F35A、韓国に初配備の予定

おお、ニュースが出てこなかったのでどうなったのか?と思っていたら、ようやく出てきたねぇ。

ステルス機 韓国初配備へ=「F35A」2機が3月到着

2019.01.13 10:31
【ソウル聯合ニュース】韓国空軍が米防衛大手ロッキード・マーチンから昨年末に米現地で引き渡された最新鋭ステルス戦闘機「F35A」6機のうち2機が3月末に韓国に到着する。4~5月に実戦配備される予定。複数の韓国軍関係者が13日、明らかにした。

アメリカで韓国向けに作られたF35Aが韓国側に引き渡されたという話は聞いていたが、このニュースはその次の段階で、現地で引き渡されたF35Aが韓国に輸送されて、配備されるという事になるはずだ。
3月末には韓国入りねぇ……。

日本に配備されるF35Aは2018年5月段階で7機体制に、2018年中には追加で3機が配備される予定だったので、現段階で10機が自衛隊に配備されているハズである。詳しい事はハッキリしないが。
韓国はそれに遅れて配備される話となって、多分悔しい想いをしているんじゃないか。
 韓国がステルス戦闘機を保有するのは初めて。韓国政府は2014年3月に同機40機を7兆4000億ウォン(現在のレートで約7200億円)で購入することを決定した。年内に10機程度が戦力化され、21年までに40機全てが実戦配備されるという。
それで、2019年中に急いで10機調達する予定なんだそうで。何をそんなに急いでいるんだろうか……。

アメリカで飛行訓練をやっている韓国軍人パイロットがいるので、それなりには飛ばせると思うけれど来年中に10機程度戦力化出来るのかといわれると、なかなか難しいんじゃないかな?だって、整備体制すら整っていないと思うんだが。

え?それは他国で整備するから大丈夫だ?
あ、ソウナンデスカ。
敵のレーダーに捕捉されないステルス能力を備えており、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対抗して韓国軍が構築を進める防衛・反撃システムの一つ、「戦略標的攻撃」の中核戦力に位置づけられる。
へー、「敵のレーダー」って、北朝鮮がまともなレーダー持っていて、西側の航空戦力に対して反撃できるとは思えないんだけど、そこの所はどうなのかな。
そして、「北朝鮮の核・ミサイル脅威に対抗」ってステルス戦闘機で対抗力を構築できるとも考えにくい。

そもそも、先日こんな発表をしたばっかりなんだけどさ。

「韓国型3軸体系」の名称、歴史の中に消える

登録:2019-01-11 06:10 修正:2019-01-11 08:06
 国防部が北朝鮮の核と大量破壊兵器の脅威に対応するための核心戦略として掲げてきた「韓国型3軸体系」(3K)という言葉が、歴史の中に消える。国防部は10日、「韓国型3軸体系」という用語を、戦略的抑止能力を強化するための「核・WMD(大量破壊兵器)対応体系」に変更すると発表した。
看板の掛け替えだけで意味ねーという報道ではあったのだけれど、そもそも3軸体系というのがまた意味不明な戦略なのだ。
 韓国型3軸体系は、北朝鮮の核・ミサイル発射の兆しを探知し先制攻撃する「キルチェーン」▽核・ミサイルが発射された後、空中で迎撃ミサイルを通じて防御する韓国型ミサイル防御(KAMD)▽核・ミサイルで攻撃を受けた後、容赦なく報復する大量反撃報復(KMPR)で構成されている。
一応、「先制攻撃」「迎撃態勢」「報復措置」の3つで構成される概念だって事になっていて、多分、ステルス戦闘機で意味があるのは先制攻撃か報復措置という事になるだろうと思う。
 北朝鮮の核・ミサイル発射の兆候を探知し、先制攻撃する1軸の「キルチェーン」(Kill Chain)は「戦略的打撃」に変わる。2軸の韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)は「韓国型ミサイル防衛」に名称を変えることにした。核・ミサイルで攻撃を受けた後、容赦なく報復する3軸の「大量反撃報復」(KMPR)は「圧倒的対応」に代替される。ハンギョレは先月9日、文在寅(ムン・ジェイン)政権の新国防基本計画で3軸体系の名称が変更されると報道した。
名称変更が、
  • キルチェーン → 戦略的打撃
  • 韓国型ミサイル防衛システム → 韓国型ミサイル防御
  • 大量反撃報復 → 圧倒的対応
となると報道されているけれど、どちらの名称も分かりにくいが、より分かりにくくなった印象である。

韓国国防部、キルチェーンなどの構築を2020年代前半に前倒し

登録:2017-04-15 00:12 修正:2017-04-15 10:11
 軍当局が北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するための軍事的能力を2020年代序盤までに繰り上げて構築することにした。
去年は前倒ししてさっさと構築するぜ!みたいな話だった。
そして、この記事では「キルチェーン」では、「偵察衛星4~5基を外国から借りて北朝鮮を監視」して、攻撃が必要となったら「複合誘導爆弾や玄武2弾道ミサイル、玄武3巡航ミサイル、タウルス空対地ミサイルなど」で先制攻撃をするとされている。

このタウルスを放つのが戦闘機の役目なのだが、撃つだけならばKF-16やらF-15Kなどに任せれば良い。タウルスはF35Aに装備できるかはハッキリしないが、全長が5.1mもあるミサイルなので、少なくともウェポンベイに納めるのは難しいだろう。



ウェポンベイに納められないのであるならば、ステルス戦闘機で出撃する意味は薄れてしまう。そもそも北朝鮮のレーダー設備はお粗末だと言われているので、寧ろF-15Kとかを出撃させた方がメリットが大きいと思うのだ。

だとすると、複合誘導弾として保有しているJDAMの方が候補に考えられるが、韓国ではGPSをアメリカに頼っていて、民生のGPSしか使えないという情けない時代があったので(一部は解除されていると噂されている)精密な爆撃が出来るか?という点には不安が残る。
目の機能のない状態でステルス戦闘機で爆撃する意味はあまりない。

では、大量反撃報復としてはどうか?とは思うのだけれど、これだってミサイルがメインで考えられているだろうから。ステルス戦闘機を持ち出す意味がよく分からない。



ランキングへの応援クリックよろしく!
にほんブログ村 ニュースブログ ニュース批評へ

コメント

  1. 2015年に鳴り物入りで開設されたボーイング社のMROセンタも、今年閉鎖の予定だそうで、かの国の戦闘機の稼働率っていかがなものなんでしょうね。

    返信削除
    返信
    1. この情報、しっかり把握していませんでした。最新の記事で扱わせて頂きました。情報提供頂き、ありがとうございました。

      戦闘機の稼働率は4割を切るなんて話も聞きますから、散々な状況であるのは事実のようですよ。
      共食い整備が恒常化する国ですから、戦闘機は保有数の半分くらいと考えておくべきのように思いますよ。

      削除
  2. 日本が買うのでウリも欲しいニダ!・・・・が真相ではないでしょうか。
    ステルス機はそのステルス性維持の為繊細な整備が必要らしいですが最新鋭装備の維持管理の苦手な韓国軍にどこまで維持出来るのか甚だ疑問です。
    とにかく数を揃える為に値切りに値切っていたので予備エンジンや補修パーツもろくに揃えていなかった様な?

    返信削除
    返信
    1. 真相なんでしょうねぇ……。

      F35AはF22Aに比べて整備が簡単になっているとも言われていますが、しかし、整備を自国出来ないというのがそもそも致命的な話だと思いますよ。維持管理はF-15KやKF-16以上に悲惨な状況になるのかと。

      過去の記事に言及していますが、予備エンジンはケチっていますし、補修パーツどころか兵器すらスリム化しちゃってイマス。
      続報に期待ですね。

      削除
    2. 木霊さん・電気屋さん、横からレス失礼いたします。

      >日本が買うのでウリも欲しいニダ!・・・・が真相ではないでしょうか。
      >過去の記事に言及していますが、予備エンジンはケチっていますし、補修パーツどころか兵器すらスリム化しちゃってイマス。

      実戦運用可能になるまでまだまだ紆余曲折がありそうで、次のお笑いネタが楽しみでもありますね。(笑)

      日本は火器管制レーダー照射事案の根本理由として、「国連決議違反の瀬取り疑惑」を安保理に提出する動きがありますが、アメリカとしても今は非常にマズい展開なんじゃないかな?
      そうなった時、これを理由にF-35Aの引き渡しにストップが掛かるかは判りませんが、一番簡単で判りやすい制裁だとも思うんですよね。
      瀬取り疑惑が真実なら「生産中のF-35Aの引き渡しを無期限で凍結し、その間ロッキードが被る被害額を請求し=支払い済みの契約金から差し引く。」
      また、「最新鋭兵器の供与は白紙に戻し、相応の違約金を利子をつけて請求する。」と出てくれれば面白い!!

      F-35Aの取得費用の何割かは前払いされているはずなんで、すべて差し押さえ没収の上で高額の違約金まで請求され、肝心の機体もすべて受け取れない...、つまり南朝鮮の丸損って事になって欲しいもんです。(笑)
      安倍ちゃんはトランプ大統領に「瀬取り疑惑の安保理提訴」でブラフを掛け、日本に有利な国際世論造りに励んでくれたら嬉しい。
      生産中のF-35Aは100機追加決定ですから、南朝鮮分はちゃっかりと前倒しして日本がいただくってのはどうでしょう?

      同じ同盟でも日米同盟はインド太平洋安全保障(東南アジアまで巻き込む)と、中東への派遣拠点で南朝鮮との同盟とは価値と意味が違い過ぎます。

      何度も書いていますが現代戦ではミサイル攻防が主となりますから、日本と朝鮮半島は日本海を挟んでいる地政学上、南朝鮮の存在理由は北朝鮮の非核化が実現すればアメリカにとって無価値というか、無駄な防衛費としかなりません=つまり在韓米軍撤収です。
      仮に支那が朝鮮半島を支配する最悪のシナリオとなったとしても、台湾を含む東シナ海&南シナ海に軍事力を展開すれば(日本は対馬海峡死守)、支那だって簡単に日本海を渡ってこれないと予想しています。

      貴重で莫大な予算を喰う軍事資産である在韓米軍をこの地域に、「再編して効率よく分散配備する」というのが支那を牽制する一番の戦略じゃないかな?
      これにイギリス・フランスも加わる環境が整いつつありますから、ABFJI+オーストラリアを加えた包囲網で対抗する。

      その際、米韓同盟は形だけ維持して、稼働したばかりのハンフリーズ基地を治外法権化し、半島有事(アメリカの北爆による核設備破壊作戦)に備え、国連のPKO部隊に移譲する策が打てれば支那進出の防波堤になります。
      北爆のシナリオは第二回米朝会談の妥結内容次第、北朝鮮が嘘の申告をした時こそアメリカが国際的な建前を得るチャンスでもあります。(その時に南朝鮮は首都ソウルさえ守れるかどうかの大混乱となるでしょう)

      削除
    3. 追加です。

      防衛省が公開した映像は全てじゃないはずなんですよね、当然ここに至る前後の映像が記録されているはず。
      前段階では南朝鮮の艦船が北朝鮮漁船に接近した時系列で判定可能な部分(レーダーや衛星画像を含む)、後段階では撤収する際の映像=つまり北朝鮮漁船のどの様に曳航したのか南朝鮮艦のその後の詳細な動きに関する動画です。

      救助行動ではない決定的な証拠は掴んでいて、実は未だ公開されていないんじゃないかなァ~?
      その動機は北朝鮮の非核化交渉直前という事案を最優先し、日米同盟と米韓同盟に配慮して一般公開を控えたとしか思えません。(今もこれが最大のネックになっている)
      菅氏や岩屋氏が「すでにアメリカに情報を提供し共有している」という、抑え気味の牽制発言がありますが、共有どころか日米は詳細な分析と瀬取り確定の動かぬ証拠を握っているはず。

      20日に救助したという船員をたった2日後に北へ送り返したんですが、この慌てぶりは尋常じゃありませんよね。(すでに口塞ぎされてこの世にいないかも?)

      日米にケツの穴を開いてまで完全に晒し無茶苦茶恥ずかしィはずなのに、さらに見苦しい難癖をつけて言い逃れできると考えているのなら、日本は本当にトコトン舐められていますよ。

      削除
  3. 半島統一後は、史上まれに見る、同型の最新鋭機同士の空戦が見れるでしょう。
    漁夫の利は赤軍側が得るばかりなり。

    返信削除
    返信
    1. いや、そうなる前に米国が恐らく仕込んであるであろうロジックボムで、使い物にならなくしそうな気もするけど・・・・。
      どうなんだろうか?

      削除
    2. おっといけない!
      韓国軍の伝統芸能、共食い整備を考慮してなかった。(笑)
      まぁ、それで半分程使い物にならなくなったところでレッドチーム入り確実となった途端に米国にロジックボムを起動されて全滅してそうではある。
      果たしてどうなることやら・・・・。

      削除
    3. 同型の最新鋭機同士の空戦ですか……。
      アメリカとしては、データがとれてにんまりという事になる可能性もありますね。

      削除
  4. でも、上朝鮮に占領されて、馬鹿文は将軍様に献上するんでしょ。
    将軍様は1機をキンペーちゃんに貢物として、残りは露助に売って
    石油貰うのかな?

    返信削除
    返信
    1. ムン君は北のエージェントなので、そういう観点からすれば実に優秀だと思いますよ。
      たった2年で韓国経済を建て直し不可能な所まで破壊した上で、米韓関係、日韓関係を修復不能に追い込んだのですから。まさに、プロの手腕です。

      F35Aの引き渡しについては、「待った」がかかる可能性はあるので、今のところは静観の構えです。アメリカから持ち出せなくなったら笑うしかありませんよね。しかし、その可能性が十分に出てきたところが恐ろしい話であります。

      削除
  5. 在日Kではありますが、今後アメリカは軍議機密漏洩の観点から
    韓国に先端武器供与を渋りそうですよね。その兆候は感じられますか?

    返信削除
    返信
    1. 対韓国でアメリカが軍事機密漏洩の観点から最先端武器の供与を渋る、というのは、今に始まったことでは無いので、十分に今後もありうると思います。
      ただ、「兆候」に関しては、特別な兆候を感じてはいない状況で、その辺りも気にしてニュースを追いかけていきたいと思いますよ。

      削除
  6. もはや敵国と言える南朝鮮にいくら契約済のビッグビジネスとはいえ、アメリカも何考えているのか判りませんよねェ~。
    難航していた「米韓おもいやり予算」が近日中に解決するかもというニュースがありましたが、トランプ大統領お得意のディール成功自画自賛があるんじゃないかと穿った見方を、どうしても想像してしまいますよ。
    「おもいやり予算要求を無条件で呑むから、日本に負けたくないF-35Aだけは早く欲しいニダ!!」という、南朝鮮の反日メンタルの純粋な結晶とトランプ大統領の損得勘定と思えば納得できますから。(苦笑)
    他の方達もF-35Aの機密流出リスクをご指摘されていましたが、ソフトでロジックボムの仕込みはともかく少なくともモンキーモデルであって欲しいもんです。

    ボーイングの南朝鮮MROが一方的に撤退するニュースとほぼ同時に、経産省と商用機ですが3大技術協力で合意した模様です。
    退役予定のF-15J/DJでライセンス生産とはいえ、100機程度は延命措置でまだまだ運用するわけで、戦闘機分野へ拡大も(ボーイングに委託する)視野にあるのかなと期待していますが、この契約や南朝鮮MRO徹底が無関係なのかどうか興味深々なんですよねぇ~。

    それにしても3年ちょっとで南朝鮮のMRO徹底を決めたボーイングの思惑に興味が尽きません。
    本格的な第二段階に移る前ですら、現地の雇用創出にはまったく貢献していなかったそうで、アメリカ本国の出向社員で稼働していた様ですから、そもそも採算面でつり合いの取れる仕事量があったのかが大きな疑問ですね。
    60機程度のF-15KパーツのM(メンテナス)&R(修理)&O(オーバーホール)が主体だったけど、実は行ってみたら共喰い整備と保全不良のおかげでパーツは修復不可能なものばかりで仕事にならなかった...、なんて寒すぎるお笑いな事実が後から出てきそう。(笑)

    返信削除
    返信
    1. コレに関して、流石に未だに同盟国であるという看板がありますので、アメリカも露骨に拒否が出来ないというのが現状なのでしょう。
      米韓の予算については、いつも揉めるのでそれほど気にする話では無いと思っていますが、何処まで韓国が譲歩したか、或いはしなかったのかは、注意すべき無い様だと思います。

      ボーイングの技術協力の話はこの記事ですかね。
      https://www.aviationwire.jp/archives/164640

      韓国のMROに関する話は記事にしてみましたが、ご指摘の点までフォローできていないので、もうちょっと精査したいところ。続報があればまた追記いたします。

      削除

コメントを投稿

お気軽にコメントを!ハンドルネームは面倒でもお願いします。