスチックゴミがマイクロ化して生物の体内に溜まり、海洋生物を殺したり、生体濃縮が起こったところで、人体に影響があるだろうか?これは、僕にとっても大きな疑問である。日々、プラスチック製のストローを咥えて、コップを使い、ご飯の容器も、包装も、下手したら箸すらプラスチックだ。ペットボトルの容器から直接飲んでいるし、ご飯をよそうしゃもじなどもプラスチックだったり、お椀もプラスチックだったりする。それが、まさか口の中には一切入らない、等と考える人はいないだろう。
他に、マーガリンなども食べるプラスチックなどと揶揄されているが、それで死んだ人を僕は知らない。
プラスチックに限らず、ゴミをゴミ箱に捨てない、或いは適切に燃やし、或いは処分しないことは問題だと思う。しかしそれは衛生的な観点から、或いは景観的な観点からの話。

ついでに、巨額の予算をつけて二酸化炭素排出規制を行っている日本で、その効果が出た、なんて話は聞かない。

まあ、その程度の話なんだな。



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コメント

  1. そもそも神社の杜を護る運動しているモノとしては何か一言なんですが……害がどんなもんか、きちんと明確にされない以上、言葉が出ません!
    何年か前に!世界のキッチンから秘境でサバイバルしてみせる
    元SAS軍人の冒険ショーで!
    何かと言うと(無人島で)漂流ペットボトルを利用するシーンがあるんで、そろそろ問題化するとは思ってました。
    にしてもねぇ……
    木霊様の指摘どうり、きちんと分別するのが先でして!
    それが出来ない途上国を締め上げるのが先でと想うのですね。
    現実論として!

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    返信
    1. 一番効果があるのは、なんなのか?と言う事を考えるべきだと思うのです。
      ただ、政治的に正しいか?とか、利権絡みの話を考えると、そう簡単に割り切れないんでしょうけれど。

      削除

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