アメリカ国境での不法移民に米兵が対応

メキシコとの国境に、例の暴徒が押しよせているようだ。

メキシコ国境の米兵、移民には警棒のみで対応 米国防長官

2018年11月22日 13:24
【11月22日 AFP】米国を目指す中米からの移民集団(キャラバン)の到着に供えて対メキシコ国境に配備された米軍兵士について、ジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官は21日、暴動を鎮圧するための介入はできるが、装備は警棒のみになると述べた。
 マティス長官によると、ホワイトハウス(White House )は米兵約5800人を国境に派遣し、米税関国境警備局(US Customs and Border Protection)の職員が攻撃された際に支援を提供できるよう備えている。

国境付近
このニュース、あまり報じられていない気がするが、「移民集団」とは名ばかりで、その実態は伺いしれない人々が押し掛けている。
その中には犯罪者も含まれているようで、いや、言ってみればパスポート無しでメキシコを超えてきたのだからほぼ全員が犯罪者である。そうした人々がアメリカで一体何をやる積もりだったのか?

国境で米軍に武器使用権限 移民集団暴動を警戒

2018.11.22 07:56
 米CNNテレビは21日、トランプ米大統領が、不法移民対策としてメキシコ国境に派遣した軍に対し、移民集団が暴動を起こして国境警備要員に危害を加える恐れがある場合、要員を保護するための武器使用権限を承認したと報じた。
~~略~~
国防総省に通達された覚書によると、軍は群衆の統制や一時的な身柄拘束などができる。これらの活動のために必要なら武器を示したり使ったりする権限も与えた。


流石に警棒だけでは不味いという事で、必要な武器の使用が許可される流れになっている。

トランプ氏に対してネガティブな記事となっているが、こちらの記事も読んでみるとおかしいところが一杯ある。

女子学生殺害事件を移民排斥に利用するトランプ「だから壁が必要なのだ」

2018年8月24日(金)15時00分
米アイオワ州の20歳の女子学生モリー・ティベッツが、行方不明になって34日後の今週、遺体で見つかったが、トランプが彼女の死を不法移民のせいにしていることに、批判が高まっている。
捜査当局は、メキシコからの不法移民とされるクリスティアン・リベラ(24)をティベッツ殺害の容疑者として拘束した。ドナルド・トランプ米大統領とホワイトハウスはすぐさまこれに飛びついた。ティベッツが帰らぬ人になったのは、移民関連法の不備と不十分な国境管理によるもので、「だからこそ国境の壁が必要なのだ」と、トランプは言った。
これに対して、ティベッツの親族の一人が事件の政治利用をやめるよう求めるなど批判が高まっている。


確かに、わざわざ移民が起こした犯罪をとりあげて、移民反対の民意を成長させようという意図があるのは事実だと思うが、不法に入国した人々がアメリカ国内で問題を起こしていることは事実なのである。

ただまあ、この件ではメキシコもかなり被害を被っている側面はある。

[メキシコ合衆国] メキシコ政府 米国の壁として中南米の不法移民の流入を阻止 3年間で約43万人を国外送還

2018年10月24日
一部報道が23日に伝えたところによると、メキシコ政府は2015年から2018年にかけて、中南米のグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルからの不法移民43万6,125人を国外送還したことが明らかになった。
その数は、米政府が送還した中南米の不法移民29万3,813人をはるかに超えており、メキシコが“米国の壁”の役割を担っていることが判明した。
迷惑な話だが、しかし、今回の移民の移動に関してはメキシコにナニカしろというのはなかなか酷な話。
2003
こんな感じで多数の人間が移動しているのである。警官を動員して移動させるにしても、移動手段など確保するのも困難である。
7000人?
いやはや。

そもそも、移民キャラバンとやらは衣食住をどうしているのか?その辺りもさっぱり報道されていない。
4000人も身分の分からない人間があちらこちらから集まってきていて、犯罪は起きないのだろうか?その辺りもハッキリしない。移動手段は?歩きだと言われているが、バスなど使っている形跡もあるようだ。
テント
テント2
全く同じテントが立ち並ぶ様子が写真におさめられているのだが、よく見ると赤十字のマークが付いているね。
トレーラートラックトレーラー2
どのような人物がこうした車を出しているのかはハッキリしないが、一部はこんな感じで人を運んでいるような感じのようだ。

ただ、少なくとも赤十字などの人道支援団体が手を貸しているのは確実である。
そして、そうした人道支援団体に金を出している人々がいるというのも事実ではあるが、少なくとも日本赤十字社のサイトにはその様な案内は無さそうだ。

ただ、多くのNGOが関与しているようで。

密着!移民集団“キャラバン” ~混乱のアメリカ・メキシコ国境では?~

2018年11月21日(水)
治安悪化や貧困による苦難を逃れ、ホンジュラスなど中米諸国からアメリカを目指す移民たちの集団「キャラバン」。出発から3週間以上が経過し、ついに国境の町、ティファナに第一陣が到着した。
NHKが不法入国キャラバンに密着取材しているようなのだが、案外、NHKも金を出しているんじゃ無いのか?
今回のキャラバンはどうやって始まったのか。きっかけの一つが、人々の間で拡散した、あるSNSの投稿でした。「危険な国を出て、アメリカを目指そう」と呼びかけたのは、移民を支援するNGOでした。
06
邪推はともかくとして、この不法入国キャラバンを扇動した連中がいたようだ。そりゃ、自然発生的にアメリカを目指す移民が出てくる訳は無いので、取材をすればもっとおかしな情報も出てくるのだろう。
集合場所や移動経路も逐一更新され、大勢の人たちがキャラバンに参加していきました。
明らかにフィクサーがいるとみるべきだ。
更に、犯罪に巻き込まれている人も多数いる雰囲気である。
鎌倉:私、一昨日(19日)までティファナで取材していたんですけれども、移民の人の中には、「すでにここに来るまでに多くの人が亡くなりました」「後ろにいた人が行方不明になった」というふうに話す人もいたんです。私たちのところにやって来ては、母国の深刻な状況を伝えてほしいと、本当に思いがあふれるように訴える人も多くて、一人一人の話を聞いていますと、この過酷なキャラバンの道のりや、待ち受ける難民申請の厳しさよりも、はるかに母国の生活のほうが想像を絶する悲惨な状況にあるんだと感じました。
「多くの人が亡くなりました」「後ろにいた人が行方不明」って、その人達、どうやって埋葬されて、誰が探すんだろう??
田中:移民キャラバン、現地で取材しますと、確認できただけで大きく4つのグループ、およそ1万人が今、アメリカを目指していることが分かりました。第1陣は、すでにアメリカの国境付近に到達しています。第2陣は、メキシコシティをたって、今、アメリカに向かう途中です。
体調を崩した人のために、医療チームによって薬が配布されていました。
医療スタッフ
「同じ人間です。彼らには今、支援が必要なのです。人間誰しも助けが必要な時があります。」

アリソン・カナレスさん
「国から逃れてきた私たちをすごく支えてくれています。どんなにつらくても、雨に打たれても、目的地にたどり着きます。」

目指す国境の街、ティファナでも移民を受け入れる準備が整えられていました。地元の自治体が、たどりついた人たちが屋内で休めるようマットを用意していました。


通り道になっているメキシコの人々にとっても、面倒なことになる。

報道ではトランプ氏を批難する論調が強い様だが、どうにもこの話、裏で手を引く人がいるように思う。
そして、それが誰の利益になっているのか?というと、アメリカの民主党である。

米国、不法移民の難民申請を禁止へ

2018年11月9日
米政府は8日、メキシコと接する米南部の国境から不法に入国した移民は難民資格を申請できないという新ルールを発表した。
マシュー・ウィテカー米司法長官代行とカーステン・ニールセン米国土安全保障長官は8日、共同で「暫定最終規定」として知られる新ルールを発表した。
新ルールでは、ドナルド・トランプ大統領が布告する入国制限に違反した全ての移民は難民申請ができなくなるという。
政府は声明で、トランプ大統領は「国益」のため移民受け入れを停止することができると主張した。


アメリカへの入国は条件が更に厳しくなっている中、「人道派」という人々が金を出すことで人々の命を危険に晒しているとしたら、それは本末転倒じゃ無いのかね?

トランプ氏の政策について、賛成できないものも多いが、この「移民キャラバン」なるものの筋はかなり悪い。
寧ろ、人道の為にはキャラバンを解体すべきと、主張すべきじゃないだろうか?
ホンジェラス人など、国に帰っても報われない人々がアメリカを目指しているという事情が説明されて同情する部分もあるが、その多くは経済的な理由からの移民だというから、10人に1人程度しか入国できない状況のようだ。

集団の一部が強行突破しようと…一時、国境が閉鎖

2018年11月20日 17時1分
 中米からアメリカへの移住を目指す集団が続々と集まるメキシコの北西部で集団の一部がアメリカとの国境を強行突破しようとしたため、国境の検問所が一時、閉鎖されました。
~~略~~
 検問所の周辺では国境警備隊が集結し、鉄条網が付いたブロックが設置されるなど緊張した状態になっています。


暴動に発展しなければ良いが、状況は良くないようだ。


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コメント

  1. アメリカにすりゃアメリカファースト、不法移民の母国の問題解決を移動先に求めるのはスジ違いであり人権団体が人権を問うのであればその母国に問うべきだ。 本質は違うが日本政府の「外国人労働者」受け入れに反対する、いずれアメリカのような移民問題・人種差別・人権問題・治安問題に発展し、営々として築き上げた上げた社会基盤(規範)が破壊され日本でありながら日本では無くなるであろう。

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    1. 「不法移民の母国の問題」というのはまさにその通りで、その国の問題は国内で解決すべき、というのが原則だと思います。アメリカは関係無いよね?
      そういう意味で、人権擁護のための救済措置というのにしても、無制限に受け入れるのは違いますし、そうすべきでもありません。トランプ氏のこれに関する判断はそういう意味でも非難出来ないと思っています。

      日本は、といいますと、ご指摘通り大量の難民が押しよせるリスクと、政府主導で「労働者」という名前の外国人を受け入れようとしています。いや、既に多数の外国人を受け入れていると言うべきでしょう。
      そうだとすると、「外国人労働者受け入れ拡大」ありきの現状の議論はおかしくて、上限設定など以ての外でして、先ずは、既にいる外国人とそれに対する制度ミスマッチを改善すべきでしょう。話はそれからなのです。

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  2. この画像を見て単純に恐怖を感じてしまうのは私だけでしょうか?
    この不法入国が通ってしまって世界的な運動になってしまったら…って考えただけでも恐ろしいです。

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    1. 恐怖を感じたからこその記事でありますので、多くの人がそう感じるんじゃ無いでしょうかね。
      国境というヤツは濫りに緩めると厄を呼び込みます。

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  3. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_32018年11月25日 13:59

    さすがに米国の法律は分からないので、日本の法律に当てはめて、軍事力の投入が正当かどうか考えてみます。
    自衛隊法を読んだ範囲では、「命令による治安出動(第七十八条)」「治安出動待機(第七十九条)」「要請による治安出動(第八十一条)」「自衛隊の施設等の警護出動(第八十一条の二)」に相当すると考えられます。
    この不法移民集団が銃火器で武装している可能性は十分にあると考えます(武装してないと考えるほうが不思議)。したがって、トランプ大統領が軍(連邦軍)を出動させることには妥当性があると考えます。
    注)州軍部隊は、当該州知事の命令が必要だったと思います(昔、連邦軍と州軍が対峙する事態があったはず)

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    1. もし、日本で起きたらという想定ならそれもありだろうけど、何故日本の法律でもってアメリカの運用を判断するのかな。
      日本の法律で正当か否かはアメリカ全く関係ないよ。

      今回の米軍の投入に関しては、法的根拠は憲法第2条第2節1項
      『大統領は、合衆国の陸軍及び海軍及び合衆国の兵役のため現に招請された各州の民兵の最高司令官である』
      この条文から連邦軍と州軍の最高司令官として米国土の防衛を命令したんでしょう。

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    2. 日本で発生した場合に、軍事力の投入ができるのか?というと、立て付けとしては出来るのでしょうねぇ。でもやれない気がします。

      米軍の投入に関しては、適法に行っている点は疑っていません。コメントに感謝。

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  4. 私の大好きなベネズエラに絡んでくるので少し解説。

    ホンジュラスのセラヤ元大統領は、2006年に大統領に就任。
    富裕な実業家出身であるセラヤは、本来、反米左派とは無関係の人物であり、ホンジュラス自体も伝統的親米国。(イラン・コントラ事件の頃のホンジュラスは、「米空母ホンジュラス号」とか「ペンタゴン共和国」と呼ばれていました。)
    ところが当時、南米ではベネズエラ・チャベス大統領の絶頂期であり、しかも原油高騰で世界中が原油確保にパニック(李明博くんの資源外交)になっていた時期です。
    そこでセラヤ政権も、他の南米諸国同様にチャベスに接近し、チャベスが提唱する米州ボリバル代替統合構想(反米構想)に参加。
    代わりに、石油を提供してもらう協定を結びます。
    国内政策も、最低賃金の引き上げや外資系企業弾圧など、左翼お約束の方向に突っ走ります。
    さらに憲法を改正して大統領任期を伸ばす動きを見せたため、親米派、特に軍部が不安を感じます。
    結果、2009年6月パジャマ姿のままセラヤは逮捕され、コスタリカに追放されました。
    当時の米国オバマ政権は、現サウジへの態度と同じで表面上は懸念しつつも、その後の選挙結果はすぐに承認しています。
    一方、チャベス旋風真っ盛りの南米諸国は反発し、選挙結果も認めませんでした。
    しかし、2011年にチャベスの癌治療が明らかになり影響力が低下、南米諸国はセラヤの追放解除と引き換えにホンジュラス現政権を承認します。
    セラヤは、2011年5月29日に帰国してリブレ党を設立、現在まで最大野党として活動しています。
    2013年、2017年の大統領選では、セラヤの妻カストロが立候補するも敗れており、一般的に野党が強いホンジュラスにおいて、党勢は衰退しつつあります。

    長くなりましたが、このセラヤのリブレ党の党員で元国会副議長バルトロ・フエンテスが、今回の大規模キャラバンの主催者です。
    このキャラバンを受け入れれば、二連敗中の反米リブレ党の存在感が増し、親米の現ホンジュラス・エルナンデス政権にとって打撃になります。
    よって、このキャラバンを、一般的な移民問題として扱うには疑問があり、むしろプロ市民たちで構成された反米デモが国境まで押し寄せてくると理解した方が分かりやすいと思います。

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    1. 詳しく解説頂きありがとうございます。

      セラヤ氏の話はあまり詳しい情報に行き当たらなかったのですが、アメリカもクリーンではありませんから裏取引をして恨まれるなんて事もあるのでしょうね。直接的かどうかは分かりませんが、トランプ政権就任後に絞られた中南米への支援、停止されることも視野に入れられているようなので、更に混乱を招くかもしれません。

      活動家のバルトロ・フエンテス氏の名前はあまり見かけませんが、検索したらサンデーモーニングで名前が出ていましたね。元国会議員という肩書きでしたが、今は活動家なのですね。逮捕のニュースなども伝えられていましたが、資金は一体どこから……?
      そして、それが分かっていて、一部で報じられていても、「可哀想な人々」を前面に押し出して報じるニュースって一体……?ま、まあ、キャラバンで移動している人々の多くは不幸な人達なんでしょうけれど、不幸のベクトルが違いまずよね。

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  5. 木霊さん、おはようございます。

    トランプ大統領の懸念というか、アメリカが目前に抱えている深刻なリスクですね。
    当事国じゃない国際社会は「人権優先」だとか言い出しそうですが、そもそも当事国は「難民を生んだ国そのもの」であり、その責任を度外視してアメリカを批判するなら秩序の維持を放棄しているのに等しい。

    でも、所詮他国の問題だと甘く考えてはダメな話で、これを日本に置き換えてみるとそのリスクの恐ろしさが理解できるんじゃないかな?

    万が一の朝鮮半島有事では国境に海というバリアがあるとはいえ、日本に同じ厄災が降りかかる怖れは十分にありますからね。
    絶望感から危険を承知でボロ漁船で日本海を渡ってでも、日本に殺到する難民の数やリスクは予想不能です。
    その中に武装した特殊工作員が紛れ込む可能性はほぼ100%でしょうし、それを識別する手段は絶望的なほど無いでしょう。

    去年だったか太郎ちゃん(麻生氏の方)が、「難民に紛れた武装集団を排除=射殺する論議が必要だ」と提示し問題になりましたが、もう冗談ではなくちゃんと立法化してでも日本の立場と対処法を明確にしておかないといけないと考えます。

    僕は米朝シンガポール会談は終わりの始まりだと思っていますんで、安倍ちゃんはしっかり見極めて最善の善後策を考えておくべきだと思いますから。

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    1. 上にも書きました日本が本当にアメリカみたいな立場に置かれたときに対処出来るかは、僕は疑問視しています。
      それこそ、麻生氏ではありませんが「射殺」は現実の話として受け入れ、その後、どうすべきかも含めて考えなければならないでしょう。立法化、という事も大切ですが、そうした世論形成が一番重要なのでは無いかと。

      そして、米朝会談は確かに「終わりの始まり」です、色んな意味で。日本にとっても支那にとっても韓国にとっても引き金は引かれてしまった。台湾も、他人事じゃ無くなっていますしね。

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